そして、ネットショップでの販売にも力を入れたい。
素人でも、本格的でかっこいいHPとネットショップを作れないかな・・・。
この記事を読むと、
- Wixではどんなことができるか？
- どのくらい費用がかかるのか？
- 他のサービスと比較してどう違うか？
- Wixのメリットとデメリット
- WixでのHPやネットショップの作り方
などがお分かりいただけます。
世界No.1ユーザー数の、お店のホームページとネットショップを一括で作れるサービス、»Wixをはじめる
Wixは、本気でビジネスに取り組む人向けかもしれない
結論から言います。
Wixを使うべき人は、
- 費用を抑えつつ、ホームページとショッピングサイトを一括で作りたい。
- 細部までカスタマイズして、こだわりのサイトを作りたい。
- マーケティングやSEO対策まで、将来的には多機能を使いこなしたい。
- 初心者でHP作成は初めてだけど、色々頑張りたい。
という人におすすめです。
特に最後。
「色々頑張りたい」
という意欲が大事です。
Wixは、世界でNo.1のユーザー数を誇るだけに、機能が本当に豊富。
他の追随を許しません。
本気でサイト作成に取り組みたい方にとっては、頼もしい味方となります。
とは言え、多機能過ぎて、慣れるのに時間がかかります。
いじれたり、調節できたりするポイントが無限にあるからです。
初めての方は、最初は使う機能を制限していかないと、情報量の多さに戸惑うことになりがちです。
なので、
「初心者だけど、色々と頑張りたい人向け」
のサービスだと思います。
WixをJimdoやBASEを比較してみると・・
HPやショッピングサイトの作成サービスは、Wix以外にも色々あります。
BASE
、ジンドゥー(Jimdo)
などが有名ですね。
BASEは、特にショッピング機能に特化したサービスです。
お店のホームページの機能としては、やや弱いかもしれません。
国内発のサービスだけあって、日本人にとってはとても使いやすいサイトです。
月額固定料金もかからないプランがあり、月商数万円程度の副業にも向いています。
ジンドゥーは、より直接的にWixの競合サービスです。
ホームページもショッピング機能も、充実しています。
Wixと比べると、より簡単で初心者に適しています。
その代わり、カスタマイズの自由度や機能面で、やや劣ります。
Wixは、全部の機能がまんべんなく強いですが、ただし使いこなす難易度がやや高め。
そんな印象があります。
使い勝手がFacebookっぽいんですよね。
超多機能だけど、最初の心理的ハードルがやや高い、みたいな感じです。
料金・コストに関しては、ネットショップの決済手数料やプランの割引サービスなどを考えると、どれも結局一緒かな、と思いました。
ざっくりと、月商で10万円以下ならBASE。
10万円以上狙うのであれば、WixやJimdoの方がコスパは良いです。
サービス比較を私なりに図にすると、以下のようになります。
結局は、何を重視するかですよね。
Wixでネットショップ運用にかかる料金・費用
Wixでショッピング機能を使う為には、プレミアムプランの加入が必須です。
（最低限、ホームページ機能だけを独自ドメインで使いたい！という場合は、ベーシックプランで月900円です。）
プレミアムプランにも3つのタイプがありまして、一番安いビジネスプランが月額1,800円。
・ショッピング機能
・独自ドメイン
・Wixロゴ非表示
・カスタマーサポート
などなど、最低限は欲しい機能が全て使えます。
おすすめは「ビジネスプラスプラン」
ただし、その上のビジネスプラスプランが割引をやっていたりします。
基本月額2,700円ですが、1年間50％OFFになり、月額1,350円。
「ビジネス」も「ビジネスプラス」も、使える機能は基本一緒。
ただ、データ容量やサブスク販売、分析機能などの細かい部分の拡充に差があります。
ビジネスプラスの機能まで要らないと分かれば、1年後にグレードダウンすれば良いです。
※ただし、キャンペーンが終了している可能性もあります。
Wixショッピングの決済手数料
Wixのショッピングサイトでは、決済手段としてStripeやPayPalを使用します。
クレカ決済は、Stripe利用になります。
決済手数料は3.6%。
