いくら借りられるの?
条件は?
ということで日本政策金融公庫に行ってみました。
日本政策金融公庫融資(JFC)は窓口での融資の相談を受け付けており、HP上から予約が必要です。ご自身の管轄の支店へ予約を入れましょう。
「自分の居住地、もしくは事業を始める予定の住所」このどちらかで管轄が決まります。どちらでも良いが、事業を始める予定の住所の管轄支店の方が望ましいとのこと。各支店の管轄エリアはコチラで確認できます。
私の住所は港区なので、東京中央支店で予約・・
茅場町へ乗り込みます!
A4b出口から地上に出て、水天宮方面へ歩くと・・・
出ました!
果たして日本という国は私にいくらBetしてくれるのか・・・?
いざ、突入!
受付を済ませると、柔和な顔をした優しげな担当者さんが応対してくれました。
親身になって他の金融機関の情報まで教えてくれて、マジで優しかった・・・。
ガッついて矢継ぎ早に繰り出される私の質問に、終始にこやかに答えてくれました。
ここからは会話形式で。
日本政策金融公庫のカフェ開業支援制度
「新創業融資制度」
がそれにあたります。
融資限度額3,000万が活用できます。
群馬県が買えるな。
てか、そんなにいらないw
新たに事業をはじめる方に対しての無担保・無保証人の融資制度。事業開始資金、または運転資金や設備資金として活用できます。
尚、事業開始後税務申告を2期終えていない方までが対象となります。
日本製作金融公庫でカフェ開業で融資を受ける条件
- 創業計画が実行可能なものであるか?
- 資金総額の10分の1以上を自己資金でまかなうこと。
- クレジットカードなどの信用状況に問題がないこと。
これらは最低限クリアすることです。
例えば開業資金が1,000万なら、900万借りて自己資金はたった100万でいいのか・・・!
返済期間は個別で変わりますが、運転資金で7年、設備資金で10年がひとつの目安です。据え置き期間も1年くらい設定できまして、その間は利息だけ払えば大丈夫です。
東京都などでも創業支援の融資制度がありまして、そちらはもっと利息が安かったと思いますよ。是非調べてみて下さい。
多くの方にご活用いただいてますよ。
ちなみにどんな原因でダメになるんでしょうか?
また、創業計画が現実的ではない方もですね。ご自身に経験がない業態に挑戦される場合で、まれにムチャな計画を提出される方がいたりします。
経験や実績は必須ではありませんが、あると有利なのは間違いないです。
日本政策金融公庫でカフェ開業で融資を受けるまでの流れ
①窓口での相談
まずは今回は①窓口でのご相談ということになります。
簡単に事業計画などをお伺いし、書類をお渡しして終わりになります。
②お申し込み
お渡しした書類を記入して、提出していただきます。
これは郵送で大丈夫です。
- 借入申込書
- 創業計画書
- 見積書(設備やテナント物件の見積書)
- (法人の方は法人登記簿謄本)
- 事業内容がわかる資料があればその資料など
届き次第、追ってこちらからご連絡します。
③ご面談
来店していただいて、詳しく事業のことをお伺いします。
その後、
④結果通知(郵送にて)
があり、
⑤ご契約
となります。
ただ、今はコロナ関連の業務で多忙を極めており、約2ヶ月とみておいてください。
店のテナントを契約したらすぐにお金が必要になるからなあ・・・。
ただし、その後店が決まった場合、物件によって融資の決定が左右される場合もあります。
カフェ開業資金 他制度も活用できるか?
都はもちろん、区や商工会議所などでも融資の制度があります。金利の差は大きいので、より有利な制度を活用された方がいいですよ。
正直、助成金の活用が一番いいですよ。返済がありませんので。もし募集があったら申し込まない手はないです。
助成金については「TOKYO創業ステーション」という都の施設があって、そこで詳しく教えてくれます。パンフレットをお渡ししますね。
今日はどうもありがとうございました!
日本政策金融公庫でカフェ開業で融資を受けるやり方 まとめ
・カフェの開業に活用できる制度は「新創業融資制度」
・融資限度額は3,000万円
・自己資金は10%以上用意すること。
・利息は2.46%
・返済期限は大体7年程度
・申し込み〜融資まで現状約2ヶ月かかる
・テナントの契約を決める前に申し込みしてもOK
・他機関の融資や助成金と併用しての活用もOK
必要書類はネット上でダウンロードできます。記載例があるので、それを参考に書くだけで特に難しいところはありません。
今回、試しに創業計画書を記入して持って行きました。内容をチェックしてもらいましたが、ここまで書けていれば大丈夫。すぐに面談に進めますよ、とのことでした。コーヒーショップを運営している身としては、当たり前過ぎる内容で余裕でした。未経験の方でも、余裕で書ける簡単な内容だと思います。
日本政策金融公庫に突入してみて思ったことは、
です。
融資って受けたことが無い身からすると、なかなかにハードル高そうですけど、そんなことも無さそうです。
5年前の自分に、日本政策金融公庫にとっとと行けと言いたいですw
今まで、カフェ開業資金の半分は自分で用意しなければならない、となぜか思い込んでました。まさか必要資金の9割も貸してくれる(可能性がある)とは・・・!
次回のルポは東京都の助成金についてになると思います。(いつになるかは謎w)
今回の記事はこんな感じです。
ありがとうございました!