コーヒー豆販売って、ちゃんと商売になるの?
コーヒー豆販売のやり方は?
この記事では、特に焙煎機を導入して自家焙煎でコーヒー豆を販売することを考えている、
そんな方やお店に向けて、コーヒー豆の売り方を解説します。

動画でも解説してみました。
コーヒー豆販売で開業する手続き・方法

コーヒー豆販売を開業する手続きですが、特に保健所の許可もいりません。手軽に始めることができます。許可が必要な業種ではないからです。
ただし、多くのお店がドリンクなど喫茶メニューも同時に販売しますよね。カフェスペースがあって、ついでにコーヒー豆を売る、というお店が多いかと思います。その場合、喫茶店の営業許可が必要になります。
- 内装の施工前に図面を保健所へ持っていき、相談。
- 同じく図面を消防署に持っていき、相談。
- 内装の施工
- 保健所へ営業許可の申請
- 保健所の方が来店、チェックを受ける
- 営業許可の発行
- 建物の種類によっては、消防署のチェックを受ける
①と②が重要ですね。営業許可が出るレイアウトや条件がありますので、施工前に確認しましょう。
⑦焙煎機を設置する場合、消防署の確認も重要です。建物によっては(常時50人以上出入りするような中規模以上の建物)、ダクトの直径や排出される排気の温度など細かい部分までチェックされます。
コーヒー豆販売で開業する注意点
特に焙煎機を導入する場合、コーヒー豆販売の開業に関して、注意点が2つあります。
①焙煎時のニオイ
焙煎時には独特な強いニオイが周囲に漂います。周辺が商業地であれば問題はないですが、隣が住宅とかだと、少し問題になるケースも考えられます。また、上がマンションになっている建物の1階で営業する、などはハードルが高いかもしれません。
ただ、その場合でも対策はあります。
アフターバーナーという、煙とニオイを抑制する設備があります。それを導入して焙煎機に付ければ大丈夫。完ぺきに抑制できるワケではありませんが、苦情は来ないレベルになるでしょう。
ただしお金がかかるので、最初はアフターバーナーなしで営業してみて、ただし、いつでも導入できるスペースは確保しておいた方がいいかもしれませんね。
②コーヒー豆は売りにくい
自家焙煎カフェをやっているオーナーさんに話しを聞くと、「豆は売れない」もしくは「豆は最初は売れない」とよく言われます。
豆が売りにくいのは事実のようです。コーヒーの有名店に行っても、お客様を見ていると大体の方が喫茶利用の方で、コーヒー豆を購入される人なんてごくわずかです。
カフェや喫茶店は、
- 基本的にはコーヒー豆が売りにくい
- もしくは売れていないお店の方が多い
という現状があり、
コーヒー豆の売り方には工夫が必要です。
コーヒー豆販売で開業する鉄則
一方で、コーヒー豆販売で開業しているお店で、繁盛しているお店もあります。
そのようなお店に共通して言えることは、
「お客様が、コーヒーの豆売り店として、そのお店を見ている」
ことです。
特にブランド力も無い場合、
カフェや喫茶店として見られているのではなく、
「コーヒー豆売り店」としての印象をお客様が持っているか
この1点が超重要です。
逆に、カフェや喫茶店として見られてしまうと、
その時点でコーヒー豆は売れにくくなります。
店のレイアウトは豆売り中心で
コーヒー豆売り店としてお客様に認知される為には、コーヒー豆のディスプレイを一番目立たせなければいけません。
店内で一番目立つ場所とは、どこでしょうか?
レジ横ではありません。
答えは、
「店の前の通りから見える場所」
です。
つまり、多くの場合は
「店入ってすぐの場所」
ですね。
コーヒー豆販売で開業する失敗しない方法【鉄則はひとつだけ】まとめ
それでは、まとめます。
コーヒー豆販売で開業する手順、とくに焙煎機を導入する場合ですが、
保健所と消防署への事前確認を必ずとる
ことが重要です。
コーヒー豆販売を失敗させない方法ですが、
「お客様にコーヒー豆売り店を印象付ける」
これが鉄則です。
コーヒーの豆売りは、ポイントを押さえれば確実に積み上がっていきます。ドリンクなど喫茶類とは違って、席数による売上げの限度もありません。その為、席数の少ないお店でも、大きな売上げを作ることができます。
小さいお店ほど、低資金で開業したい方こそ、コーヒー豆売りに力を入れるべきです。コーヒー豆で喫茶類よりも、大きな売上げを作ることは可能です。小さいカフェの開業を考えている方にこそ、コーヒーの豆売りは強くおすすめします。
すみません、最後に宣伝です。
有料noteでコーヒーの豆売りの方法を詳しく、具体的な事例をもって解説しています。無料部分もボリュームが大きく、有料級の情報を盛り込んでます。よかったら無料部分だけでも、どうぞ。
今回は以上です。
ありがとうございました。
