どのランキング見ても順位バラバラだし、結局どれが正しいの?
「ガチでおすすめのミル付きコーヒーメーカーランキング」
を作りました。
ランキング除外商品と理由を全て公開
ランキング審査基準も公開
客観的基準によるランキングを公開
他サイトで企業メディアが掲載したミル付きの全自動コーヒーメーカーランキングは、少しウソうさんくさい内容が目立ちます。
ネスカフェのエスプレッソマシンがランクインしていたりして、明らかにステマだったりしますからね・・・。
そこで、
本ランキングでは一応プロである私が
審査基準から除外商品まで、
全てを公開します。
そして本気のランキングを作りました。
- 豆から挽けるミル付き全自動コーヒーメーカーおすすめランキングについて
- 豆から挽けるミル付き全自動コーヒーメーカーおすすめランキング【審査基準】
- ミル付き全自動コーヒーメーカーおすすめランキング
- 第1位 ツインバード 全自動コーヒーメーカー CM-D465B
- 第2位 無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー MJ‐CM1
- 第3位 メリタ 全自動コーヒーメーカー アロマフレッシュサーモ
- 第4位 シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー
- 第5位 パナソニック ミル付き浄水コーヒーメーカー
- 第7位 レコルト コーン式全自動コーヒーメーカー
- 第7位 象印 全自動コーヒーメーカー 珈琲通
- 第8位 クイジナート オートマチックコーヒーメーカー
- 第9位 パナソニック全自動コーヒーメーカー
- 第10位 Toffy 全自動ミル付アロマコーヒーメーカー
- 第11位 アイリスオーヤマ 全自動コーヒーメーカー
- 第12位 BONABONA 全自動ミル付きコーヒーメーカー
- こんなタイプの全自動コーヒーマシンには要注意!
- 豆から挽けるミル付き全自動コーヒーメーカーおすすめランキング まとめ
豆から挽けるミル付き全自動コーヒーメーカーおすすめランキングについて
本記事の
ミル付き全自動コーヒーメーカー
ランキングでは、
何よりも味とコスパを重視しています。
その為、
- ハンドドリップを再現できていないタイプ
- ミルの出来が悪いタイプ
- コスパが悪いタイプ
これらに該当する全自動コーヒーメーカーは、除外しております。
ハンドドリップを再現できず美味しくないコーヒーメーカーが多い
一番大事なのはおいしさです。
ハンドドリップが
再現できているかどうか、
がポイントです。
ここが一番難しい。
蒸らしやムラのない抽出って、
マシンでは難しいんです。
また、
抽出するお湯の温度も重要です。
これらをケアできない
コーヒーマシンが未だに多い
のですが、全て除外しました。
ミルがチープなコーヒーメーカーが多い
一番大切な部分ではないでしょうか?
ミルのタイプにもこだわって
チェックしました。
いいかげんなミルが多いです。
粒の大きさが一定にならず、
味がにごりがちです。
ちなみに、
パナソニックの全自動コーヒーメーカーが
世間的には一番有名です。
ただ上記2点どちらにも
当てはまっていました。
使ったことある人は分かる
かと思いますが、
味が致命的に劣りますよね。
除外した全自動コーヒーメーカーの一覧
上記2点のチェックで
耐えられなかったマシンは除外しました。
そのリストを公開します。
デロンギ | マグニフィカ ESAM03110B |
---|---|
アイリスオーヤマ | IAC-A600 |
ネスプレッソ | バーチュオ ネクスト |
豆から挽けるミル付き全自動コーヒーメーカーおすすめランキング【審査基準】
ミル付き全自動コーヒーメーカー
おすすめランキングの
審査基準を公開します。
3つの審査基準
- ①ハンドドリップと同じような抽出
- ②お湯の温度管理
- ③ミル(グラインダー)の能力
ほとんどのサイトでは、
全てのランキング審査基準を
公開していません。
本当に美味しい
コーヒーが飲めるように、
ここではコーヒーマシンを選ぶ
下記3つの厳しい審査基準を設け
客観性を重視、全て公開します。
審査基準① ハンドドリップと同じような抽出
ハンドドリップとおなじ様なクオリティで
抽出できているかどうか、が重要です。
美味しく適切に抽出するために、
①蒸らしは適切か
②シャワーが適切に粉にかかるか
③抽出のスピードは適正か
以上を評価して順位化しました。
審査基準② お湯の温度管理
コーヒーの抽出において
お湯の温度は重要なチェックポイントです。
