こんにちは。
今回は電子マネー・クレジットカード端末を比較して、おすすめランキングを作ってみました。
実際に使ってみてヒシヒシと感じるのは、決済手数料のコストの高さです。
売上の3%以上、手数料がかかる場合が多く、小さなお店でも月間のコストは数万円になります。
長く使用することを考えると、1%の差でも大きな金額の差となります。

電子マネー・クレジット決済端末の導入は、もはや必須
ここ数年で、従来のクレジットカード決済に加えて、電子マネー決済とQRコード決済が急拡大しました。
今やお店のお会計において、現金よりも大きなウェートを占めるようになっています。
店舗にとって、決済端末の導入は必須である状況になりました。
しかし、決済端末を選ぶとなると、比較検討すべき情報が多すぎて戸惑います。
- 導入コスト
- 手数料などランニングコスト
- 対応可能な決済方法
- 端末の特徴
など、色々とチェックするべき項目があります。
そこでこの記事では、店舗運営において
を明らかにしたうえで、
おすすめの決済端末をランキング形式で解説していきます。
今、導入するべき電子マネー・クレカ決済端末の条件とは?
店舗にとって望ましい決済端末の条件とは、以下のようなものです。
重要な順に並べてみました。
- 手数料などランニングコストが安いこと
- 導入費用が安い、もしくは無料であること
- オールインワン型、無線型であること
- Alipay、WeChatPay(微信支付)、銀聯対応
- ペイペイなどQRコード決済に対応
手数料などランニングコストが安いこと
クレジット決済であれば、決済額の2.7%〜程度、電子マネーであれば3.5%〜程度が手数料としてとられる金額です。
ここが一番、コストに差がつくポイントで重要です。
たった1%の差でも、月額にすると結構な金額になるからです。
これに加えて、月額利用料をとられたり、レシートが有料だったりと、他にもコストがかかる場合があります。
導入費用が安い、もしくは無料であること
電子マネー・クレカ決済端末は競争が激しく、導入コストが無料であることが一般的です。
なかには導入費用がかかる業者もおりますが、その場合は毎月のランニングコストが安くなる傾向があります。
総合的に判断する必要があります。
オールインワン型、無線型であること
決済端末によっては、本体・電子マネー決済用・レシートプリンターと3つの端末を使用する場合があったりします。
するとレジ回りの場所がとられますので、できればオールインワン型でしかも無線のタイプが望ましいです。
また、レシートが印字される速度も地味に重要です。
プリント速度が遅いと、お会計の度に待ち時間が発生することになります。
できればAlipay、WeChatPay(微信支付)、銀聯カード対応
・Alipay
・WeChatPay(微信支付)
・銀聯カード
この3つは中国でメインで使われている決済方法です。
今後、中国人相手の売上が見込めるお店ならば、導入しておいた方が良いでしょう。
ペイペイなどQRコード決済に対応
QRコード決済はPayPayが一人勝ち状態です。
決済手段としても定着しましたが、未だにQRコード未対応の端末が多いです。
しかし、別途Paypayに直接申し込めば使用可能。
さらに言うと、PayPayと直接契約すると手数料も1%程度安くなりますので、お得です。
なのでQRコード決済は、
「PayPayだけでOK。
直接申し込みがベスト。」
と覚えてください。
QRコード決済はPayPayに直接申し込んだ方が良い
上でも書きましたが、QRコードといえば、PayPayの一人勝ち状態。
実際、お店で接客していると
「PayPay使えますか?」
1日に数人に聞かれます。
LINE Payなど他のQRコード決済のことを聞かれることは、ほぼありません。
しかし、PayPay未対応の決済端末はまだまだ多いです。
ただ、PayPayに直接申し込めば使えるようになりますので、問題ありません。
QRコードなので、設備費も発生しません。
初期投資ゼロ、月額固定費用ゼロです。
しかも、PayPayと直接の契約をすると、手数料がかなり安く(1.98%)なります。
他社とは1%以上の開きがあったりしますので、金額にするとかなり大きいです。
このことから、電子マネー・決済端末はQRコード未対応でもOK。
PayPayだけ直接契約すれば大丈夫です。
このような電子マネー・クレジットカード決済端末はいらない
電子マネー・クレカ決済端末に求める条件を考え、いくつかの事業者はランキングから排除しました。
排除した理由は、ランニングコストや導入コストが高いこと。
ここ数年、外資系の決済サービス事業者が参入してきたことによって、クレジット決済の手数料が下がる傾向が強いです。
それに対応できずに、未だに高い手数料を取っている業者は排除しました。
また、導入コストが高かったり、月額固定費用がかかる場合も、避けた方が無難です。
そして、排除したサービス事業者はこちらです。
JMS
排除理由・手数料が高い
Nexyz ZERO
排除理由・月額固定費用あり、手数料が高い
Docomoビジネス
排除理由・導入コストが高い、手数料が高い
PayCas
排除理由・導入コストが高い、月額固定費用あり
電子マネー・クレジットカード決済端末おすすめランキング
それでは、以上の条件でピックアップされた電子マネー・クレジット決済端末のおすすめランキングを公開します。
まずは、一覧表で比較しやすいようにしてみました。
手数料 | 導入費用 | 端末の良さ | 決済手段の多さ | |
---|---|---|---|---|
1位 STORES 決済 | ⭐⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ |
2位 Times Pay | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐ |
3位 AirPay | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
4位 アルファノート | ⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
5位 Square (スクエア) | ⭐⭐⭐ | ⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐ |
第1位 圧倒的な手数料の安さ!「STORES 決済」

