- 小さくていいから、コーヒーショップを開業したい。
- 自家焙煎したコーヒー豆を売りたい。
- 席数少なくていいから、喫茶席も作りたい。
- でも、経験も自信もないし、どうやっていいか分からない。
コーヒーショップ開業までの
ポイントをまとめてみました。
将来、
小さいロースタリーカフェをやりたい人は、
この記事をまずお読みください。
そして気になる部分があれば
それぞれ詳しく描かれた記事へのリンクが
ありますので、そちらも合わせて
読んでいただければと思います。
コーヒーショップって実際に儲かるの?
コーヒーショップは儲かるか?
という質問に対してはお店によってケースバイケースなので、答えにくいです。
ただし、ひとつ言えることは
「利益を出しやすく、潰れにくい業態」
ということ。
なぜなら、
- 大きな売上を作りやすく
- 材料費(原価)は安く
- ランニングコストも少なくできる
しかし、
から。
コーヒーショップは、安定した経営は目指せる業態かと思います。
コーヒーショップは大きな売上を作りやすい
コーヒーショップは通常のカフェと比べて、大きな売上を作りやすいです。
カフェならば店内喫茶が売上のメインです。
しかしコーヒーショップならば、
- テイクアウトドリンク
- コーヒーの豆売り
- ドリップバッグ
- コーヒー関連グッズ
- ギフト需要
- ネット通販
このように、様々なカタチで売上を作ることができます。
その為、大きな売上を目指すことができます。
動画でも解説しました。
コーヒーショップは材料費(原価)が安い
コーヒーは原価が安いです。
1杯あたりの原価は30円以内。
コーヒー1杯300円で販売した場合、原価率は10%となります。
これでも十分安いですが、焙煎をするロースタリータイプのコーヒーショップならば、原価はさらに下がります。
コーヒーの生豆は安いからです。
通常、焙煎されたコーヒー豆では1キロあたり安くても3,000円。
品質の良い豆では通常で5,000円以上になります。
生豆での仕入れならば、1キロ1,000円以下の豆も。
品質の良いスペシャルティグレードでも1キロ1,500円以内で購入することは、十分可能です。
コーヒーショップはランニングコストも安い
テイクアウトや豆売りで売上を伸ばせますので、店内喫茶の売上に頼る必要がありません。
そうなると、店内の席数が少なくて良いということになり、狭いテナントで営業することが可能です。
5坪あれば十分過ぎるほどです。
狭いテナントであれば、家賃を抑えることができます。
また店の運営も、人を雇う必要が少なく、場合によっては一人で店を回すことも。
なので、人件費も抑えることができます。
以上の理由により、
- 売上は大きく作れるが
- 原価は安く
- ランニングコストも安い。
なので、コーヒーショップは儲かりやすい業態と言えるかと思います。
コーヒーショップ開業の魅力とは?
コーヒーショップをやって良かったなあと思うことは、たくさんあります。
ここでは大きく4つ、コーヒーショップ開業の魅力について解説します。
- 初期費用が安い
- 立地の良い場所に出店できる
- 軌道に乗れば大きく儲かる
- 地域社会に貢献できること
コーヒーショップは、狭い物件で開店できます。
5坪あれば十分。
その為、初期費用を抑えることができます。
狭い物件で家賃を抑えることができますので、比較的良い立地への出店が可能です。
その為、集客ができないリスクを減らすことができます。
コーヒー豆売りが軌道に乗ると、大きく儲かります。
狭いテナントだろうが、喫茶席が少なかろうが、コーヒー豆販売の売上作りには関係ないからです。
このように、コーヒーショップの開業は非常にリスクを少なく抑えることができ、上手くいけばリターンが大きいです。
しかし、一番良かったなあと思うことは、
です。
コーヒーショップのお客様はほとんどが常連さんと化し、顔見知りになります。
お客様の日常の一部となって、必要とされる存在になれることは、コーヒーショップにとって大きな喜びです。
コーヒーショップ(珈琲店)開業の準備・やり方
コーヒーショップ開業を目指したい方は
まず、
- コーヒーの知識
- コーヒー焙煎や抽出の技術
- コーヒーの資格
を得ようとすることが多いです。
それも大事ですが、
もっと大切なことがあります。
開業に現実的に行動を起こす為には
「適度な自信」が必要です。
しかし、
「知識・技術・資格」
があっても
「自信」を得ることは難しいです。
そして、
「自信」を得る一番の特効薬は、
「売り上げをゼロから作った経験」
です。
自信が無いからといって、
勉強に逃げていてはダメです。
いつまでたっても開業に向かえません。
そこで、このブログでは
「知識・技術・資格」を得ることと平行して、
「売り上げをゼロから作る経験」を後押しし、
「独立・開業への自信」の獲得をサポートします。
ただのノウハウ記事では終わらせません!
