カフェ開業

【保存版】小さなカフェ開業に必要な「資格・許可・届出」の総まとめ

小さなカフェ開業に必要な資格は1つだけ【資格や届出を一挙解説】
困る人
困る人
小さなカフェを開業したいけど、必要な資格ってあるの?
開業に必要な許可証や届出って、どんな感じ?
アフロ
アフロ
こんな疑問にお答えします。
小さなカフェや、自家焙煎コーヒーショップの開業を検討されている方向けの記事です。
この記事を書いた人
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小さなカフェ開業に必要な資格は1つだけ

小さなカフェ開業に必要な資格は1つだけ
小さなカフェ開業に必要は資格は、
ひとつだけです。
「食品衛生責任者」です。

ただし、テナントが入る建物によって
防火管理者の資格が必要になる
場合もあります。

カフェ開業に必須な資格「食品衛生責任者」

各都道府県の食品衛生協会が
開催する講習を、1日だけ受ければ
誰でも取得できる資格です。

カフェ開業時には保健所から
「飲食店営業許可」を取得しますが、
そのときに必要になる資格です。

開業後の取得でもOKで、
その場合は
「必ず資格と取得します」
という誓約書を保健所に
提出することになります。

取得には、各都道府県の
食品安全衛生協会が主催する
1日の講座を受講します。

取得費用は自治体によって異なりますが、
大体1万円程度です。

受講する人が多く、予約がすぐに
埋まってしまう傾向があります。
ご注意ください。

場合によっては必要な資格「防火管理者」

防火管理者は
出店する建物の規模によって、
必要かどうかが分かれます。

ざっくり言うと、
常時50人以上が出入りするような
規模の建物内に出店する場合、
選任が必要
となります。

各消防庁が講習会を開催しており、
「防火・防災管理新規講習」
という2日間の講習を受講します。

ちなみに、
防火管理者には甲種と乙種があり、
この場合には甲種が必要となります。

テナントが決まったら、
必要があるかどうか最寄りの消防署
にて聞いてみましょう。

カフェ開業に調理師免許は必要ないの?

カフェ開業に調理師免許は必要ないの?
カフェ開業に、調理師免許は不要です。

調理師免許がなくても
普通にドリンクもフードも提供できます。

ただし、
調理師免許をもし持っている場合は
食品衛生責任者の資格取得が
免除されます。
まったく無駄、というワケではありません。

また、お店の信頼度が上がる、などの
お客様に対する印象アップの効果も
少しはあるかもしれません。

この資格は国家資格です。
そのような資格取得ができる学校に通うか、
2年以上の調理実務経験を経たうえで
各都道府県の実施する試験に合格する
必要があります。
けっこうハードルが高い資格です。

ですので、ほとんどのカフェが
食品衛生責任者の選任で
済ませています。

コーヒーマイスターなどのコーヒーの資格って必要?

コーヒーマイスターなどのコーヒーの資格って必要?
コーヒー関連の資格も、
世の中にはたくさんあります。

結論から言えば、
それらも全て不要です。

小さなカフェの開業で
売上に直接効果のあるような
資格は無いからです。

資格があれば
お客様からみてお店の信頼性が
少し高まる効果は、
もしかしたらあるかもしれません。

ただ、99%以上のお客様は
そんなことを気にされません。

自分だったらと考えてみてください。
コーヒーショップに入って
店員さんの資格のあるなしなんて
気にしませんよね?

コーヒーの資格の本質

あくまでも資格は、
自分の勉強の為、と
割り切りましょう。

しかし、そこで学べる内容は
独学でも十分学べる内容だったりします。

今はネット上に情報が溢れており、
ブログや
YouTubeで
十分すぎるほど勉強はできます。

さらに、コーヒー関連の資格は
結構お金のかかるものが多いです。

しかも、定期的にそれなりの更新料を
とられます。

ただし、その資格が利益を産むことは
ほぼありません。

厳しい言い方をすると
コーヒーの資格というものは
「コーヒー好きをターゲットにした
資格ビジネスそのもの」

の面が強いかと思います。

それでも資格に興味がある!
という方は、
日本スペシャルティコーヒー協会認定の
次の2つの資格を
検討されてみてはいかがでしょうか?

コーヒーマイスター

コーヒーマイスター養成講座を受講することで
資格を取得することができます。

専用テキストを自宅で勉強し、
かつ1回の実技講習を受講します。

費用は39,000円。
3年ごとに更新料が10,000円必要になります。

内容は、

  • コーヒーとカフェの歴史
  • コーヒーの生豆について
  • コーヒーの産業・経済
  • コーヒーの産地情報
  • コーヒーの抽出技術と食器の知識
  • コーヒーの科学と健康について

です。

Qグレーダー

主にコーヒー豆の品質を鑑定する技能を
獲得することを目的とした資格です。

コーヒーの豆売りに挑戦するお店であれば
コーヒーの仕入れで役に立つかもしれません。

費用は35万円ほどと高額です。

この資格は、
コーヒーの輸入商社への就職などの方に
より役立つ資格です。
国際的な評価基準なので、
海外でも通用します。

そのような意味では、
コーヒー関連の資格のなかでは唯一、
価値のある資格かと思います。

ただし、「品質の良いコーヒー」と
「売れるコーヒー」は、また別物。

カフェ開業に役に立つかと言えば
微妙なところです。

こんな感じで、
色々とコーヒーの資格について
厳しい意見を言いましたが
コーヒーのことを体系立てて、
効率よく学びたい!
という方にはおすすめします。

アフロ
アフロ
特に資格を批判したいワケではなく、商売上の費用対効果が低いことをお伝えしたかっただけですw

小さなカフェ開業に必要な許可・届出は?

