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雑記

自己啓発本は意味がない?依存や中毒も?効果を得るには「感情」がキーだった件。

男性
男性
自己啓発本を読んでも全然成功しないし、意味がない。
女性
女性
読むと、一瞬はモチベーションが上がるけど、結局人生変わらない・・・。

こんな人も多いのではないでしょうか?

アフロ
アフロ
かくいう私も、その一人。
過去、年間100冊以上自己啓発本を読み漁る時期もありましたが、平凡なサラリーマン生活が続き、平凡な私のままでした。

読んだ直後の一時期はモチベーションが高まるので、本に書かれていること実践してみたりもしました。

しかし、やがてやらなくなる・・。
当然、現実も大して変わらず・・・。
そんな日々を何年も積み重ね、やがてやさぐれだします。笑

そして、
「自己啓発本なんて、栄養ドリンク剤程度の効果しかなく、体質改善にはならない」
と思うように。

やがて、私は自己啓発本のことが嫌いになり、「自己啓発アレルギー」を発症しました。笑

この記事を書いた人
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自己啓発本依存・中毒を経て自己啓発嫌いになった私

自己啓発本依存・中毒を経て自己啓発嫌いになった私
自己啓発本依存、自己啓発本中毒ってあるのはご存知ですか?

自己啓発本依存とは、何かの不安や恐怖が原因となって、自己啓発本を買うことを繰り返すことです。
本を読んでも、結局自分を変えられない為に、また同じ様に不安や恐怖にかられ、また同じ様な本を買うことを繰り返す傾向があります。

私も、

  • 自分のやりたいことが分からない
  • お金の不安から解放されたい
  • このままだと将来が不安
  • 人間関係もうまく行かない

などなど、多くの不安から本を買い漁り、読み漁っていました。

本には私の不安を解消できるであろう、答えのようなものが書いてあり、不安が和らぎました。
また、それを実際にやってみることも多々ありました。

アフロ
アフロ
このままいけば、いつか自分は理想の自分になれるだろう。
・・・私はそう思っていました。

しかし、いつまで経っても現実は変わりません。
こんなに本を読んで知識を仕入れていて、しかも本で学んだことを実践もしているのに、何も変わっていかない・・・。

アフロ
アフロ
これだけやってダメってことは、相当、自分ってダメ人間なのではないか?
成功できる人達と自分とは、人種が違うのではないだろうか?
やっぱり自分には無理なんだろうか?

こんな感じで、次第に自分自身に対する不信感が増幅していきました。

やがて40代になったとき、理想とはあまりにもかけ離れた自分がいて、しかも人生の後半に差し掛かっていることに気づいて、愕然としました。

自分を変えたいと思って、色々ともがいてきたけど、結局変わらなかった。
八方塞がり。
なりたい自分にはどうやってもなれない。
・・・もう、生きていてもしょうがないかもしれない。

・・・そのように思えてしまったんです。

自己啓発本に依存してきた結果、私は死にたくなりました。笑

 

自分を変える為には、潜在意識へのアプローチが必須

自分を変える為には、潜在意識へのアプローチが必須
死にたい気持ちになった私は、実際に死にそうになりました。爆

深刻な病気にかかり、生存確率50%と告知されたんです。
幸いなことに2分の1の確率をかい潜り、生き延びることはできました。

しかし直感的に、

アフロ
アフロ
今、自分が変わらなければ、また病気は繰り返すだろう。そして今度発症したら、多分死ぬだろう。

と思いました。

生存確率が2分の1なので、2回繰り返すワケにはいきませんでした。
そこで、自分の生き残りをかけて、自己改造に取り組むことにしました。

今まで、たくさん本を読んできた私は、人の意識の構造についても知識としては持っていました。

心理学などによると、人の意識で自分が知覚できる範囲である「顕在意識」は、たった5%だそうです。
そして、知覚できない「潜在意識」は95%となります。

95%占める潜在意識の支配力は圧倒的です。
顕在意識では変わりたいと思っていても、潜在意識が抵抗していたら、どうにもなりません。
5% vs 95%なので、あまりにも分の悪い勝負です。

アフロ
アフロ
もしかしたら、私の潜在意識に詰まっているものが、私の変化を妨げているのではないか?