沸騰しているお湯を使うと、
苦味と雑味が強く出て風味が損なわれます。
①抽出に適正な湯温か
②湯温の調節はできるか
以上をチェックしました。
審査基準③ ミル(グラインダーの能力)
ミルの能力は味に大きな影響があります。
グラインドするときに摩擦熱が
加わり過ぎると、
風味が飛んでしまいます。
①挽き目にバラツキはないタイプか
②摩擦熱は抑えられているか
③音はうるさくないか
こちらもチェックし、順位化しました。
ミル付き全自動コーヒーメーカーおすすめランキング
それでは今ご紹介した審査基準をもとに、
決定したランキングを見ていきましょう。
本当に美味しいコーヒーが抽出でき、
豆から挽いてくれる、
ミル付き全自動コーヒーメーカーは
下記のようになりました。
第1位 ツインバード 全自動コーヒーメーカー CM-D465B
元会長、バッハの田口護氏監修の
コーヒーメーカーです。
なんだかこだわりがすごそうですが、
その通りでした。
- 低速回転ミルで摩擦熱カット
- 挽き目の調節が可能
- 適切な蒸らし
- 抽出する湯温の調節が可能
- ムラのないシャワー
- 適正な抽出スピード
パーフェクトです。
ヘタな人のハンドドリップより
おいしくできます。
調節機能がいろいろついてますが、
操作はシンプル。
直感的に理解できます。
お値段は3つのなかで最高値ですが、
正直ミルだけでも元がとれます。
さらに、喫茶店で飲めるレベルの
コーヒーが毎日飲めると考えると、
どう考えてもコスパは良いです。
発売してしばらく経ちますが
未だにこれを超えるマシンは
出てきておりません。
最近ではタイミングによっては
3万円を切る価格で販売されており、
コスパも良いマシンになってきています。
項目 | 内容 | 順位 | |||
---|---|---|---|---|---|
抽出 |
|
1位/12位中 | |||
湯温 |
|
1位/12位中 | |||
ミル |
|
1位/9位中 | |||
価格 | 43,070円(公式ページ・税込) | 9位/12位中 | |||
抽出量 | 3カップ(6カップタイプもあり) | 8位/12位中 | |||
デザイン | デザイン度高め | 1位/12位中 | |||
総合評価 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
«ツインバードCM-D465Bの詳しい性能はコチラで解説しています
第2位 無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー MJ‐CM1
無印良品の大ヒットコーヒーメーカーです。
発売当時は高かったのですが、
今は値下げされて手を出しやすくなってます。
狙い目ですね。
こだわりの機能が多いです。
「コーヒーマシンなのに
美味しいコーヒーを淹れてくれる」
と常識を壊した名機です。
«「無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー」の解説記事をチェック
項目 | 内容 | 順位 | ||
---|---|---|---|---|
抽出 |
|
2位/12位中 | ||
湯温 |
|
2位/12位中 | ||
ミル |
|
2位/9位中 | ||
価格 | 19,900円(税込) | 4位/12位中 | ||
抽出量 | 3カップ | 8位/12位中 | ||
デザイン | デザイン度高 | 2位/12位中 | ||
総合評価 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
第3位 メリタ 全自動コーヒーメーカー アロマフレッシュサーモ
ペーパードリップを発明したメーカー
だけあって、確かな技術力です。
一番すばらしいのは、
やはりペーパーのクオリティ。
お湯抜けが最後まで一定で
クリアな味わいを実現します。
メリタならではの
テクノロジーです。
ミルもコニカル刃で性能が良いです。
10杯分抽出でき、
ステンレス製サーバーで保温も
効きます。
たくさんコーヒーを飲まれる環境の
方には、一番のおすすめマシンです。
湯温の調整ができないことだけが、
マイナス面ですね。
項目 | 内容 | 順位 | ||
---|---|---|---|---|
抽出 |
|
3位/12位中 | ||
湯温 |
|
4位/12位中 | ||
ミル |
|
3位/9位中 | ||
価格 | 34,751円(税込・Amazon) | 7位/12位中 | ||
抽出量 | 2〜10カップ | 2位/12位中 | ||