小さなカフェ開業に必要な許可・届出は?
小さなカフェ開業に必要な許可や届出も
基本的にはひとつだけです。

保健所に対する「飲食店営業許可」の申請です。

しかし、場合によっては

  • 保健所へのコーヒー製造業の届出
  • 消防署への防火対象物使用開始届出書の提出

が必要になる場合があります。

飲食店営業許可申請

保健所へは、通常
「飲食店営業許可」
の申請をします。

令和3年より、
「喫茶店営業許可」の区分が廃止に
なり、「飲食店営業」に統合されました。

申請にはいくつかの条件があります。
例えば

  • 手洗いシンクの設置
  • 食器洗いシンクの設置
  • 食器のための扉つき収納の設置
  • お客様も利用できるトイレの設置
  • カウンター内で調理などすること

などなどです。

内装工事の前に、レイアウト図を持って
必ず保健所に相談し、事前にチェックを
受けるようにしてください。

また、飲食店としての営業で、
お酒の提供も可能です。

防火対象物使用開始届出書

ビルなどの中規模以上の建物のテナントに
入居する場合に必要になります。

ざっくり言うと、
常時50人以上が出入りするようなビル内の
テナントに出店する場合に
必要になる届出書です。

最寄りの消防署に提出します。

届出を出し、
消防署の方にテナントに来てもらって
検査を受ける必要があります。

また、上で記載したとおり
防火管理責任者の選任も必要となります。

コーヒー製造業の届出

店内でコーヒー豆を
グラインドして販売したり、
焙煎機を設置して自家焙煎をしたり
する場合には必要になります。

今までは必要ありませんでしたが、
令和3年6月から施行されます。
少し厳しくなったんですね。
保健所に届出をする必要があります。

パッケージされたコーヒー豆を仕入れて
そのまま販売するだけであれば、
こちらの届出は不要です。

基本的にいらないけど、場合によっては必要な許可・届出

通常のカフェ営業であれば、
基本的にはいらないけれど、
場合によっては必要な許可や届出を
まとめてみました。

アイスクリーム類製造業許可

ソフトクリームなどを提供し、テイクアウトでの
販売するとなると、基本的に必要となります。

店内飲食のみであれば、「飲食店営業許可」で
済みます。
ただし、その部分の判断は保健所の担当者に
よって異なることがあります。
最寄りの保健所に確認してみてください。

取得には16,800円かかります。

菓子製造業許可

店内で焼き菓子やパンなどを
調理して提供し、
しかも持ち帰りでの提供をする場合、
必要となります。

店内飲食のみであれば、
「飲食店営業許可」の範囲内なので
取得は不要です。

取得費用は16,800円です。

深夜酒類提供飲食店営業開始届出書

0時以降の深夜時間帯にお酒の提供を
したい場合は、
「深夜酒類提供飲食店営業開始届出書」
の提出が必要になります。

開業届け

それと、個人で開業する場合には
開業届けの提出が必要になります。

これは、最寄りの税務署に提出します。
書き方は簡単で、
税務署に行けばその場で用紙をもらって
記載し、そのまま提出することができます。

HACCPの考え方に沿った衛生管理を行う

HACCP(ハセップ)の考え方を取り入れた衛生管理
令和3年の食品衛生法の改正により、カフェやコーヒーショップはHACCP(ハサップ)に沿った衛生管理が求められることになりました。
HACCPとは、食品衛生に関する国際的なガイドラインです。

具体的にやることは、「HACCPに沿って衛生管理の計画をたてて実行し、記録を残すこと」です。
これが義務化されました。

難しく思えますが、簡単です。
保健所でガイドブックや、見本となる記録用紙を配布しておりますので、それを利用すれば大丈夫です。

手洗いはやっているか?
トイレは清掃しているか?
などといった、基本的なチェック項目が十数項目ありますので、それを毎日チェックするだけです。

この記録は、保健所から求められたときに提示しなくてはなりません。
・営業許可証の更新時
・何かトラブルがあったとき
このようなときに、チェックされる可能性があります。

小さなカフェ開業に必要な資格は1つだけ まとめ

小さなカフェ開業に必要な資格は1つだけ まとめ
まとめると、
小さなカフェ開業に必要な資格と届出は、

【必須な資格】
食品衛生責任者

【必須な届出・許可】
飲食店営業許可

【場合によって必要な資格】
防火管理者

【場合によっては必要な届出】
防火対象物使用開始届け
コーヒー製造業届け
アイスクリーム製造業許可
菓子製造業許可
開業届け

このような感じでしょうか?

許可と届出の違いは、ざっくり言うと、
許可はお店への立入検査があります。
届出は書類提出で終わりです。

保健所
消防署
税務署など
それぞれ管轄が違いますので
最初はとまどいますよね。

どちらの資格も簡単に取得できますし、
どちらの届出書も書き方は簡単です。

インターネットや窓口で書式は手に入りますし
書き方も丁寧に教えてくれます。

食品衛生責任者の講習会は
受講希望者の多さに対して
受講枠が少なく、
2ヶ月先まで予約が埋まっていたりします。

早めの取得をおすすめします。

今日のところはこんな感じです。
ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました。

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