そのためには、どんな経験して準備していけばいい?
カフェ開業は20代で可能?
しかも、フリーターの人でも大丈夫。
理由としては、
- 開業資金は3年あれば貯まる
- 基本的な技術は1年で身に付く
からです。
開業は問題ないとして、実際に黒字化してお店を軌道に乗せられるか?
こちらの方が問題かと思います。
集客や売上作りには、ある程度のスキルや経験が必要です。
ただ、それもクリアできる問題です。
若い世代ならではの強みがありますので、それを活かせば大丈夫です。
20代でカフェ開業資金をどう作るか?
20代のうちに短期間で開業資金を作る方法を解説します。
自己資金は、
- カフェで働いている人であれば3年で100万円
- 別業種で働いている人は200万円
これだけの金額を用意することができれば、融資がおりやすく、開業を実現しやすいです。
トータル500〜600万円ほどで開業できるような、小さなカフェであれば、これで十分。
足りない分は、日本政策金融公庫などで借りることができます。
(もちろん、審査があります。)
ではどうやってその金額を作るか?
一番のおすすめは「副業」です。
コーヒーなどカフェに親和性のある分野で副業し、月に3万円稼げるようにしましょう。
すると、3年で100万円以上貯まる計算になります。
(実際にはもっと稼げると思います。)
こうすれば本業のお給料を貯金に回さなくて済みますので、生活も楽です。
さらに、集客スキルや商品作りのスキルなど、カフェ開業を成功させるスキルが身に付きます。
20代でのカフェ開業までに、やっておくべきこと
カフェ開業を20代で実現させようとした場合、ちんたらしているヒマはありません。
やっておくべきことに優先順位をつけ、重要度の高いものからやっておくべきです。
カフェ開業に必要で、重要度の高い順に必要なものを並べると、
- お金を稼ぐスキルを得て開業資金を貯めること
- 社会人力やマネジメント力を身につけること
- ドリンク作りやコーヒーの技術
こんなところでしょうか?
限られた期間で、やっておくべき最低限のことは、
- お金を稼ぐスキルを身につけ、開業資金を貯めること
- 社会人力やマネジメント力を身につけること
この2つかと思います。
②はできればやって欲しいですね。
バリスタの技術やコーヒーの焙煎など、技術的なことは無視でOKです。
一般的にはコーヒーの技術が重視されがちですが、お店が繁盛する・しないは、単純に集客スキルで決まることが多いです。
実は、抽出や焙煎のスキルは、売上作りにあまり大きな影響はありません。
なので、開業してから追求すればOK。
それまでは、独学で少したしなむ程度で大丈夫です。
①お金を稼ぐスキルを身につけ、開業資金を貯める
個人としてお金を稼ぐことを通して、カフェの商売を成功させる力が身に付きますし、開業資金も得ることができます。
常々言っていますが、どこかのカフェで修行してもこの力は身に付きません。
人の店で、敷かれたレールの上で働いたところで、得られる力はごくわずか。
自分でやって試行錯誤するしかないんです。
それには副業が一番です。
ネットを使えば元手もかからず、リスクもありません。
結果を出すまで時間がかかりますが、間違いなく力がつきます。
- ネットショップ
- 情報発信(SNS・YouTube・ブログなど)
②社会人力やマネジメント力を身につけること
20代を漠然とフリーターのまま過ごしてしまうと、基本的な社会人としての立ち振る舞いが身につきません。
それでも良いのですが、世の中は年齢が上がるほど、厳しい目で人から見られます。
一流の社会人としての言葉遣いや礼儀など、早いうちに身につけた方が利口です。
また、人のマネジメントは経験がモノを言います。
他人と一緒に働くこと、他人を教育すること、これらは最初はいろいろなハードルにぶち当たります。
ここをクリアできないと「自分一人で回せるお店が気楽でいい」という人になり、孤独で偏屈な老後が待っていることになります。
(実際に、古い喫茶店のマスターはそのようなタイプの方が多いです)
なので、できれば大きめのチェーン店に就職し、店長職を経験しておくのがベスト。
お客さんやスタッフや上司のハザマで、人に揉まれて社会人力・マネジメント力・人間力を身につける良い機会です。
お店を人に任せる、ビジネスオーナーとしての道が拓けます。
資格は要らない
コーヒー関連の資格を取る方も多いですが、これらは全て不要です。
商売上、資格があるからといって、有利に作用することはありえません。
コーヒーの資格を取得しても良いですが、勉強のため、自己満足のためと割り切りましょう。
必要な資格はただひとつ。
「食品衛生責任者」のみです。
その資金を元手に、コーヒー豆のネット通販を始めてしまった方がいいと思います。
若い世代のカフェ運営の強みとは?
20代という若い時期から開業することにも、メリットはあります。
まず、若い世代向けのカフェを作ることができます。
感性が若いので、今までにない新しいカフェの可能性を探ることもできるでしょう。
さらに集客のやり方も、今の時代に合った方法ができます。
今はSNSやWEBを使った集客方法がたくさんあります。
新しいツールを使った集客に取り組むのは、若い世代の方が有利。
Instagramはもちろん、LINEやTikTokを使う集客に取り組む人が増えており、結果も出しています。
新しいアプリなどのツールは、若い世代の集客に効果が高いです。
若者向けのお店作りをして、若者向けの集客ツールを使う。
20代のカフェ開業は、こんなスタイルが可能です。
もちろん、新しいやり方は結果が出にくい、というリスクもあります。
ですので、従来通りの必勝パターンと、新しい方法とをミックスさせていく。
20代のカフェ運営は、こんな方針が一番良いのではないかと思います。
20代でのカフェ開業のチャンスは広がっている
ひと昔前までは、カフェ開業するといったら2つのパターンしかありませんでした。
- サラリーマンが定年退職後に退職金を使って開業するパターン
- 有名店で長年修行し、独立するパターン
どちらも年月がかかり過ぎ、またリスクも高く、誰でも気軽にトライできるものではありませんでした。
しかし最近では、20代でカフェ開業できるチャンスが広がりました。
情報やノウハウはYouTubeで得ることができます。
商売人としての力も副業を通して実践して身につけることができます。
開業資金も貯めやすくなり、クラウドファンディングなど資金調達の手段も増えました。
このブログにたどり着いているくらいですので、これを読んでいる方は情報感度の高い人のはず。
あとは行動したもの勝ちです。
勉強して準備してから行動するのではなく、行動しながら、都度必要な情報を補給していく。
私はこんなスタイルが良いと思います。
この記事は以上です。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
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