そう考えた私は、この部分へのアプローチを開始しました。

 

自己啓発本が意味のない理由

自己啓発本が意味のない理由
本を読むという行為は、言わば知識を脳にダウンロードしてあって、インストールもしてない状態です。
知識は、インストールして、さらには使わないと意味がありません。

ただし、人は潜在意識の支配力が圧倒的に強いです。
さらに人にはホメオスタシス(恒常性)があったり、コンフォートゾーンと呼ばれる自分が快適と感じる範囲があったりで、つまりは変化を本能的に避ける傾向があります。

ここをたった5%の顕在意識の力で突破するのは、とても難易度が高いです。

顕在意識では変化したいと思っていて自己啓発本を読みますが、しかし潜在意識は変化を望んでいなかったりします。
なので、潜在意識を更新しなければ、人は変われません。

アフロ
アフロ
私が今まで変われなかった原因は、ここのハードルを突破できなかったからです。

本を読み、知識のダウンロードやインストールしただけでは、潜在意識は変わらないんです。
得た知識を使わなければ意味がありません。

しかしここで残念なお知らせです。
知識を使うだけでも、弱いんです。

95%の圧倒的支配力の潜在意識は、新しく仕入れた知識を少々使ったところで書き換えることなどできません。

アフロ
アフロ
私も今まで、本で得た知識を実践してみることがありました。
でも、変わらなかった・・・。

しかし、ここで嬉しいお知らせが。
その圧倒的な潜在意識を変化させる方法は、存在します。

 

潜在意識の支配力と戦う方法

潜在意識の支配力と戦う方法
潜在意識の支配力は圧倒的で、どのくらい圧倒的かと言うと、
「自分が支配されていることにすら気づけない」
・・・くらい圧倒的なんです。

  1. 同じような出来事が起これば、
  2. 毎回同じような反応が自然と起きて
  3. 毎回同じような感情が湧き起こる。
  4. そして、感情に沿った、同じような行動をとる。

感情によって我々の行動は決定されます。
そして、感情を生み出すのは潜在意識です。
つまり、潜在意識の状態によって、私たちの行動は限定されています。

結果、まるでプログラミングされたかのように、同じことを繰り返す。
人間なんて、「分かっちゃいるけど、やめられない」ことばかり。
それが、一般的かと思います。
それくらい、潜在意識の支配力は圧倒的なようです。

大抵の人は、自分の潜在意識の支配が当たり前過ぎて、瞬間的な反応過ぎて、そこをどうこうしようとは思いもつきません。
自然と湧き起こる自分の感情を、抑えることはできても、自分自身で感情を選べるなんて、普通は思いませんよね?

しかし、そんな圧倒的な潜在意識の支配力と戦う方法があります。

手段は2つ。

  1. 感情をヒントに自分の潜在意識の状態に気づくこと
  2. 習慣化の力で、書き換えの実践を継続すること

気づきと実践。
これは両輪です。
どちらも欠けてはいけません。

 

①自分の潜在意識の傾向に気づくこと

例えば、LINEのメッセージを送っても相手から返信が無いとき。

あなたは、どう感じ、どのような感情が湧き起こりますか?

「怒り」の感情が沸き起こった人は、自分がないがしろにされたと思ったかもしれませんね。
「不安」の感情が沸き起こった人は、自分が何か悪いことをしたのかな、と思ったかもしれません。
特に感情が揺れ動かなかった人は、たまたま相手が忙しいタイミングなのかな、と思ったのではないでしょうか?

この、赤字の部分。
これが、その人の潜在意識が支配している部分です。

LINEの返信が無い、という事実はひとつです。
ですが、ここから引き起こされる感情は、人それぞれ。

そして、その感情が引き金となり、その人の行動が限定されます。

「怒り」からは「相手に文句を言う行動」が。
「不安」からは「自分を責める行動」が。
3番目の感情が揺れ動かなかった人だけは、自分で自分の行動を決めることができます。

このように、潜在意識によって感情が揺り動かされ、その感情によって行動が限定されます。
行動が限定されることによって、人は変化できなくなります。

いつもと同じ様な反応をしてしまい、同じ様な現実をループしてしまうことになります。

そこで、このメカニズムを逆手に取ります。
沸き起こった感情から、自分の潜在意識の傾向を、推測するんです。

「怒り」の感情が沸き起こった人は、「自分の潜在意識は被害者意識が強いのかも」。
「不安」の感情が沸き起こった人は、「自分が悪いという自責傾向が強いのかも」。

このように、自分の潜在意識の傾向に気づくことができた時点で、潜在意識の支配力に亀裂が入ります。
気づくだけで、緩み、変化が起こり始めるようです。

アフロ
アフロ
感情が揺れ動いたら、それをヒントに「気づく」こと。
まずはこれが、潜在意識の支配から逃れるための第一歩です。

 