開業までキャリアについて
カフェや飲食未経験でも、開業は可能だと考えています。
売上作りができることと、飲食の経験があることは、あまり関係がないからです。
それでも、飲食店の店長など責任のある役職を経験することは、プラスに働くことは間違いありません。飲食業ではなくても、何かのリーダー職や売上作りの経験があると、役に立ちます。
フリーターの方の独立までの行動プランとは?
将来、自分のお店を持つことを夢見ながら、カフェやコーヒーショップで勤務するフリーターは多いです。しかし、特に一人暮らしのフリーターは、開業資金を貯めることが難しいものがあります。
そこで、開業資金を獲得しながら、コーヒーショップ開業を成功させる為の力を手に入れる、一石二鳥の方法をご提案します。
カフェやコーヒーショップで勤務している利点を最大限に活かして、独立・開業までのステップを加速させます。
飲食未経験サラリーマンがコーヒーショップ開業に向かう方法
サラリーマンとしてのキャリアを重ねた人は、今までの経験を活かす方向でカフェ開業までの道筋を考えると効率的です。
そして、足りない部分を補う為のチャレンジを、開業までの間に行っておくべきです。
独立できるメンタリティを得る為の独学方法
独立や開業に向かう自信を身につけるためには、自分でゼロから売上を作る成功体験を積むことが一番です。
その為には、
自分で商品を作り
自分で集客し
自分で売る
ことにチャレンジする必要があります。
これは副業でやればノーリスクで経験が積めますので、おすすめです。
ステップを5つに分て解説してみました。
カフェ開業を勉強するのにおすすめな本
カフェ開業のノウハウ本はたくさん出版されています。
多くのお店のオーナーにインタビューした、雑誌のようなキレイな本が多いですが、あまり役に立つとは思えません。カフェ開業のノウハウ本は、「その本自体が売れるような、売れ線狙いの内容が第一」になっているからです。
そこで、「カフェ開業に本当に役立つ情報」が掲載されている本をピックアップしてみました。
コーヒーについて、本格的に勉強したい方はこちらの本をどうぞ。
コーヒー豆焙煎の学び方
- コーヒー豆の焙煎は難しいのでは・・・。
- できれば有名店で修行したい・・・。
- お客様から「どちらで修行されたんですか?」って聞かれたときに、胸を張って答えられるようになりたい・・・。
実は、今やコーヒー豆の焙煎は簡単になり、修行は不要になっています。
焙煎機の性能が上がったことが主な要因です。
インターネットでノウハウが出回っていることもあり、誰もがすぐにプロレベルの焙煎ができるようになっています。
私のブログでも無料で情報を公開しています。
コーヒー豆のフライパン焙煎で基本を学ぶ
コーヒー豆焙煎の基本は、フライパン焙煎で全て学ぶことができます。
- 生豆にどのように熱が入り
- どのように変化するのか?
- ハゼとはどんな感じのものか?
- 焙煎のスピードは?
- 焙煎レベルによる味の変化は?
