COFFEE WORK

小さなカフェの開業資金っていくらかかる?【安く抑えるワザも公開】

アイキャッチ

女性の口コミ
女性の口コミ
人を雇わないですむ
小さいカフェをやりたい。
初期費用っていくらくらい?
内訳は?
安く済ませる方法あったら教えて!

今日はこのような疑問にお応えします。

小さなカフェの開業資金はいくら?【安く抑えるワザも公開】

小さなカフェの開業資金はいくらくらいかかるのでしょうか?
自分で用意したお金と同じ金額を借りることを前提に、お話しします。(自己資金の2〜3倍程度、日本政策金融公庫などからお金を借りることが可能です。)

アフロ焙煎長
アフロ焙煎長
結論から言うと、小さなカフェの開業資金は、ミニマム250万です。(借り入れ含めると500万です。)300万あれば可能性としては十分。
ただし、本当にピンキリです。

開業資金は、店の賃料や内装、設備をどのくらい買うかで大きく異なります。

通常どおりに内装工事やって設備も揃えると、500万円(借り入れ含めて1000万)でもギリギリな感じになります。逆に、やり方によっては250万もかからずに済みます。

それでは、小さなカフェ開業資金の内訳はどのようなものか。
開業資金を安く抑えるにはどうしたらいいか。

見ていきましょう。
自己紹介

【カフェ開業に不安を感じる方へ】役にたたない経験・役に立つ経験将来カフェ開業が不安を感じる。だから色々な経験をつみたい、色々な資格とりたい、勉強したい!・・・これらがあまり意味のないことかもしれません。それをこの記事では説明します。本当に大切なことも。...

小さなカフェ 開業資金の内訳は

小さなカフェ 開業資金の内訳はPhoto by elizabeth lies on Unsplash

小さなカフェ開業資金のミニマムである250万(借り入れ含め500万)の内訳をご説明します。

開業初期費用の内訳

①物件取得費用(130万〜)
②内装費(150万〜)
③厨房設備(50万〜)
④家具(30万〜)
⑤材料仕入れ(20万〜)
⑥その他(20万〜)
⑦運転資金(100万〜)

トータル500万。
これらが最低限の費用です。
詳しくみていきます。

物件取得費用

物件取得費用はミニマム130万です。

これは、店舗を借りるときに発生する費用です。通常、賃料の12ヶ月分をみておけばいいと思います。(保証金10ヶ月、1ヶ月分の家賃、仲介手数料)

頑張って家賃10万の物件を探したとして、
・保証金100万(消費税かからない)
・1ヶ月分の家賃11万(消費税込み)
・仲介手数料11万(消費税込み)
・その他(火災保険など)

130万ほど用意すれば大丈夫です。

保証金が6ヶ月の物件などもあります。初期費用がグッと安くなりますので、狙い目かもです。ただし、そのような物件は集客の難易度が高い可能性がありますので、しっかり周辺調査しましょう。

小さなカフェの内装費用

これはほんとにピンキリです。最低限、どのくらいかかるのかも答えづらい。
それでもミニマムでとなれば、150万程度でしょうか。

居抜きといって、内装や設備を前の店からそのまま受け継ぐ方法もありますが、あまりおすすめできません。多額の譲渡費を請求されるパターンも多いです。ご自身の理想のカフェを目指す場合は、やはりスケルトンで借りて、内装をイチからやることをオススメします。

必要最低限だけ内装業者さんにお願いするとしたら、

・入口(40万〜)
・壁(40万〜)
・床(20万〜)
・水道(15万〜)
・トイレ(40万〜)
・電気(20万〜)
・ガス(15万〜)
・エアコン(20万〜)

こんな感じですね。

はい。
150万余裕でオーバーしますね。
ここからさらに削ります。

内装費用の抑え方は記事が長いので、以下の囲まれた部分は読み飛ばしてください。

内装の費用削減方法について

①入口
とくにお金がかかるのは店入口です。解放感を出すために全面にスライドドアを設置したり、入口上にテントを設置するとなると、100万くらいかかってしまいます。もし既存の入口が使用できれば、とりあえずはそのままでいいと思います。儲かってから改装しましょう。