- 手数料 ★★★★★★
- 導入費用 ★★★★★
- 端末の使いやすさ ★★★
- 決済手段の多さ ★★★★
月額固定費用無し、クレカ3.24%〜、電子マネー1.98%〜
無料(端末無料キャンペーン中)
レシートプリンター無し
WeChatPayも対応
なんといっても、電子マネー決済の手数料の安さに注目!
他社は通常3%以上なのに、1.98%!
突出してます。
交通系ICなどは利用者が多いので、この手数料の差は大きいです。
端末も5月末まで無料キャンペーン中。
WeChatPay対応で、中国人需要も取り込めるもの嬉しいです。
唯一の欠点は、ペーパーレス端末ということ。
レシートは出ません。
ただし、お店にプリンターがあれば領収書を出すことはできます。
また、手書きの領収書での対応もできます。
QRコード決済は未対応なので、別途PayPayに申し込みは必要です。
第2位 設定が簡単で使いやすい!「Times Pay」

- 手数料 ★★★★
- 導入費用 ★★★★★
- 端末の使いやすさ ★★★★
- 決済手段の多さ ★★★
月額固定費用無し、クレカ3.24%〜、電子マネー3.24%〜
無料
オールインワンではないが、全て揃っている
QRコード、中国系未対応
コインパーキング大手のTimesが決済サービスに参入。
現在、端末無料キャンペーン中です。
決済手数料は、業界標準。
端末がオールインワンではなく、タブレット・カードリーダー、レシートプリンターと3つに分かれています。
タブレットの画面が大きく、使いやすいのが特徴。
全ての機能が揃っているので、設定が不要。
領収書の印字も簡単です。
初心者に優しい端末と言えます。
無料で簡単に電子マネー決済を導入したい!
そんな方にTimesPayはおすすめです。
※QRコード決済は未対応なので、別途 PayPayに申し込みが必要です。
第3位 iPhoneユーザーなら「AirPay」

- 手数料 ★★★★
- 導入費用 ★★★
- 端末の使いやすさ ★★★
- 決済手段の多さ ★★★★★
月額固定費用無し、クレカ3.24%〜、電子マネー3.24%〜、QRコード2.95%〜
無料キャンペーン中
iPhoneユーザーにはおすすめ
QRコード、中国系、全て対応
今ならiPadも無料貸与キャンペーン中。
なので、導入コストが完全無料です。
嬉しいのが、QRコード決済も完璧。
WechatPayやAlipayなど中国人向けにも完全対応してます。
唯一のネックが、レシート発行には別途プリンターが必要なこと。
でも、お店にPC用のプリンターがあれば大丈夫です。
全ての決済手段を使いたい。
一元管理で経理を手軽にしたい。
手間をかけたくない。
「AirPay」は、そんな方におすすめです。
第4位 全部対応、オールインワンの「アルファノート」