②習慣化の力で、書き換えの実践を継続すること

潜在意識の傾向に気づくことができたら、今度は書き換えの実践です。

書き換えを実践して、しかも繰り返すこと。
実践を継続すること。

例えば被害者意識が強い人は、他人を許すことをやってみたり、自分に原因が無いか考えてみる。
自責傾向が強い人は、自分を許すことをしてみたり、自分以外に原因が無いか考えてみる。

アフロ
アフロ
要は、いつも潜在意識からくる本能的にやっていることの、逆をやってみるんですね。

逆をやることで、色々と見えてくるものがあったりします。
それがさらなる気づきをもたらし、潜在意識を上書きしてくれます。

逆をやることによる書き換えも単発では威力は弱いです。
しかし、継続すれば話は別。
5%の顕在意識の非力過ぎる支配力も、19回繰り返せば95(5×19=95)になります。

つまり、自分を変える為の実践を、習慣化すればいいんです。

アフロ
アフロ
95%の潜在意識の抵抗力は強いので、習慣化の力を借りて抵抗するんですね。

感情が動くたびに、それを引き起こした潜在意識の傾向を考えてみます。
で、自分がいつも考えてしまうことの逆を考えてみる。
やれることがあれば、やってみる。

毎晩、1日を振り返ってみる時間を作るなど、習慣化することがとても有効です。

このように新しい実践を繰り返し、そうすれば徐々に、潜在意識が上書きされていきます。
そうやってはじめて、自分に変化をもたらし、今までのループから脱却することができます。

 

「習慣化」はスキル。意志の力ではない。

「習慣化」はスキル。意志の力ではない。
アフロ
アフロ
しかし、習慣化の苦手意識がある人とか、継続ができない方って多いと思います。
習慣化が得意な人って、あまりいませんよね?
私もそうでした。

「習慣化」は強い意思の力が必要で、それこそ潜在意識の抵抗にあって難しいのでは?
と思う方も多いかもしれません。

しかしここで、さらに嬉しいお知らせが。

「習慣化」に意思の力は不要です。
なぜなら、「習慣化」は単なるスキルだからです。

「習慣化」にはやり方があり、それを知って実践するだけで、「習慣化スキル」を身につけることができます。

そして、習慣化のやり方の原則は、たった3つです。

  1. 毎日やる
  2. 毎日同じタイミングでやる
  3. 最低限の量をやればOKにする

 

①毎日続けること

1日も休まないことがコツです。
自分に習慣化したいことをプログラミングして、半自動運転で継続させるイメージです。
休まないことが、継続をより容易にしてくれます。
ただし、1日休んでしまったとしても、終了ではありません。
そこから何度でもやり直してOKです。

②毎日同じタイミングでやる

習慣化したいことをするのは、1日のうちでいつも同じタイミングにすること。
やるタイミングとしては、朝起きてすぐがベスト。
一番難易度が低くなります。
状況に左右されないからです。
逆に夜は、やや難易度が高いです。

③最低限の量をやればOKにする

習慣化したいことを、ほんの少しでもやれば、それでOKにします。
たくさんの量を毎日やるのは、ハードルが高いです。

たくさんできる日もあるし、ちょっとしかできない日もある。
それを許容し、ちょっとだけやるだけで、自分を褒めましょう。

1回でも、1分やるだけでも、OK。
実行の心理的ハードルを極限まで低くして、日々行動をしやすいようにデザインしてあげます。

 

自己啓発本の効果を得られる自分になれる

自己啓発本の効果を得られる自分になれる
普段、我々は反応で生きてしまっているようです。

過去の出来事や生きてきた環境によって、潜在意識にプログラミングされたされた通りの、反応で生きているということです。

例えば、上で例に挙げた「LINEの返信がない」→「怒りが湧き起こる」。
こんな感じで、とても自然で、瞬間的な反応です。
瞬間的に湧き起こる感情を変化させることは、今まではとても難しいことでした。

自己啓発本を読んでも、人が変わらない理由はここにありました。
本人が気付けないところで潜在意識の抵抗があり、本に書いてあることを実践できる人は少ないし、たとえ実践したとしても長く続きません。
結果、自己啓発本が意味がないと感じてしまう人を量産していました。

ただし、認知心理学などの学問の発達とその普及によって、私たちは自己学習・自己調整をすることができるようになりました。

アフロ
アフロ
AIはディープラーニングなどによって自己学習機能が開発されました。
しかし私たちにも、認知心理学によって自己学習プログラムが実装されたんです。

これらの知識も、じわじわと世間に広まってきています。
アドラー心理学
アルバート・エリスのABC理論
などです。

アドラーは知っている人も多いかと思います。
「嫌われる勇気」はベストセラーになりました。
私自身は、4nessコーピングという講座にて、これらを体系的に学ぶことができました。