②壁
壁は全面に石膏ボードを設置すると便利です。後で棚を設置し放題になるからです。これもお金がかなりかかる(1㎡あたり2,500〜程度)ので、せめてスキマのパテ塗り、壁の塗装は自分で行って費用削減しましょう。大丈夫、カンタンです。

③床
床もタイル貼ったり、ウッドデッキなどつくる場合は職人さんを手配することになります。つまり高いです。しかしこの部分は必要最低限の経費に入れます。

④天井
天井はスケルトンのまま営業するカフェも多いです。それがむしろおしゃれに見えたりします。

⑤水回りと電気
水回りと電気は、通常は内装業者さんが手配します。ただ、これを自分で手配するとかなりの費用削減になります。(こちらで手配することを嫌がる内装業者さんも多いと思いますので、最初に断っておきましょう。)個人でやっている小さい業者さん3件以上に見積をお願いしてみましょう。そのうえで値切り交渉です。内装業者さんが出してくる見積もりの、半額くらいの金額でやってくれたりします。

水回りと電気の工事を自分で手配するとなると、工事のスケジュールも自ら管理することになります。内装業者さんと連絡をとりあい、それぞれの工事ができる日をしっかり確保しましょう。

⑥エアコン
エアコンは残置物ですでに備え付けられていることが多いです。その場合は無料です。ただ、カフェは熱源が多いです。焙煎機を置く場合は業務用のエアコンを設置しないと、カロリーをさばききれなくなるケースがあります。

⑦トイレ
喫茶店営業の場合はトイレや手洗いの設置が義務づけられています。物件によってはトイレが設置済みや、共用トイレがある場合もあります。また、前の店の原状回復がまだの場合、トイレやエアコンだけ撤去しないように頼むことも可能です。

以上の節約術を駆使すれば、150万がみえてきます。頑張りましょう。

カフェ開業を可能な限り低資金で!【極限まで初期費用を圧縮するワザを公開】
カフェ開業を可能な限り低資金で!【極限まで初期費用を圧縮するワザを公開】カフェ開業にあたって一番お金がかかる内装費。小さなカフェでも通常は500万かかると言われています。しかしこれを3分の1以下に抑える方法があります。5つの手法を使って、内装費150万を実現する方法を解説します。...

小さなカフェの厨房設備

ミニマム50万です。これもピンキリですが。

安く済ませたい場合は、鉄則がふたつ。
「中古で買えるものは全て中古で買う」
「業務用と家庭用マシンとで迷ったら、家庭用を買う」

衛生面が・・・、とか
故障が・・・、とか
見栄えが・・・とか
そのような不安は、一切捨て去りましょう。

定価50万の機器が5万くらいで普通に買えます。業務用テーブル型冷蔵庫に50万もかけるのはアホです。中古を5万で仕入れましょう。

機器類の探し方として、ヤフオクを活用するといいです。色んな業者さんが出品しています。その業者さんのHPを見てみると、掘り出し物はたくさんあります。また、多くの業者さんが値引き交渉に応じてくれます。

中古は調子が悪くなるかもしれませんが、修理を呼んで直すことを考えても、圧倒的に安いです。そのかわり、保守サービスが行き届いている有名メーカーの中古を購入しましょう。ホシザキなら安心です。

また、カフェ運営における厨房設備(?)で高額なものは、エスプレッソマシンと焙煎機です。
この二つを諦めるか、または家庭用の安いマシンで代用するか、どちらかに決めましょう。初期費用がグッと安くなります。

お客様は、業務用マシンか家庭用マシンか、など気にしていません。家庭用マシンのレベルも上がってきているので、味は十分なレベルのものは作れます。いらない見栄はバッサリと捨てましょう。