- 手数料 ★
- 導入費用 ★★★★★
- 端末の使いやすさ ★★★★★
- 決済手段の多さ ★★★★★
月額固定費用3,980円、クレカ3.24%〜、電子マネー3.5%〜、QRコード3.72%〜
無料
オールインワン端末
全て対応
オールインワンの端末で、使いやすく場所もとりません。
さらに決済方法も充実。
PayPay、AlipayなどQRコードにも万全対応。
しかし、月額費用と手数料がやや高めです。
全ての決済手段を簡単に使いたい。
端末も良いものが使いたい。
コストは少しかかっても良い。
そんな方に、おすすめです。
第5位 拡張機能が充実「Square (スクエア)」

- 手数料 ★★★
- 導入費用 ★★
- 端末の使いやすさ ★★★★★
- 決済手段の多さ ★★★
クレカ3.24%〜、電子マネー3.25%〜
端末購入費46,980円が必要
オールインワン端末
QRコード、中国系未対応
導入には端末の購入費が必要になります。
オールインワンでカッコ良い端末です。
他にもPOS機能付きのタブレットレジやドロワー、バーコードなど、便利なオプションが充実。
数万円〜10万円程度の初期コストをかけても、充実した機能を求める方にはおすすめです。
電子マネー・クレカの決済手数料を比較してみた
電子マネーやクレカ決済において、一番重要なものは手数料です。
手数料は売上(決済)に応じて取られるコストです。
通常は3%前後が多く、つまり1万円の売上(決済)に対しては300円の手数料が取られます。
今や、売上における電子マネーやクレカ決済の割合は、40%を超えるまでになっています。
なので小さな店舗でも、電子マネーやクレジットカード決済の金額は、月額で数十万円という額になります。
この手数料を考えると、数千円〜数万円となるので、バカになりません。
1%でも安くなると、金額が大きく変わってきます。
そこで、各社の決済手数料についてまとめて比較してみました。
尚、QRコード決済に関しては、PayPay直接の契約が一番安く済みます。
ですので、ここでは省きました。
STORES 決済
クレカ3.24%〜、電子マネー1.98%〜
月額固定費用なし
Times Pay
クレカ3.24%〜、電子マネー3.24%〜
月額固定費用なし
AirPay
クレカ3.24%〜、電子マネー3.24%〜
月額固定費用なし
アルファノート
クレカ3.24%〜、電子マネー3.5%〜
月額固定費用3,980円
Square (スクエア)
クレカ3.24%〜、電子マネー3.25%〜
月額固定費用なし
電子マネー決済端末は個人でも持てる?
電子マネーやクレカの決済端末は、個人でも申し込みが可能です。
実際、私の知り合いもフードトラックなどで使用していました。
間借りカフェや週末マーケットなど、定期的に出店される方は持っていてもよさそうです。
お釣りの小銭の準備が少なく済みますので、楽ですよ。
ただし、申し込みには審査があります。
端末の到着までは1ヶ月半程度かかりますので、ご注意ください。
これからレジを買う方には「スマレジ」もおすすめ
電子マネーなどの決済手数料を抑えたい。
多くの決済事業者と連携しており、STORES決済、PAYGATEなどにも対応済み。
おすすめはSTORES決済との連携。
電子マネー決済の手数料が安くできます。
iphoneやipadを持っている方なら、初期投資もレシートプリンターくらいなので安く(4万円くらい)済みます。
手書きの領収書やプリンターで済ませれば、初期コストを無料で済ませることも。
拡張性も優れていて、たとえば自動釣り銭機やセルフレジなどの仕様にすることもできます。
月々の固定費用も無料です。
(2店舗目からは1店舗あたり4,400円かかります。)
スマレジ×STORES決済×PayPay直接契約の場合
- 手数料 ★★★★★★
- 導入費用 ★★★
- 端末の使いやすさ ★★★
- 決済手段の多さ ★★★★★★
月額固定費用無し、クレカ3.24%〜、電子マネー1.98%〜、QRコード1.98%〜
無料〜(要iPhoneかiPad)
プリンターが別途必要
全てに対応可能
こんな感じで
- 導入コストを抑え、
- 高機能なPOSレジ機能が使え、
- 各種決済方法に全て対応し、
- 月額固定費用はかからず、
- 手数料を最小に抑える。
ことができます。
スマレジの資料請求は無料です。
こちらからどうぞ。