 

成功のコモディティ化はすぐそこまで来ている・・・かも

成功のコモディティ化はすぐそこまで来ている・・・かも
潜在意識へのプログラミングは9〜12歳の間の環境や出来事の影響が大きいそうです。

そして、その生まれた環境による、潜在意識へインプットされたことの支配力はとても強いです。
自己啓発本が役に立たないことの、大きな要因がこれです。

今まで、自己啓発本を読んで成功できたひと握りの人というのは、「たまたま生まれた環境的に潜在意識に成功の種となるプログラミングが入っていた人」。
つまり、「成功するべくして成功している人」が多いのではないでしょうか?
(もちろん、そうでない人もいると思いますが・・・)

ただし、これからは違うのかもしれません。

徐々に潜在意識の認識とその部分へのアプローチが一般化しており、自己啓発本をきちんと活用できる人が増えると思います。
潜在意識に凡人のプログラミングが詰め込まれ、通常であれば一生成功できない人にも、可能性が拡がっている。

なので今後は、いわゆる「成功の一般化(コモディティ化)」が起こってくるのではないかと期待してます。
「一億総自己実現社会」の到来も、将来的には不可能ではないかもしれません。

アフロ
アフロ
まとめます。

自分を変えたいならば、

  1. まずは感情の揺れ動きに注目すること
  2. 引き起こされた感情から逆算し、自分の潜在意識の傾向に気づくこと
  3. 潜在意識の傾向を矯正する行為を実践し、習慣化すること

こうすることで、例えば
「LINEの返信がない」という出来事が起こっても、今までのように反応に縛られず、そこからの自分の在り方を自分自身で選べるようになります。
自分にとって最良の選択をとる力がつき、結果として理想の自分に近づけることになります。

めちゃくちゃ強固なネガティブが詰まっている潜在意識の持ち主である私は(笑)、自己啓発本を何百冊と読んだところで、地べたを這うような人生から抜け出せませんでした。
それどころか、自己啓発依存をこじらせて死にかける有様でした。(笑)

しかし、感情をヒントに潜在意識へアプローチする方法を学ぶと、時間こそかかりましたが、ようやく、やっと、なりたい自分に近づけている実感が持てるようになりました。
ここ最近は、やりたいことが見え、しかもやりたいことが実現できるようになってきており、今後の人生がとても楽しみにもなりました。

人生100年時代、人生がマルチステージ化した現代ですが、「間に合って良かった・・・」と心の底から思います。

さらに言うと、自分を変えたいと思って色々ともがいていきた私ですが、感情をヒントに自分自身を学ぶなかで、次第に考え方が変わりました。

今までは、ただ漠然と

アフロ
アフロ
成功するために、自分を変えたい

つまり、成功するためには今の自分ではダメだ、と思ってたんです。

しかし今では、色々と学び体験するなかで、徐々に変わってきました。

アフロ
アフロ
このままの自分でも、自分に合った成功がきっと用意されている。
結局は「そのままの自分」にフォーカスし、受け入れ、そこから出発することが、自分にとっての本当の成功の道びらきとなるのかもしれない。

と、考えるようになりました。

その経験をシェアさせていただこうと思いまして、今回、少々暑苦しい記事を書きました。
また今後も、私の変化に進捗があればブログ記事にしたいと思います。

長い記事でしたが、ここまで読んでいただきましてありがとうございました。

自分の潜在意識の状態に気づき、それを効率的に修正し、反応で生きるのではなく、自分自身で自分のあり方を選択する力をつける。
こんなことに興味がある人は、是非4nessコーピングのページを見てみてください。
私自身、現在も講座に参加して学びを継続しています。

↓認知の仕組みを勉強する第一歩としては、これら2冊の本がおすすめです。


自分にはどうせ無理だ、が根強い人への処方箋【未処理の感情が鍵です】
自分にはどうせ無理だ、が根強い人への処方箋【未処理の感情が鍵です】自分に自信がない。行動は起こすけど成果が出ない。やがて行動もやめてしまう。そんなことを繰り返し、自分を信じられなくなってしまった。自分にはどうせ無理だ、と心の底で思ってる。 このような症状がある方へ向けての記事です。輝いている人達と自分は違うんだ、と思い込んでいた私の実体験をもとに書いてみました。...