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カフェ開業

小さなカフェ開業向けのコーヒーマシン 焙煎士が一挙紹介

女性
女性
コーヒーマシン、種類あり過ぎてどうやって選んでいいのか分からない・・・
どのマシンが、どのようなコーヒーをつくれるの?
男性
男性
ぶっちゃけ、一番美味しいコーヒーマシンを教えて!
ついでに、一番便利なコーヒーマシンも教えて!
アフロ焙煎長
アフロ焙煎長
今日はこのような疑問にお答えします。
コーヒーマシン選びは実は簡単。どのようなコーヒーを出したいかによって、タイプ別でご紹介します。なるべく価格が安いモデルをピックアップしました。
この記事を書いた人
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小さなカフェ開業向けのコーヒーマシンとは?

小さなカフェ開業向けのコーヒーマシンとは?
アフロ焙煎長
アフロ焙煎長
まず、
どのようなコーヒーを
どのくらいのペースで
どのくらいの手間をかけて
提供するのか?
これを少し想像してみてください。
  • ハンドドリップで淹れたようなクリアで香り豊かなコーヒーを出したいか?
  • エスプレッソでラテアートなどやってみたいか?
  • とにかく大量に、スピード命で多くの需要に対応できるようにしたいか?
  • 1杯ずつの抽出はしたいけど、手間はかけたくないから全自動がいいか?

このように、コーヒーマシンに対しては色々な要望があり、それぞれに適したマシンが発売されています。

コーヒーマシンの種類
  • コーヒー豆を挽くところから全自動なタイプ
  • コーヒー豆は手動で挽く半自動なタイプ
  • 手動エスプレッソマシン
  • セミオートエスプレッソマシン
  • 大容量抽出コーヒーマシン

小さなカフェでも、コーヒーマシンにこれだけの選択肢があります。やり方によっては、家庭用のマシンでも十分に使うことができます。ですので、業務用・家庭用問わず、上記5つのタイプで良いと思えるものを紹介していきます。

 

タイプ別小さなカフェ開業向けのコーヒーマシン

タイプ別小さなカフェ開業向けのコーヒーマシン
タイプ別に、コーヒーマシンを紹介します。

  • 手間をかけずにボタンひとつで抽出がいい→全自動
  • 手間はなるべくかけなくないが、コーヒーの風味にはこだわりたい→半自動
  • 美味しいカプチーノやラテアートを提供したい→本格エスプレッソマシン

こんな感じで注目していただければいいのかな、と思います。

全自動なタイプのコーヒーマシン

一番抽出に手間がかからないタイプです。

豆を挽くところから全自動でやってくれるので、ボタンひとつで抽出してくれます。カフェラテをつくるのも全自動。一人でお店を回すような小さい店舗には、かなり心強いマシンだと思います。

ただし、抽出方法はエスプレッソです。濃度を薄く調節できるので、通常のホットコーヒーとして提供はできますが、風味はクリアではないですね。「エスプレッソを薄めた味」です。

Jura WE8

Jura WE8
ユラはスイスのメーカー。そのエントリーモデルです。

ボタンひとつで自動でラテまで抽出してくれる全自動エスプレッソマシン。粉の量や湯量も調節できるので、通常のレギュラーコーヒーとしての提供も可能です。メンテナンスは毎日閉店時に必要です。ただし、あまり時間はかかりません。薬剤を使用し、そのコストも少しかかってきます。日本ではマイナーだが世界的には有名なメーカーで、有料だが故障時のサポートもあるので安心です。

オープン価格ですが、18万くらい? 旧モデルだとヤフオクなどの中古品も出回っており、5〜6万で購入できる場合も。

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デロンギ エレッタ カプチーノトップ

デロンギ エレッタ カプチーノトップ
日本でも知名度のあるメーカー。ボタンひとつで自動でラテまで抽出してくれる全自動エスプレッソマシン。通常のレギュラーコーヒーとしての提供も可能です。メンテナンスも、毎日の閉店時に必要。メジャーなだけあってアフターサポートも安心ですね。20万くらいです。

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半自動なタイプのコーヒーマシン

蒸らし時間、湯量、お湯を注ぐタイミングなどを全てプログラミングでき、ハンドドリップと同じ様なクオリティのドリップができるコーヒーマシンがあります。豆の風味を最大限に引き出し、味わいもクリアなコーヒーを抽出することができます。

ただ、豆を挽くことはできないので、ボタンひとつで抽出、というワケにはいきません。少しだけ手間がかかり、だから「半自動」です。また、抽出時間も2〜3分とそれなりにかかります。

カーチス CGC

カーチス CGC
お湯の温度や蒸らし、湯量、時間など細かく調節でき、6通りのパターンを記録させることができます。非常に優秀なマシンですが、専用のペーパーフィルターを必要としたり、水道管(要浄水器)直結だったり、電源が200Vだったりと、少し導入のハードルが高いです。メンテナンスは特に必要ありません。