デザイン | デザイン度中 | 7位/12位中 | ||
総合評価 | ⭐⭐⭐⭐ |
第4位 シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー
こだわりが素晴らしいです。
豆の自動計量付きで、楽チンです。
忙しい朝など、ボタン1発で助かりますね。
ミルも摩擦熱を抑えたこだわり方式。
サーバーも保温ができるタイプで
助かります。
ハンドドリップの再現には至らず、
コーヒーの風味の面で少し見劣りしてしまいます。
ただ、お値段を考えると充分優秀ですね。
«「シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー」の解説記事をチェック
項目 | 内容 | 順位 | |
---|---|---|---|
抽出 |
|
4位/12位中 | |
湯温 |
|
4位/12位中 | |
ミル |
|
3位/12位中 | |
価格 | 16,880円(税込) | 4位/12位中 | |
抽出量 | 4カップ | 5位/12位中 | |
デザイン | デザイン度中 | 5位/12位中 | |
総合評価 | ⭐⭐⭐ |
第5位 パナソニック ミル付き浄水コーヒーメーカー
Wドリップというコク重視の
ドリップ方法で、
特にミルクと合わせて
カフェオレを楽しむ方には
良いコーヒーマシンです。
カラーバリエーションが
いくつもあるのも嬉しい。
Amazonで見ると、カラーによっては
かなり割安感があります。
項目 | 内容 | 順位 | |
---|---|---|---|
抽出 |
|
6位/12位中 | |
湯温 |
|
6位/12位中 | |
ミル |
|
6位/12位中 | |
価格 | 10,800円(最安値) | 4位/12位中 | |
抽出量 | 5〜6カップ | 4位/12位中 | |
デザイン | デザイン度中 | 6位/12位中 | |
総合評価 | ⭐⭐⭐ |
第7位 レコルト コーン式全自動コーヒーメーカー
デザインも良いし、
実力もあります。
なんと言っても、
ミルの性能が良いマシンです。
コニカル刃にて
均一な粒度を実現してくれます。
ミルの性能は
味をかなり左右するので重要です。
粉量もこまめに調節できるのが
嬉しいですね。
お湯の温度も調節できたら
完璧でした。
ただ、それを考えても
コスパの良い優秀なマシンです。
項目 | 内容 | 順位 | |
---|---|---|---|
抽出 |
|
6位/12位中 | |
湯温 |
|
7位/12位中 | |
ミル |
|
4位/12位中 | |
価格 | 22,000円(税込) | 7位/12位中 | |
抽出量 | 4カップ | 6位/12位中 | |
デザイン | デザイン度高 | 4位/12位中 | |
総合評価 | ⭐⭐⭐ |
第7位 象印 全自動コーヒーメーカー 珈琲通
魔法瓶のメーカーだけあって、
保温機能に優れています。
濃度も2種類から選べて
カフェオレ用やアイスコーヒーの
抽出も可能。
項目 | 内容 | 順位 | |
---|---|---|---|
抽出 |
|
8位/12位中 | |
湯温 |
|
5位/12位中 | |
ミル |
|
7位/12位中 | |
価格 | 15,800円(税込) | 4位/12位中 | |
抽出量 | 4〜10カップ | 3位/12位中 | |
デザイン | デザイン度中 | 6位/12位中 | |
総合評価 | ⭐⭐ |
第8位 クイジナート オートマチックコーヒーメーカー
大容量12カップの全自動コーヒーメーカーが
発売されています。
12カップは家庭用というよりは
オフィス用に適したマシンです。
抽出したコーヒーを保存するポットも
真空2層構造で、
保温性も優れています。
項目 | 内容 | 順位 | |
---|---|---|---|
抽出 |
|
8位/12位中 | |
湯温 |
|
8位/12位中 | |
ミル |
|
7位/12位中 | |
価格 | 23,800円(税込) | 7位/12位中 | |
抽出量 | 12カップ | 1位/12位中 | |
デザイン | デザイン度弱 | 9位/12位中 | |
総合評価 | ⭐⭐ |
第9位 パナソニック全自動コーヒーメーカー
というような有名な機種です。
パナソニックという大手メーカーの
安心感もあって、
よく売れたようです。
ただし、このマシンで淹れた
コーヒーの味の評判は、賛否両論。
味の面では、
ランキング上位のマシンと比べると
少し劣る印象です。
メーカーのブランド力と
価格が抑えめであることが
プラスポイントですね。