それでは、小さなカフェに最低限必要な厨房設備をまとめます。

必要最低限な厨房機材一式

・冷蔵庫(中古5万〜)
・冷凍庫(中古2万〜)
・製氷機(中古5万〜)
・グラインダー(3万〜)
・湯沸かし機(5万〜)
・コーヒーマシン(中古5万〜)
・コーヒーディスペンサー(中古5万〜)
・電話(1万〜)
・レジ(中古1万〜)

これだけなら50万あれば、おつりが返ってきます。

家具

テーブルや椅子、カウンターです。30万程度に抑えたいです。

レジ台やカウンターなども、ヤフオクなどで業者さんが安く出品しています。内装業者にお願いせずに、自分で手配すると安く済みます。
また、棚などカンタンなものは、木材と金具を買ってきて自分で設置してしまいましょう。

木材でおすすめなのは、「足場板」です。外壁工事などで足場で使用していた古材が、安く出品されています。分厚い板で存在感があり、安っぽく見えません。ペンキなどが付着していたりしますが、その上に薄い塗装をすると良い味になります。楽天などで「足場板 古材」で検索すると出てきます。

オープン前仕入れ費用

食材や商材の仕入れ費用です。ミニマム20万です。

意外とかかるのが、パッケージ関連です。
・紙カップ
・手提げ袋
・包装資材
・ギフトbox
色々揃えると、すぐに10万は超えます。ですので、必要最小限の商材でスタートしてもいいと思います。最初は店のオペレーションも大変なので、すこしずつ商品点数を多くしていきましょう。

その他の初期費用

電話工事、インターネット回線などですね。数万円かかります。

また、電気の容量には要注意です。通常電力で済めば良いのですが、200V動力を必要とする場合は要注意です。
・業務用エアコン
・大容量コーヒーマシン
・ソフトクリームマシン
このようなものは、動力を必要とする場合があります。動力工事は15万〜です。

カフェなど飲食店テナントの探し方 アイキャッチ
カフェなど飲食店テナントの探し方【ネットで探すだけではダメです】カフェテナント物件の探し方。ネット上に公開されているテナント情報は、地雷物件ばかりというのはある意味本当です。その仕組みを公開。また、プロに負けないために、素人でも確実に優良物件に出会える方法を解説します。...

小さなカフェ開業資金は自己資金300万で十分です

小さなカフェ開業資金は自己資金300万で十分ですPhoto by elizabeth lies2 on Unsplash

それでは、小さなカフェ開業資金のミニマムな費用を、再度まとめます。

ミニマムな開業費用まとめ

物件取得費130万
内装150万
設備50万
仕入れ20万
家具20万
その他20万

運転資金として最低100万はあったほうがいいので、そうすると初期費用は490万です。

この半分を自己資金でまかなうとしたら245万で開業できる計算になります。

もちろん、よい物件やよい中古設備にめぐりあうには努力以外に運も必要です。また、中古設備の修理費も、万が一のときに備え確保したいです。そこで、少し余裕をもたせて300万、ということになります。

ミニマムじゃない、通常の小さなカフェの開業資金はいくら?

ミニマムじゃない、通常の小さなカフェの開業資金はいくら?Photo by Gregory Hayes on Unsplash

上記のミニマムはいったん置いておいて、通常はどのくらいの開業資金の予算を見ておけばいいか?

結論としては自己資金500万です。内訳をご説明します。

通常版小さなカフェ初期費用内訳

・物件取得費250万(家賃20万)
・内装費300万
・機器設備費200万
・家具50万
・仕入れ費50万
・その他50万

約900万円。

これに運転資金として100万円確保するとトータル1000万です。半分を自己資金で用意して、500万というわけです。通常はこれくらい準備される方が多いのではないでしょうか?

