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【悲報】コーヒー豆の冷蔵庫保存はダメ!【常温がベスト】

【悲報】コーヒー豆の冷蔵庫保存はダメ!【常温がベスト】
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女性
女性
コーヒー豆の保存って冷蔵庫に入れるといいですか?
アフロ焙煎長
アフロ焙煎長
お店で接客していると、こんなことをよく聞かれます。
結論から言いますが、冷蔵庫はダメです。
冷凍庫も、ベストとは言えません。
この記事を書いた人
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コーヒー豆の冷蔵庫保存はダメ

コーヒー豆の冷蔵庫保存はダメ
コーヒー豆の冷蔵庫保存は、ダメなんです。実は、ほぼ意味がありません。それどころか、悪影響が大きいかもです。

コーヒー豆が劣化する4つの原因とは

  1. 空気
  2. 水分
  3. 温度

と、言われています。影響の大きい順です。

冷蔵庫では、

  1. 空気
  2. ・・・密閉された容器に入れればOK。冷蔵庫は関係ない。

  3. 水分
  4. ・・・冷蔵庫内は通常、湿気があるからダメ。

  5. 温度
  6. ・・・冷蔵庫内は常に定温だから良いと言えるが、ベストな温度ではない。

  7. ・・・冷蔵庫内は暗いので、OK。

こうしてみると、ほぼ意味がないことが分かります。唯一優れた点は光の遮断ですが、これは缶など用意すればOKで、保存容器でクリアできる問題です。

コーヒー豆の冷蔵庫保存は、それどころか、悪影響が考えられます。コーヒー豆はハニカム構造の為、他の食材のニオイを吸収しやすいです。魚や野菜などのニオイが移る、またはニオイを移す可能性があります。

 

コーヒー豆のベストな保存方法とは?

コーヒー豆のベストな保存方法とは?
女性
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じゃあ、コーヒー豆のベストな保存方法って?

結論から言うと、「密閉された容器での常温保存」です。ただし、条件がひとつあります。「焙煎されてから新鮮な状態のコーヒー豆であること」です。

新鮮なコーヒー豆は熟成が必要

焙煎されて3週間以内のコーヒー豆を常温で保存すると熟成が進みます。
味がまろやかになる、まとまってクリアになる、など良い影響があります。日々、味が変化するので、その変化も楽しむことができます。そして常温というは大体16〜23℃くらいです。

劣化の4要素を遮断する為、「空気も光も遮断する容器で、家のなかの温度が安定した冷暗所に保管」するのが、豆の保存としてはベストです。

コーヒー豆の保存にベストな容器とは?

コーヒー豆の保存には、お茶缶が実は優れています。

保存容器はお茶缶がベスト?

日本茶を入れるお茶缶て昔からありますが、中蓋もついており、空気や湿気から中身を守ります。また、缶の為に光を透しません。
この為、コーヒー豆の保存容器として、とても優れています。

最近では、中の空気を抜いて真空に近い状態で保存してくれるタイプの、ハイテクな保存容器もあります。豆の劣化で最大の原因である「空気」をシャットアウトできるので、最強の保存容器と言えます。

容器が家に無い場合は、ジップロックでせめて空気を遮断してあげると良いでしょう。

新鮮じゃない豆は冷凍庫へ

焙煎されてから3週間以上経つと、コーヒー豆の劣化が進み、熟成というよりは劣化の悪影響が出はじめます。酸化が進んで少し酸っぱさを感じるようになります。多くの方が嫌う、コーヒーの酸味の正体は、コレです。

また、粉の状態のコーヒーも、空気に触れる面積が大きくなる為に劣化が早いです。

ですので、

  • 新鮮じゃない豆
  • 粉に挽いている豆

これらは、熟成を諦めて「冷凍庫での保存」をおすすめします。

冷凍庫は、

  • 湿気が無くドライな環境
  • 温度が定温で一定
  • 暗い

と、それ以上の熟成が不要な豆にとって、保存に優れた環境です。

 

コーヒー豆のおすすめ保存容器

コーヒー豆のおすすめ保存容器
プロの目からみて、おすすめのコーヒー保存容器をいくつかご紹介します。
豆劣化の4要素を遮断できるものを優先してますが、一部デザイン性が良いモノもおすすめします。

ダイアルを回すと、容器の中が真空になるという、究極の保存容器です。光もシャットアウトし、完ぺき。
・・・と言いたいところですが、徐々に空気が入るようなので、数日に一回はダイヤルを回す必要があるとのこと。

伝統技術に裏打ちされた、日本茶の缶です。デザインも良し、で完ぺき。

コーヒーグッズで有名なKINTOから、こんなステキなキャニスターが出てました。お茶用ですが、コーヒー用としても使いたいです。

珍しいグリーンのキャニスター。ブラックもあります。スプーン付きで便利です。

コーヒー豆の冷蔵庫保存はダメ!【常温がベスト】まとめ

コーヒー豆の冷蔵庫保存はダメ!【常温がベスト】まとめ
コーヒー豆の冷蔵庫での保存はダメです。
意味がほぼ無いですし、ニオイを移し移されるなど悪影響があったりするからです。

焙煎直後の新鮮なコーヒー豆を購入して、密封された容器で(缶のような光も遮断できるものが良い)、常温保存がベストです。

そして毎日、熟成によるコーヒーの味が変化していく様を味わう。

これが一番豊かにコーヒーを楽しむ方法です。という説を、私は掲げていますw

もちろん諸説ありますので、反論は認めますw

一方で、冷凍庫での保存であれば、一定の効果はありますので、

  • 粉に挽いた状態のコーヒー
  • 焙煎日より3週間以上経ったコーヒー

は、冷凍庫での保存をおすすめします。

今日はこんなところです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

保存について、詳しく書いた記事はこちらです。

アイキャッチ
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