手っ取り早く、国別でおいしいコーヒー豆を知りたい方へ
今回の記事を捧げます。
選ぶのがメンドウ・・・。
誰かおいしい豆を国別で教えて。
いまでは国別ではなく農園ごと、いや、
・農園の区画
・品種
・生産方法
で分かれて販売されるようにもなってます。
コーヒーの種類はもはや無限といって良いでしょう。
そこで、本当に美味しいコーヒー豆を国ごとにひとつだけピックアップしました。
コーヒーは値段の安さが命!という方はブラウザバック推奨です。
本当においしいコーヒーを飲みたいという方は、このまま読み進めて下さい。

本記事を書くにあたり、ネット上のコーヒー豆通販ランキングをひととおり見てみました。
結果、ステマだらけでヒドイものでした(笑)。
私は仕事柄、網羅的に各国の豆のサンプルを取り寄せ試飲しています。
その経験から、自信をもってオススメできるコーヒー豆を生産国ごとにひとつずつピックアップしました。
リアルの実店舗だと1つの店舗で各国の最高の豆が揃うことは不可能に近いです。
しかしネットのお取り寄せなら、スマホひとつで各国の最高の豆を取り寄せることができます。
この記事を読めば、そんな贅沢なコーヒーのラインナップを楽しめます。
最高の豆をピックアップしたため、購入できるショップのリンク先が豆ごとにバラバラとなっております。
あらかじめご了承下さい。

コーヒー豆 国別おすすめ銘柄

ブラジル
プレミアム ショコラ
アフロおすすめ度
石光商事という商社が輸入していますが、大ヒット商品となりました。
最初飲んだときは、こんなチョコレート系フレーバーのブラジルがあるのか、と驚いた記憶があります。
甘みに特徴があり、どなたでもおいしいと思える味です。
<<amazonでプレミアムショコラをcheck
コロンビア
ピンクブルボン
アフロおすすめ度
コロンビアといったらエメラルドマウンテンが有名ですが、こちらのピンクブルボンを私はおすすめします。
ブルボン種という甘み豊かな品種のから突然変異でうまれた品種です。
実が熟すとピンクになります。稀少価値が高い豆です。
トロピカルフルーツのような甘みとフルーティさが特徴。
ゲイシャ種に負けない強烈な個性を持ちます。
お値段が高いのがマイナスポイント。
<<楽天でピンクブルボンをcheck
パナマ
ラ・エスメラルダ農園 ゲイシャ
アフロおすすめ度
最近は有名になり、マニアでなくても知っていたりしますね。
世界最高の農園から生産される、世界最高にフルーティなコーヒー。
もはやこれはコーヒーではなく、ジュースですね。
口に含んだ瞬間から、強烈な風味がはじけて一気に鼻へ駆け抜けます。
フルーティさもここに極まりました。
ただ、最近はエスメラルダ農園も区画を拡げすぎたらしく、モノによってはハズレがあることも。
<<amazonでエスメラルダゲイシャをcheck
エルサルバドル
ラ・フィンコナ農園 パカマラ カップオブエクセレンス
アフロおすすめ度
カップオブエクセレンスという生産国ごとのコンテストがあり、入賞した豆です。
値段が高騰しがちなので、この値段で飲めるのはラッキーかもしれません。
生産が難しいパカマラという品種。
アプリコットのような熟した甘みが特徴です。
<<ラ・フィンコナ農園パカマラをcheck
ニカラグア
ニカラグア サンホセ農園 ジャバニカ ウォッシュド
アフロおすすめ度
インドネシアのコピルワクはご存じでしょうか?
ジャコウネコのうんちから採取されるコーヒーです。
その地域のコーヒーの木を、インドネシアからニカラグアに移植されたコーヒーがこちらです。
ジャバニカという品種ですが、名前の由来はジャワです。
細長いカタチが特徴で、後味には甘みしか感じません。
浅煎りでも酸味はきつくなく、とてもマイルドで飲み易いです。
<<amazonでニカラグア ジャバニカをcheck
コスタリカ
レッドハニー
アフロおすすめ度
コスタリカと言えば、イエローハニーやレッドハニーですね。
果肉をつけたまま乾燥させ、豆にコーヒーチェリーの風味を強く植え付けます。
レッドハニーは管理が難しく小ロット生産なので、数が限られていてすぐに売り切れになりがちです。
ガンボア農園が品質が安定して良いですが、あまり見かけません。
他のいろいろな農園からも出てますので、見つけたらぜひ飲んでいただきたいです。
<<amazonでレッドハニーをcheck
グアテマラ
エルインヘルト農園
アフロおすすめ度
グアテマラは北部ウエウエテナンゴ地区がおすすめです。
こちらの地域は標高が高く、しっかりとした重い酸があります。
やや深煎りにすることで、その酸が豊かなコクに変化します。
グアテマラNo.1農園と名高いエルインヘルト農園も、この地区にあります。
トップクオリティがこの値段は、かなりお得。
<<グアテマラ エルインヘルト農園をcheck

インドネシア
マンデリンSG Taboo
アフロおすすめ度
インドネシアは何と言ってもマンデリンですね。日本では圧倒的な知名度です。
しかし、最近は本来マンデリンが持つ風味が無いものがほとんどになりました。哀しいことです。
某有名チェーンでは「アーシーな」といってマンデリンの風味を表現していますが、私に言わせれば地雷です。
スマトラ島北部のリントンという地域は、いまや数少ない香り高い本物のマンデリンを生産しています。
タンザニア
クラシック キリマンジャロ
アフロおすすめ度
古き良きキリマンジャロを復活させるプロジェクト。
キリマンジャロは山ろくで、標高の高い地区限定で、しかも伝統的な製法での生産にこだわったロットです。
本物のキリマンジャロがここに復活。
※ネットの信頼できるお店で取り扱いが見つかりませんでした。
ケニア
ニエリ地区 ワチュリファクトリー
アフロおすすめ度
ケニア産は柑橘系の風味が多く味が軽いです。
そのなかで、こちらのワチュリファクトリーはカシスやベリーを思わせる濃厚な風味。
このような高品質のケニアは日本にあまり入ってきません。
「大当たり」のケニアです。
<<ケニア ワチュファクトリーをcheck
エチオピア
モカイルガチェフェ コンガG1
アフロおすすめ度
エチオピアといえばイルガチェフェ。
地域の名前ですが、世界的に評判が高くブランド化してます。
ただ、イルガチェフェといってもピンキリです。風味のない地雷のようなものの方がたくさん出まわってます。
「モカ イルガチェフェ」としか記載されずに販売されているものは疑ったほうがいいですね。
「G1」と、たとえ最上級グレードの記載があっても、美味しくないものは多いです。
最高のイルガチェフェは何か意見が分かれるところですが、私はこの「コンガ」推しです。
ナチュラル精製は特におすすめ。「別格」のイルガチェフェです。
浅煎りだと甘いベリー系の風味。やや強く煎ると赤ワインのような熟成された風味です。
タイミングが悪いと市場では枯渇するので、買えないことが多いです。その場合、コンガではなくコチャレで代用しましょう。
まとめ のようなもの

私の店では毎年各国の豆をできるかぎり取り寄せ、試飲しています。
その中で感じるのは、値段に見合わない地雷のようなコーヒーが多いこと。
知名度がある豆でも、農園が違えば風味が全く違うことが多いです。
今回はネットで買える各国最高の豆をご紹介しました。
あくまで私の個人的な好みが色濃く反映されているものではありますが、参考になれば嬉しいです。
今回は以上となります。
ありがとうございました。