月額固定費用はありません。
ストライプとは、世界最大手のインターネット決済サービスの提供者です。
多くの大企業が導入しており、WixのライバルのJimdoも導入しています。
3.6%という手数料は、業界最低水準です。
これは、10,000円の売り上げがあった場合、360円を手数料として支払う仕組みです。
BASEは6.6%＋40円ですので、売上規模によっては、コストに差が出ます。
仮に10万円の売上があがった場合の決済手数料は・・・
WixやJimdoは3,600円。
BASEは6,600円＋（40円×客数）。
結果として3,000円以上の差が出ます。
WixやJimdoは月額のプラン料金が別途かかりますが、それを考えても安くなります。
それ以上ならWixやJimdoが、コスト的にお得と言えます。
Wixで独自ドメインはどう使う？
Wixのビジネスプラン以上では、独自ドメインが1年間無料で使えます。
Wixの管理画面内でドメインの取得が可能で、とても簡単に自分だけのオリジナルドメインを持つことができます。
2年目以降はドメインの種類にもよりますが、年間数百円〜数千円の費用感です。
人気のドメインほど高くなる傾向があります。
ドメインとは、「○○.com」のような、インターネット上の住所のことです。
私のこのブログは、「afroaster.com」というドメイン名です。
無料プランだと独自ドメインではなく、「○○.wixsite.com/」のように、wixのドメインを使うことになります。
（○○の部分は、自分で決められます。）
独自ドメインの方が、
・ちゃんとしたお店として信頼感がある
・Google検索の対策として有効
という利点があります。
現在、既にオリジナルドメインを持っている人でも、繋げてそれを活用することも可能。
また、「お名前.com」のように、別サービスでドメインを契約しても大丈夫です。
繋げる方法は、Wixの管理画面で指示どおりにやればできますので、素人でも大丈夫です。
Wixでネットショップ機能を使うメリットとデメリット
それでは最後に、Wixのビジネスプラン以上を利用し、ネットショップ機能を利用するメリットとデメリットを解説します。
それらを比較してみての、個人的な見解となります。
Wixでネットショップを作成するメリット
メリットとしては、明確に3つあります。
- 充実したホームページとネットショップを一括で作成できること
- 自由度が高く、細かくカスタマイズできることで、完全オリジナルのプロっぽいサイトになること
- できないことを探すことが難しいほど、多機能であること
素人でも、頑張ればセミプロレベルのHPとネットショップが作れますし、マーケティングにも強いです。
サイトは作っただけでは終わりではなく、そこからが始まり。
売り上げを伸ばす為の機能が充実しているのは、長い目で見て非常にプラスです。
Wixでネットショップを作成するデメリット
デメリットは、ふたつあります。
ただし、それが若干大きめ。
長所の裏返しでもあるんですが・・。
それは、
- カスタマイズの自由度が高いので、操作に慣れるのに時間がかかること
- 多機能過ぎて収集がつかず、難しく感じてしまうこと
ということ。
本当に自由度が高い。
文字や画像の位置、色や大きさなど、相当細かく調整できます。
最終的には直感的に操作できるようになるのですが、当初は
みたいなことの連続でした。
あとは、機能が本当に多い！
最近のFacebookと似ています。
機能が多過ぎて、そのほとんどを誰も使いこなせていない、みたいな・・・。
（対してBASEは、昔のmixiのように使いやすいです。）
もちろん、プロとして売り上げ作りに真剣に取り組むのであれば、必要な機能たちです。
なので、本気の人にはありがたい。
しかし、省エネで取り組みたい人にとっては、ややしんどいかもしれません。
一方、ネット上の一部の評価では、
「Wixは重くてストレスを感じる」
という評判があるようですが、私は特にはストレスに感じませんでした。
Wixネットショップの使い方を簡単に解説します。
ここからは、具体的にWixでネットショップを作成する手順をご紹介します。
画面の指示通りにやっていけば、大体作れますので。
ですので、主に初心者が分かりにくいポイントや、つまづきやすいポイントを解説します。