小さなカフェを低資金で開業するためのポイント

小さなカフェを低資金で開業するために必要なこと
初期費用は、店舗物件の家賃によって、また必要な厨房設備によって大きく変わります。安く済ませようと工夫すれば、ものすごく安くすることができます。自己資金300万以下での開業は十分可能です。しかし、気をつけるべきポイントもあります。

費用削減を徹底する

基本的には、自分ではできないことのみを発注するようにしましょう。
今はネットでググれば答えが見つかる時代です。業者さん任せにせずに、自分でできることを調べて、やれることは全てやるくらいの覚悟があれば、大丈夫。

逆にお金をかけるべきポイントもある

お金をかけるべきは、家賃です。大事なポイントです。

坪1万の物件と、坪3万の家賃の物件では天と地の差があります。坪単価が安い物件は、集客が無理ゲーな場合が多いです。多少高くても家賃にはお金をかけるべきです。集客さえできれば、家賃などいくらでも払えます。

理想は、坪単価が高く、坪数の少ない狭い物件ですね。坪単価2.5万、6坪の1階の路面店物件とか、最高ですね。家賃15万です。このくらいの坪単価なら人通りもそれなりで集客が容易です。

ただし、家賃以外については、徹底的な削減につとめましょう。

まとめ 小さなカフェの開業資金っていくらかかる?

まとめ 小さなカフェの開業資金っていくらかかる?Photo by Micheile Henderson on Unsplash

小さなカフェの開業資金は、初期費用はミニマム300万で可能、ということを説明してきました。

最後にちょっとしたコツを書いてまとめとします。

自分でやることと、業者さんに任せることを、バランスよく

「自分でやれることは全てやる」ことはとても大切ですが、注意点もあります。

物件を取得したら家賃が発生してしまうので、物件の契約時からはスピード勝負となります。(まれにフリーレントといって、家賃を免除してくれる期間を1〜2ヶ月設けられる場合もあります)

開業資金に余裕がない場合、内装は床と壁だけやっておいて、とりあえず最低限の設備だけをそろえてオープンしてしまうのもありだと思います。オープンまでのスピードは重要です。時間を買うために、任せるべき部分は業者さんに任せることも、ときには必要です。

小さく、スピーディにはじめる

通常にカフェをやろうとすると1000万近いお金が必要になります。その半分の500万でも、個人で用意するとなると、サラリーマンや特に若い人にとってはかなりキツイです。

ただし、今回の記事のように、

・自分で手配できることは全て自分でやる。
・家賃はケチらない。
・最小限の内装
・最低限の設備
・スピーディにオープンする

これなら、小さなカフェの開業資金を、300万を自己資金で準備・300万を借り入れで実現可能です。

また、開業には公的な助成金の制度もいろいろあります。さらに自己資金が少なくて済むケースがあります。調べてみるのもありですね。機会があれば記事にします。

小さく、スピーディに始めて、内装や設備を少しずつ改良していく。今の時代には、こんなノリが良いのではないでしょうか?

すみません、最後に宣伝です。
低資金で始める小さなカフェほど、コーヒー豆売りに力を入れるべきです。席数に関係なく、大きく売上を作れるからです。こちらの有料noteでコーヒーの豆売りの方法を詳しく、具体的な事例をもって解説しています。無料部分もボリュームが大きく、有料級の情報を盛り込んでます。
よかったら無料部分だけでも、どうぞ。

<<【無料部分あり】自家焙煎店のコーヒー豆の売り方講座【業界歴10年の集大成です】

今回はこんな感じです。
お読みいただき、ありがとうございました!

コーヒー豆販売で開業する失敗しない方法【鉄則はひとつだけ】
コーヒー豆販売で開業する失敗しない方法【鉄則はひとつだけ】コーヒー豆販売って、儲かるの?コーヒー豆販売のやり方は?こんな疑問に数々のコーヒー自家焙煎店を立ち上げてきた私が、開業の手順から、コーヒー豆の売り方まで解説します。 コーヒーの豆売りに興味のある方向けの記事です。...