フライパン焙煎では、豆の変化を直接目視で見ることができ、焙煎の基礎を学ぶベストな方法です。
つまり、おうち焙煎で修行は十分です。業務用の焙煎機は、これの応用に過ぎません。
味作りで一番重要なものは「焙煎」ではない
コーヒーの味作りで一番重要なものは、「豆選び」です。焙煎ではありません。
コーヒー豆の個性と品質が、美味しさの決定的な要因です。
美味しい豆は、いい加減な焙煎しても、美味しいです。まずい豆は、良い焙煎をしても、まずいままです。
しかし美味しい豆選びは、なかなかに難しい。カッピング点数など、あまりアテになりません。自分で多くの豆を焙煎し、飲み比べる必要があります。
コーヒーショップ開業の資金・費用はいくら?
コーヒーショップ開業資金は、テナントの家賃によって大きく変わります。ただし、ポイントを抑えると、自己資金100万円〜300万円程度での出店は十分可能です。
初期費用の多くの部分を占めるものは、
- テナント取得費用
- 内装費用
- 厨房設備や機材の購入費用
この3つです。
小さいカフェでも普通にやれば、
トータルで
約800万〜1100万くらいにはなります。
これにプラスして、
仕入れ費用など細かい費用がかかります。
ただし、いくつかのポイントを抑えることで
グッと安く抑えることも可能です。
テナント取得について
テナント取得の初期費用として、家賃の10倍〜13倍くらいの費用がかかります。
内訳は、
保証金で6〜10ヶ月
礼金
仲介手数料
保証会社利用費用
などです。
家賃20万とすれば、
総額は200〜260万になる計算です。
まれに保証金が4ヶ月などの条件の物件があります。そのような場合は集客に難がある立地かどうか、よく確認した方が良いでしょう。
テナントの内装費について
内装費は坪単価40万〜60万と言われています。例えば8坪であれば内装費は320万〜480万という計算に。
ただし、前テナントの残置物をうまく活用できれば、驚くほど安く抑えることもできます。ポイントは、前テナントが原状回復してテナントをスケルトンにする前に交渉すること。
- トイレ
- エアコン
- 店の入り口
- 壁
これらを残してもらい、活用することができれば、内装費は非常に安く抑えることができます。
厨房設備や機材の購入費について
コーヒーショップ開業では、業務用の厨房設備が必要になります。
焙煎機含めた機材の購入費には、最低250万〜350万程度を見込みます。
- 冷蔵庫
- 冷凍庫
- 製氷機
- コーヒーマシン
- 焙煎機
- アイスコーヒーディスペンサー
- 業務用エアコン
主な厨房設備・機材は以上です。
ただし、ここで挙げた費用は平均的なものであって、もっとコストを抑えることも可能です。詳しくは、後述します。
コーヒーショップ開業に資格はいるの?
コーヒーショップ開業に必要な資格は、基本的にはひとつだけ。
「食品衛生責任者」のみです。
ただし、テナントで入居するビルの規模によっては「防火管理者」の資格が必要になる場合もあります。
食品衛生責任者について
コーヒーショップ開業時には通常、保健所に飲食店営業の許可を申請するのですが、このときに必要になる資格です。
令和3年の食品衛生法の改正により、完全テイクアウトのお店やネット通販のお店でも、コーヒーの焙煎やグラインドなどの加工を行う場合は、「コーヒー製造業の届出」が必須になりました。
この場合も、食品衛生責任者は必要になります。
食品衛生責任者の取得方法
各都道府県の食品衛生協会が主催する講習を1日受けるだけ。簡単でだれでも取得可能です。
費用は自治体によって異なりますが、1万円程度のことが多いようです。
その他のカフェ開業に必要な資格は?
テナントの入居するビルの規模によっては、「防災管理者」の資格が必要になる場合もあります。
「不特定多数の人が50人程度出入りするビルかどうか」、が基準となるようです。入居するテナントのオーナーさんに確認してみてください。
コーヒー関連の資格について
コーヒーの資格を色々と取得される方がいらっしゃいますが、実際に役に立つかどうかは疑問です。
少なくとも、その資格があるからといって売上増に繋がることはありえません。ほとんどのお客様は、そのようなことは一切気にしない、気づかないからです。資格は自分自身の勉強の為、と割り切ると良いかと思います。
役所への営業許可や届出は何が必要?