まず、Wixにて自サイトを開設する
それでは、実際にアカウント作ってみましょう。
トップページの「今すぐはじめる」から進めていきます。
ここからしばらくは、画面の指示通りに進めていきます。
まず最初に迷うのが、業種（カテゴリー）の選択。
カフェやコーヒーで検索できます。
仮に「コーヒー」で検索すると・・・
「コーヒーショップ」がありました。
コーヒー専門店ならば、これにしておけば間違いないかと。
どんどん進めていきます。
次に、お！？となるのが、機能選択です。
色々と機能が付けられます。
ただし、最初から欲張り過ぎると、大変です。
それだけサイト作成の手間がかかりますし、必要な写真画像の準備も大変です。
必要に応じて後からでも、機能の追加は可能です。
- メニュー
- ネットショップ
- フォーム
以上があれば、とりあえずは大丈夫かと思います。
ここらあたりで、アップグレード割引の案内が出てくるかもです。
ここでビジネスプラスを選択すると、1年間半額になりますので、大変お得です。
しかし、今やらなくても大丈夫。
サイトがある程度出来上がってからプランのアップグレードをしても、遅くはありません。
（とは言え、割引キャンペーンは期間が限られてますのでご注意ください。）
超基本的な設定が終わると、サイトの管理画面になります。
しかしここでも、表示されている通り、上から順番にこなしていけばOK。
「メニューを作成」では、画像が必要になります。
サイトやネットショップの構築では、写真が非常に重要です。
デザイン的にも必要ですし、メニューや販売画面においても必要です。
ですので、写真素材をたくさん用意しておきましょう。
「決済方法を設定」では、Stripeの決済システムを利用することになります。
Stripeのアカウントを持っていなければ、画面の指示にしたがってアカウントを作成しに行きましょう。
Paypalも選択できますが、圧倒的にStripeを使ってのクレカ決済の方が重要です。
「ウェブサイトをデザインする」は、取り組み出すと、沼です。
キリがなく、無限に時間を消費します。
ですので、デザインをいじるのは最低限にとどめ、まずは全体を進めると良いかと思います。
最初は分かり難いですが、調整したい箇所を直接クリックすると、カスタムメニューが出てきます。
すぐに慣れるかと思います。
Wixのネットショップ機能を利用する
それでは、ネットショップ機能を利用していきます。
「ネット注文を設定」や、左側メニューバーの「ストア商品」から、入力ができます。
まずは「商品登録」ですね。
名前や商品説明、価格やバリエーションを決めていきます。
「商品オプション」から、豆や粉の選択、ロースト度合いの選択などを設定することができます。
必要に応じて、付け加えていきましょう。
コーヒーの豆売りにも、万全に対応できる機能は備わっています。
ちなみにですが、レストランの予約機能「ブッキングサービス」を応用して、「コーヒーの焙煎予約」のシステムを作ることも可能です。
お客様は、商品選択して好きな日時を指定することができます。
新鮮な豆をお届けしたいお店には、ありがたい機能ですね。
お店のホームページとネットショップが完成！
こんな感じで、ひとつひとつ進めていくと、気がつけばサイトが出来上がっています。
私が実験的に作ったサイトを公開したいところですが、注文をされても対応できませんw
また、いつまで公開できるか分からないために、画像でのご紹介にとどめます。
私が作ったサイトはこちらです。
それでも、プロっぽい仕上がりになったのではないでしょうか？
リアルの実店舗のホームページとして、またネットショップとして、十分なものを簡単に作ることができました。
まとめると、
- ホームページとネットショップを一括で作りたい。
- 真剣にWebマーケティングやって売上に繋げたい。
- 素人だけど、頑張ります！
という人にとっては、良いサービスでした。
これからコーヒーショップ開業を目指す方とは、相性が良いのではないでしょうか？
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
世界No.1ユーザー数の、お店のホームページとネットショップを一括で作れるサービス、»Wixをはじめる