ハンドドリップのクオリティのコーヒーを出したい、でもそこに人員をかけられない、という小さいお店にとっては、選択肢のひとつになるマシンかと思います。

価格はオープン価格ですが、30万くらいかと思います。

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ハリオ V60オートプアオーバーSmart7

ハリオ V60オートプアオーバーSmart7
ハリオが発売したハンドドリップを再現できるマシン。スマホによってプログラミングの操作が簡単に可能です。世界チャンピオンのレシピなども公開しています。価格は定価7万円。小さいカフェならこれの2台体制で十分だと思います。

時間のないときはこのハリオのマシンで。時間のあるときは、自分の手でハンドドリップ。このような使い分けもしてもいいかもしれませんね。

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大容量抽出タイプのコーヒーマシン

一度に多くの量を抽出するタイプのコーヒーマシンです。ピーク時には1杯ずつ抽出している余裕なんて無い!というお店には、このようなコーヒーマシンで対応することになります。

また、アイスコーヒーを抽出するときには、このようなマシンが必要になります。なので、このタイプのコーヒーマシンはお店には1台必須と言えます。

カリタ KDM-27

カリタ KDM-27
最もオーソドックスタイプのコーヒーマシンです。15杯分程度の抽出。

ウォーマーが付いているので、保温できます。ただし、30分以上経つと少し酸化してきて、味に劣化がみられます。湯温や抽出に関して、細かい調節はできません。メンテナンスも特に必要ありません。

定価は9万円程度ですが、このタイプのマシンは中古が安く大量に出回っています。特に複雑な内部構造になっているワケでもなく、壊れにくいので、中古で十分ではないかと思います。

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ブルーマチック C-22 Thermo Brewer

ブルーマチック C-22 Thermo Brewer
大容量抽出できるタイプ。タンクに保温機能もあります。蒸らしや時間、湯温・湯量などプログラムして調節することができ、こだわりの抽出ができます。ピークタイムで大量のホットコーヒーを必要とするとき、または美味しいアイスコーヒーを大量に作りたいとき、活躍するマシンです。

水道管直結タイプ(要浄水器)で、電源も200Vです。自分で設置もできそうですが、内装時に水道屋さんにお願いするのもアリ、ですね。

メンテは特に必要ありません。オープン価格ですが、多分、50万くらいではないかと。

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本格エスプレッソマシン

本格的なエスプレッソやカプチーノなどを提供したいのであれば、エスプレッソマシンが必要です。大きなものになると場所もとりますし、高級車が1台買えるくらいの値段がしてしまいます。

ここではコンパクトで電源も100Vで使いやすいもの、本格的だけど手を出しやすいマシンをピックアップしました。

ラ・パボーニ Professional Legno

ラ・パボーニ Professional Legno
イタリアで100年以上の実績のあるメーカーの完全手動エスプレッソマシン。手動だけにこだわりの抽出が可能です。小ぶりながら本格的な出力と機能を搭載してます。見た目の質感が素晴らしいマシン。

Amazonなどで購入することができ、19万くらいです。

 

ラッキーコーヒーマシン Linea mini la marzocco

ラッキーコーヒーマシン Linea mini la marzocco
コンパクトながら本格的なエスプレッソマシン。小型車ほどの値段で、このマシンなら手を出しやすい。場所をとらないもの小さいカフェにとっては助かります。定価は95万ほど。日本の大手メーカーならではの安心感もあります。

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小さなカフェ開業向けのコーヒーマシン まとめ

小さなカフェ開業向けのコーヒーマシン まとめ
私の個人的な感想になりますが、一番美味しいマシンは、やはりハンドドリップを再現してくれるマシンですね。風味がクリアで、豆の個性を引き出してくれます。なので半自動コーヒーマシンのハリオとカーチスがおすすめです。コーヒー豆の品質に自信があり、それを売りにしたいのであれば、この2つのマシンのどちらがが良いと思います。

テイクアウト需要に応えるようなお店で、杯数が多くでるようならカーチス。それほど忙しくないお店ならハリオの2台体制で十分ではないかと思います。
ただし、ビジネス街のお昼のピーク時には、忙しいお店であれば1杯あたりの提供スピードは1分を切りたいので、ピークに合わせてある程度先に抽出して溜めておく、などの工夫が必要です。

一番手間がかからず、便利なコーヒーマシンは全自動のタイプですね。
ユラ社のコーヒーマシンは、ボタンひとつで抽出してくれるので、お店を一人で運営するワンオペのお店にはありがたいです。小さいお店にとって、心強い味方となります。ただし、エスプレッソ式の抽出なので、豆の風味のクリアさは無くなります。また、閉店時には毎日メンテと、それに使用する薬剤があって、その手間とコストはかかってきますね。

今回の記事はこんな感じです。参考になれば嬉しいです。ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

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