コーヒーショップ開業に必要な営業許可と届出は、基本的には2つです。
- 飲食店営業許可
- コーヒー製造業の届出
それぞれ、最寄りの保健所に行って申請します。
飲食店営業許可
令和3年6月の食品衛生法の改正により、「喫茶店営業許可」の区分が無くなり、「飲食店営業許可」に統合されました。
基本的に、店内席のあるコーヒーショップは飲食店としての営業許可を申請することになります。
許可制なので、保健所の方が店まで来られて立入検査をします。
チェック項目はたくさんあります。
- 手洗いシンクの設置
- 食器洗浄シンクの設置
- お客様も利用できるトイレの設置
- 扉付きの食器収納戸棚
- カウンターの設置
などなどです。
他にも色々あります。
内装工事に入る前、店内のレイアウトが決まった時点で保健所に行き、一度相談しましょう。
尚、申請にあたっては「食品衛生責任者」の資格保持者1名の選任が必要になります。
コーヒー製造業の届出
こちらも令和3年6月より、法改正で必要になった届出です。
「許可」とは異なり「届出」なので、書類の提出のみです。
立ち入り検査はありません。
店内でコーヒー豆を加工して販売する場合には、必要になります。
「加工」とは「コーヒー豆を挽くこと」も当てはまります。
ですので、焙煎店だけではなく、ほぼ全てのコーヒーショップが該当するかと思います。
尚、申請にあたっては「食品衛生責任者」の資格保持者1名の選任が必要になります。
ただし、上記「飲食店営業許可」で選任された人の兼任で大丈夫です。
コーヒーショップやカフェのテナントの探し方
コーヒーショップのテナントの探し方で重要なことは、ネットだけに頼らない、ということです。
不動産会社から情報の流れる仕組みを理解し、テナントの管理会社と多く繋がることが重要です。ネットに情報が流れる前に、有料物件の情報を教えてもらう為です。
スピードは大事で、
「テナントの申し込みが一番早かったから、
優先的に検討してもらえる」
ということは本当にあります。
人気物件は申し込みが殺到します。
募集開始直後に10社以上の申し込みが集まり、
その時点で申し込みが打ち切られ、
ネットに掲載されない、
こんなこともザラにあります。
狙っている地域で営業する不動産会社には全て連絡をとり、情報をいただけるようにしましょう。
コーヒーショップ開業までの流れ
コーヒーショップ開業までの流れを解説します。
大事なポイントは、
「時間がかかるものを事前に把握し、
そのようなものは、
できる限り早めに手配しておく」
ことです。
時系列に開業までのスケジュールをまとめてみました。
クリックで拡大します。
やることをざっとリスト化すると、
- テナント内見
- テナント申し込み
- 融資申し込み
- テナント内定
- 内装見積打診
- テナント契約締結
- (動力引き込み工事申し込み)
- 焙煎機手配
- 機材や設備の手配
- 電話やライフラインの開通申し込み
- 電子決済端末利用申し込み
- 配送会社にコレクト利用申し込み
- 外観・内装完成予想図を物件オーナーに確認
- 店内レイアウトを保健所に確認
- 消防署に工事申請
- 保健所に営業許可申請
- 内装工事開始
- 機材・資材などの搬入
- 内装工事完了
- 保健所の検査
- 消防署の検査
- 営業許可取得
- プレオープン
- オープン
こんな感じかと思います。
ポイントは、
- テナント契約締結前に内装の設計・見積をすすめること。
- 締結したらすぐ、時間のかかるものを手配すること。
- 内装の見積と図面が出たら、すぐに保健所・消防署に行って問題がないか確認してもらうこと。
(動力引き込み工事・焙煎機手配など)
これらを抑えておけば、大きくつまづくことは無いでしょう。
テナント決定前にしておくべき準備はこちらの記事にて解説しています。
内装工事のすすめ方については、こちらの記事。
コーヒーショップ開業に必要な設備とは?
