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コーヒー豆の販売に許可は必要?【豆の個人販売のやり方も解説】

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なまけもの
なまけもの
コーヒー豆の販売に許可は必要?
自分で焙煎したコーヒー豆を販売する方法は?
表示のルールは?
アフロ焙煎長
アフロ焙煎長
今日はこんな疑問にお答えします。

この記事は、コーヒー豆を個人で販売したい方向けです。

ネットやお店でコーヒー豆を販売するのに、何かの許可は必要なのか?ラベルの表示など、どのようなルールがあるのか?この記事を読めば、コーヒー豆販売に必要なルールが全て分かります。

自己紹介

コーヒー豆販売に許可は必要?

コーヒー豆販売に許可は必要?
結論から言うと、コーヒー豆販売に保健所の許可は必要ありません。コーヒー豆の焙煎は、営業許可が必要な業種には当てはまらないからです。

ただし、お菓子の製造・販売なども行いたいのであれば、許可が必要になります。

ネットショップであれば、ドリンクの提供などが一切ないので、なおさらです。今すぐにでも、始めることができます。

リアルの店舗で販売する場合

リアル店舗で豆を販売する場合は、多くのお店が「喫茶店営業」許可証を保健所よりもらっています。

なぜなら、ドリンクの販売もする場合がほとんどだからです。その場合、一番簡単に許可が取得できるのが「喫茶店営業」となります。ただし、お酒の提供もしたい場合は、一段ハードルの高い「飲食店営業」の許可が必要となります。

取得条件は、各最寄りの保健所までお問い合わせ下さい。地域や担当者毎に、微妙に細かい部分のジャッジが異なる場合もあります。

コーヒー豆販売に開業届けは必要?

ーヒー豆販売に開業届けは必要?
開業届けも特に必要はありません。

販売による所得が年間20万円以上になるようであれば、確定申告が必要になります。売上げがたちそうだな、という感触があったら、その時点で開業届けと青色申告の申請をした方がよいです。

確定申告には白色と青色があり、青色の方が節税の優遇があります。
ただし、事前に開業の届け出と、青色申告の申請が必要となります。申請にはお金など一切かかりません。売上げがたたなくてもいいので、早めに行うことをおすすめします。

パッケージには食品衛生法上の表示をする

パッケージには食品衛生法上の表示をする
コーヒー豆のパッケージに、食品衛生法上の「加工食品⑥茶、コーヒー及びココアの調整品」に基づいた表示をします。

コーヒー豆の表示には以下のような項目があります。

  • 名称
  • 原材料
  • 内容量
  • 賞味期限
  • 保存方法
  • 製造者(販売者)

それぞれ、解説します。

※参考 全日本コーヒー公正取引協議会「ギュラーコーヒー及びインスタントコーヒーの表示に関する公正競争規約」

名称

コーヒー豆の名前、品名です。基本的に事業者が勝手に決めることができます。とはいえ、誤解を与えるような品名はNGです。

ブルーマウンテンブレンド、のように豆の銘柄が入る場合、その銘柄が30%以上は配合されなければならない、というルールがあります。ただし、ブルマン30%、ブラジル70%の配合でも、ブルマンブレンドは名乗れます。世に出てるブルマンブレンドの中身って・・・。(闇

原材料

コーヒー豆、となります。
ただし、生産国の表記も盛り込むことが推奨されています。コーヒー豆(エチオピア)などの表記がベストです。

ブレンドの場合、配合された比率が多い豆順に、記載するルールとなっています。

例)ブラジル50%、コロンビア30%、エチオピア20%の配合のブレンドの場合、
原材料:コーヒー豆(ブラジル・コロンビア・エチオピア)
このような表記になります。

内容量

グラムで表します。
コーヒーは焙煎すると目減りしますが、焙煎後のグラム数を表示します。

賞味期限

レギュラーコーヒーは、密閉された状態で1〜2年の賞味期限が設定できます。1年以内でも、もちろん大丈夫です。

保存方法

「直射日光を避け、常温で保存すること」といった表示で良いでしょう。冷暗所で保管など、食品の特性に寄り添ったやり方を記載してもOK。

製造者

製造者の名前と住所を明記します。屋号を使用する場合は、屋号と氏名両方を併記すると良いでしょう。

栄養成分表示は必要無い

食品表示法にて栄養成分表示について定められていますが、「コーヒーは栄養の供給源として寄与の程度が小さいもの」として表示が省略できる食品となっています。
よって、栄養成分表示は必要ありません。

対面販売なら表示はいらない

ネット販売であれば、上記のような表示は必要ですが、対面販売は表示そのものが必要ありません。販売するスタッフが、お客様に聞かれたときに口頭で答えられるようにしておけばOKです。

個人でコーヒー豆を販売してみよう

個人でコーヒー豆を販売してみよう
このように、個人でコーヒー豆を販売するハードルって、実はすごく低いです。生豆だけ仕入れれば、フライパンでだれでも焙煎できますし、その日から販売することもできます。

ネット販売で使えるサイト

ネット販売も便利で簡単なサービスが出てきてます。非常に使い勝手がよくて直感的に操作するだけでショップを開設することができます。代表的なサービスは二つ、BASESTORESです。両方無料です。

非常に似たサービスの二つですが、それぞれの長所を挙げるなら、
BASEはメルカリのように集客をアシストしてくれる機能がある
STORESは集客は弱いが、手数料が若干安め
というところでしょうか。

販売用の包装資材

コーヒー豆の資材はAmazonや楽天でも購入できます。

このようなワイヤー付きの袋だと、シーラーが無くても封ができますので便利です。

専門的な卸売業者さんだとニコノスが便利です。ただし、ロットが100枚からと多めです。都内在住の方であれば、かっぱ橋のプロパック(シモジマ)が便利です。たくさん種類があって、見るだけでも楽しいですよ。

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コーヒー豆の販売に許可?やり方は? まとめ

コーヒー豆の販売に許可?やり方は? まとめ
それでは、まとめます。

コーヒー豆の販売に、保健所などの許可は一切必要ありません。対面販売の場合は、原材料などの表示も必要ありません。

ネット販売の場合は食品衛生法に基づく表示が必要で、
・名称
・原材料
・内容量
・賞味期限
・保存方法
・製造者
これらを記載しましょう。

ネットショップの開設は無料でできます。ノーリスクで挑戦できるので、やらない手はないですよね。

もちろん、販売するには売り方が問われます。SNSやブログ、YouTubeなど使って情報発信し、信頼を獲得しないといけません。ですが、これもほぼ無料で挑戦できます。

個人でコーヒー豆を販売するのに、環境は整いすぎるほど整っています。挑戦する人も増え続けています。売れずに脱落する人も同じ数ほどいるでしょう。でも、それがやらない理由になりますか?

一歩踏み出せば、そこから見える景色はまた違ったものになるかもしれません。

今回の記事は以上です。
ありがとうございました。

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