用意するものや、作り方を知りたい。
ドリップバッグはどのくらい保存できるの?
コーヒードリップバッグ 自作のやり方
こちらの記事ではコーヒーのドリップバッグを自作するやり方を解説します。
作り方は簡単。
- コーヒー豆を挽いて
- ドリップバッグフィルターに詰めて
- シーラーで封をする
これだけです。
ドリップバッグを作るメリットは、
- おうちコーヒーの時短になる
- 外出時に持っていける
- 長期間保存がきく
- 友人にプレゼントできる
- 余ったコーヒー豆を有効活用できる
色々と良いことがありますね。
ドリップバッグを入れるパックに、印刷やシールなどでかわいいデザインを入れることも可能です。
では、楽しいドリップバッグの作り方を詳しく解説していきます。
コーヒーのドリップバッグ作りで用意するもの
ドリップバッグ作りには、基本的には3点用意するものが必要です。
- ドリップバッグフィルター
- 平袋(三方袋)
- シーラー
Amazonや楽天などでも手に入ります。商売で大量に使う方は、専門の業者さんから購入すると安くすみます。
ドリップバッグを入れる袋です。1個ずつ詰めてパックします。アルミ製を使用すると、空気の透過を遮断するので、長期保存が可能になります。
フィルターや平袋に熱で封をするものです。ドリップバッグフィルターだけなら、100均一で売っているシーラーでも大丈夫です。アルミ製平袋に封をするには、ちゃんとしたシーラーを使用した方が良いでしょう。
この他、当然コーヒーの粉が必要ですね。
あとは、販売などを考えていたり
パッケージをデコレーションしたい場合は、
オリジナルラベルを用意すると
いいかもしれませんね。
作り方は別記事で解説してます。
自家製ドリップバッグの作り方
それでは、ドリップバッグの作り方を順を追ってご説明します。
①コーヒーの粉を用意します。
ひとつのドリップバッグにつき、粉はだいたい10g使います。
薄いコーヒーが好きな人は8g、
濃いコーヒーが好きな人は12g、
マグカップで多めのコーヒーを淹れたい人は14g、
こんな感じで、お好みで粉の量を調整してみてください。
粉の粗さは中挽きです。ただ、これもお好みで。
②ドリップバッグフィルターに粉を入れます。
③ドリップフィルターをシーラーで封します。
このフィルター部分だけのシールなら、100円均一で販売しているシーラーでも大丈夫です。
④平袋に、ドリップフィルターを入れます。
⑤平袋をシーラーで封します。
⑥完成。
資材とシーラーがあれば、簡単ですね。
※家庭で使用する場合は、平袋に入れずにまとめてジップロックなどでの保存で大丈夫です。その場合、専用のシーラーを買わずに100均一のシーラーで済みますので、経済的です。
ドリップバッグフィルターや道具はどこで買う?
自宅用の場合
ドリップバッグフィルターの買い方ですが、自宅用でしたらAmazonや楽天で購入可能です。
また、コーヒー資材専門業者でも、ネットショップで小口に対応しているところがあります。
→クラフトくらふと
業務用の場合
包装資材の卸売業者さんから購入します。1,000枚単位であれば、フィルターの製造会社さんから直接購入することも可能です。商売で使用する場合は1,000枚はすぐに売れますので、直接購入が良いかもしれません。ググると出てきます。
→ニコノス
→ヤマニパッケージ
Amazonで買えるドリップバッグフィルター
Amazonで資材や道具をひととおり揃えることも可能で、しかも結構リーズナブルです。
ドリップバッグフィルターなど資材
フィルターのみ
フィルターと平袋
フィルター、平袋とギフト用のbox付き
ドリップバッグ自作に使うシーラーについて
ドリップバッグ作成で、封をするときにシーラーと呼ばれる器具を使用します。
シーラーはたくさん種類がありますが、一般的なもので大丈夫です。
作成時、
- ドリップバッグフィルターに粉を詰めて封をするとき
- パッケージにドリップバッグを入れて封をするとき
2回使います。
コスパが良く、評価も悪くないです。
安心の富士インパルス。壊れません。
商売で使う方なら、断然コレ。
使いやすさが違います。正確に、早くシールすることができます。
ざっと見た感じ、一番安く出品しているのはAmazonのようです。
100円ショップで購入できるシーラーもあります。
ダイソーではイージーシーラーという名前で販売しています。ホチキスのような形で、電池で作動するシーラーです。外側のパッケージの袋をシールするには力不足ですが、ドリップバッグフィルターの封なら可能です。
ドリップバッグの保存について
ドリップバッグの保存についてですが、冷暗所にて常温で保管で大丈夫です。保存期間は、ドリップバッグフィルターを入れる袋によって異なります。酸素や光を遮断するアルミパックの場合だと、長期保存が可能です。
市販されているドリップバッグは、袋の中に窒素が充填されており、コーヒーの粉の劣化を防ぐことができています。その為、半年〜1年の保存が可能です。
自分でパックする場合には窒素の充填はできませんので、できるだけ中に空気が入らないようにして封をします。アルミパックを使用した場合、焙煎後の新鮮なコーヒー豆であれば3ヶ月ほどは十分に風味が保たれます。
意外に長い期間、美味しく飲むことができます。
3ヶ月以上の長期保存をする場合は、冷凍庫での保存が良いでしょう。
美味しい手作りドリップバッグの作り方・コツ
長く美味しく飲むことのできるドリップバッグの作り方には、少しコツがあります。
①焙煎後、新鮮なコーヒー豆を使用する
コーヒー豆は生鮮食品。香りや風味は比較的短期間で失われます。焙煎後の新鮮な状態のコーヒー豆をパックすることによって、強い風味が保たれ、その美味しさが長い保存に耐えることができます。
②しかし、新鮮過ぎるコーヒー豆は控える
しかし、焙煎直後のコーヒー豆は大量のガスを吐き出します。そのガスは焙煎のスモーキーな香りが含まれ、それを一緒にパックしてしまうと、風味に悪影響が出ます。
焙煎後に放出されるガスが一段落するのに焙煎後72時間かかる言われています。このタイミングが最高の香りを閉じ込めるチャンスです。つまり、焙煎後3日〜5日目の間のコーヒーを、ドリップバッグにすることをおすすめします。
コーヒードリップバッグ 自作のやり方【現役コーヒーショップ運営者が解説します】 まとめ
コーヒーのドリップバッグの自作は非常に単純。
最低限、ドリップバッグフィルターとシーラーだけあれば、だれでも作成可能です。
平袋はプリンタでも印刷できるタイプのものもあるので、オリジナルパッケージを作ったり、
コーヒーの豆を数種類混ぜて、オリジナルブレンドのドリップバッグを作ったり、
色々と遊ぶことができます。
カフェなどの商売でドリップバッグの販売をすることも、非常に有効です。
ギフト需要を取り込めるので、これだけで売上を作ることもできますし、
コーヒー豆が余りそうなときにササっと自作すれば、コーヒー豆のロスを無くすことができます。
ウチのお店では、オリジナルドリップバッグ作成サービスもしています。
- 結婚式の2次会で配られたり
- 某エライ人の誕生パーティで配られたり
- 某大企業の社内イベントで配られたり
やっているといろいろと楽しいことが起こります。
ご家庭でも商売でも、やらない導入するとメリットだらけのコーヒーのドリップバッグの自作。是非挑戦してみてください。
YouTubeでも解説しました。
もしよかったら、こちらもどうぞ。
今日のところはこんな感じですね。
ありがとうございました。