コーヒーショップ開業に必要な厨房設備や機材の主なものをピックアップしてみます。
- 冷蔵庫
- 冷凍庫
- 製氷機
- コーヒーマシン
- コールドドリンクディスペンサー
- 焙煎機
- コーヒーグラインダー
・・・業務用のテーブル型冷蔵庫が便利です。上にコーヒーマシンなど他の機材を置くことができるからです。
・・・要らないお店もあると思いますが、あればあったで重宝します。冷凍ストッカーのような小さいタイプでもいいかも。
・・・夏場、1日何杯コールドドリンクが出るかによって、必要な製氷能力を算出できます。
100杯/日→35kg
200杯/日→75kg
最低限、これくらいは欲しいところです。
特に、アイスコーヒーを作るときに大容量のコーヒーマシンを必要とします。
ラテをやりたければ、エスプレッソマシンも必要になります。
また、ハンドドリップを再現してくれるマシンなどもあり、選択肢が色々と多いです。
アイスコーヒーは急速冷却が風味の生命線。こちらのマシンを使ってアイスコーヒーを作成・ストックできます。
焙煎機も中古で購入することができます。ただし、故障した場合の修理やメンテナンスに対応してくれる業者かどうか、確認は必要です。
何キロ釜の焙煎機を購入すれば良いか、については営業スタイルによって異なります。
ただし、小さいお店ならば1キロ釜の焙煎機があれば、最初は十分かと思います。
コーヒーショップのプライドとして、高価な外国製のものを使用したくなりますよね。
ただし、お客様はあまりそこまで見ていないようです。見栄を張らないで良いのであれば、国内メーカーのものが安価で性能も良いのでオススメです。
業務用のものは、どれも高価です。
そこでおすすめなのが、「大手有名メーカーのものを中古で買う」ことです。ホシザキなど大手であれば、メンテナンスや修理の対応が万全です。中古のものを購入して壊れたとしても、お金を出せば対応してくれます。
中古であれば、状態の良い設備であっても驚くほど安く購入することができます。
コーヒーショップの仕入れ先について
コーヒーショップの仕入れ先と言えば、まずはコーヒー豆。どこから仕入れるかと言えば、商社です。
商社からの購入は、麻袋(またい)単位になることが一般的です。
国や農園によって異なりますが、30k、35k、60k、69kなどの単位になっています。最近は30kが増えてきました。
代表的なコーヒー豆の商社は、
- ユーエスフーズ
- 兼松
- 丸紅食料
- 日本珈琲貿易
- セラードコーヒー
- ワタル
- アタカ通商
こんなところです。
1k〜10k単位で小分けしてくれる卸売りの業者さんもあるので、必要量に応じて使い分けると良いかと思います。
コーヒー関連のパッケージであれば、
- ニコノス
- 清和
- ヤマニパッケージ
- カフェグッズ
あたりの会社が有名です。
食材の卸売りであれば、配送してくれる業者さんが便利です。ただし安くはないので、コストを考えるとアマゾンが有利だったりするこも多いです。
ちなみに、コーヒーリキッド、ラテベースなどをOEMで作りたいならば、下記の記事のメーカーがおすすめです。
味も良くて、しかも小ロットOKです。
コーヒーショップのホームページの作り方
今やホームページは、
自分でも簡単に作れる時代になりました。
創業時にはお金をかけずに自分で作成し、
店が軌道に乗ったら業者さんに発注して、
しっかりしたサイトを作っても良いかと思います。
自分で作成する方法は、
大きく分けて3つあります。
- Wix・BASEなど無料サービスを利用する
- ペライチなど有料サービスを利用する
- WordPressで自分で作る
Wix・BASEなど無料サービスを利用する
Wixは無料のHP作成サイトで、BASEは無料のやショッピングサイト作成サービスです。
アカウントを開設して、小さいサイトなら30分くらいで作れてしまうほど、簡単です。デメリットは独自ドメインが持てないことです。
インターネット上の住所にあたり、URL、アドレスのことです。オリジナルドメインとは、○○.jp、○○.comなど、お店独自のアドレスを持つことを言います。
これがなぜ重要かというと、お店の信頼性につながったり、Google検索で上位表示を狙えたりするからです。無料のHP作成サービスやショッピングサイト作成サービスを利用すると、オリジナルドメインではなく、wix.comや、base.comのように、そのサービスのドメインを利用することになります。
また、Facebookのページ作成機能などを使用したり、SNSを上手く活用して、HPは特に持たないお店も増えています。
ペライチなど有料サービスを利用する
月々1,000円程度からのサブスクサービスです。
無料プランや安いプランもありますが、独自ドメインが持てないなど機能が限定されます。色々なサービスがありますが、大体月2,000円程度のプランから、独自ドメインやショッピング機能を持たせることができます。
店やネットの売上規模に合わせてアップグレードもしていくことができます。
長い目で見て管理や運営がしやすく、ファーストチョイスとなる選択肢になるかと思います。
WordPressで自分で作る
自分でサーバーを契約し、HPやショッピングサイトを構築する方法です。
少し難易度が高いかもしれませんが、分かりやすいノウハウは出回っていますので、基本的には誰でもできるものです。サイト作成の雛形となるテーマ(テンプレート)も、色々なものが発売されていますので、自分好みのサイトを自由に構築することができます。
また、SEO対策も本格的に取り組むことができるので、WEBマーケティングに取り組みたい方はこちらの方法に挑戦されると良いかと思います。
コーヒーショップ開業で失敗しない為に
コーヒーショップで失敗しないためには、売上作りの柱を何本か用意するすると、リスクヘッジになります。
特に小さいスペースのテナントで開業しようとすると、席数が限られますので、ドリンクなどの喫茶で売上を大きく作ることが難しくなります。
そこで、
- ドリンクのテイクアウト
- スイーツなどのフード
- コーヒー豆
- コーヒー器具
- ギフト用品
- 雑貨
など、手段は色々とあります。ここは、コーヒーショップならではの強みと、自分自身の個性や長所などの強みを活かしたいところです。
しかし、開業してから、このプラスアルファの売上作りに取り組むようでは、リスクが高いです。開業前に、できれば2〜3年程度かけて副業として取り組み、ノウハウや売上を積み重ねておきたいものです。
特におすすめな取り組みは、
「コーヒー豆売り」
です。理由は、
- お店が小さくても大きな売上がたつ
- ギフト需要も取り込める
- ネット販売ができる
- 天気に関わらず売上が安定する
などなど、プラス面が多々あるからです。
コーヒー豆販売に取り組むことで、カフェ開業失敗のリスクは、かなり減らすことができます。
副業としてコーヒー豆の販売に取り組み、カフェ開業に向けて力をつけていくステップを解説しています。
コーヒーショップ(珈琲店)開業の準備・やり方まとめ
未経験者でもコーヒーショップを開業し、
成功させることは可能です。
その為には、
知識や技術を習得するよりも、
売上の作り方を
体験を通して身につけること。
これが重要です。
特に
現実的なステップを踏みたいのであれば、
副業で
- SNSなどを使った情報発信
- コーヒー豆の販売
- その他、オリジナル商品の販売
このようなことにチャレンジすることが
とても効果的です。
売上をゼロから作る体験を通して
自信が身につき
開業資金も稼ぐことができ
開業したときの潜在的なお客様まで
獲得することができます。
その経験に裏打ちされた「自信」は
コーヒーショップ開業を実現させる
強力な原動力となります。
カフェ開業希望者むけに、最新の情報をメルマガにてシェアしています。
最後に、
その他のコーヒーショップ開業準備に関するお役立ち記事をご紹介します。
AmazonKindleよりコーヒー豆焙煎の本をリリースしました。スマホで読めます。Kindle Unlimited対応。コーヒーおうち焙煎 ハンドブック【入門編】
2冊目の本。3年以内に小さなカフェを開業したい人が読む本【資金ゼロ・経験ゼロからはじめる5つのステップ】
副業を通じてカフェ開業に必要なスキル・お金・自信を獲得していこう、という内容です。
カフェ開業希望者向け。コーヒー豆売りの教材はコチラです。小さなカフェ開業 コーヒー豆の売り方講座【無料部分あり】