項目 | 内容 | 順位 | |
---|---|---|---|
抽出 |
|
8位/12位中 | |
湯温 |
|
8位/12位中 | |
ミル |
|
6位/12位中 | |
価格 | 18,947円(税込) | 8位/12位中 | |
抽出量 | 5カップ | 3位/12位中 | |
デザイン | デザイン度弱 | 9位/12位中 | |
総合評価 | ⭐⭐ |
第10位 Toffy 全自動ミル付アロマコーヒーメーカー
カラーリングやデザインが、かわいいです。
ブラックとグリーンの二色の展開があります。
ボディサイズも小さく、置く場所を選びません。
水を入れてから抽出完了まで3分半。
一人暮らしの人で、朝の忙しい時間でもコーヒーを飲みたい、という方におすすめです。
項目 | 内容 | 順位 | |
---|---|---|---|
抽出 |
|
10位/12位中 | |
湯温 |
|
8位/12位中 | |
ミル |
|
7位/12位中 | |
価格 | 8,800円(税込) | 4位/12位中 | |
抽出量 | 1カップ | 10位/12位中 | |
デザイン | デザイン度高 | 3位/12位中 | |
総合評価 | ⭐⭐ |
第11位 アイリスオーヤマ 全自動コーヒーメーカー
挽き目の調節もでき、味にこだわる方でも大丈夫。
1〜4杯分の抽出が可能。
カラーバリエーションは黒と白の2色の展開です。
家電分野で実績と信頼のあるアイリスオーヤマだけに、使い勝手が良く、コスパの良いマシンに仕上がっています。
項目 | 内容 | 順位 | |
---|---|---|---|
抽出 |
|
10位/12位中 | |
湯温 |
|
8位/12位中 | |
ミル |
|
10位/12位中 | |
価格 | 7,398円(税込) | 4位/12位中 | |
抽出量 | 4カップ | 6位/12位中 | |
デザイン | デザイン度低 | 11位/12位中 | |
総合評価 | ⭐⭐ |
第12位 BONABONA 全自動ミル付きコーヒーメーカー
最大4杯分まで抽出可能で、非常に使い勝手が良いマシン。
30分の保温機能付き。
デザインもよく、インテリアとしても映える。
価格も抑えめで、値段・性能・使い勝手の良さのバランスが取れている。
項目 | 内容 | 順位 | |
---|---|---|---|
抽出 |
|
10位/12位中 | |
湯温 |
|
8位/12位中 | |
ミル |
|
10位/12位中 | |
価格 | 6,500円(税込) | 4位/12位中 | |
抽出量 | 4カップ | 6位/12位中 | |
デザイン | デザイン度中 | 8位/12位中 | |
総合評価 | ⭐⭐ |
こんなタイプの全自動コーヒーマシンには要注意!
実は、コーヒー選びで失敗する方が増えています。
こんな経験をされる方が多いです。
なぜ、こんなことになってしまうかというと、大きな理由がひとつあります。
それは、
「エスプレッソマシンを普通のコーヒーマシンと勘違いして買ってしまったから」
紛らわしいことに、エスプレッソ抽出のマシンのくせに、普通のコーヒーマシンとして売られている機種も多いです。
エスプレッソ抽出ですが、濃度を薄めに調整しており、通常のレギュラーコーヒーとして飲めるようにしたものです。
しかし当然、通常のドリップの抽出とエスプレッソの抽出では、味がかなり異なります。
エスプレッソは高温の蒸気での抽出の為、
- 苦味が強く出やすい
- 香りが失われやすい
- 華やかな酸が失われやすい
などの弊害があります。
ここではそんな間違いを防ぐため、エスプレッソ方式のコーヒーマシンをピックアップしてみました。
コーヒーの味にこだわりたい方は、これらのマシンの購入は避けた方が無難です。
ただし、ラテを楽しみたい方には、むしろこれらのマシンは適しています。
ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ フィフティ
ネスカフェのエントリーモデルです。
エスプレッソ抽出のみ。
ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタデュオ
バリスタフィフティの上位モデル。
ラテも作れる。
デロンギ 全自動コーヒーメーカー マグニフィカS
デロンギの看板モデル。
2杯同時抽出、ラテの抽出も可能。
デロンギ スティローザ エスプレッソ・カプチーノメーカー
デロンギから廉価版のコーヒーマシンが出ました。
安価ですが、ラテも作れます。
「ネスカフェとデロンギはエスプレッソ抽出」
と覚えましょう!
豆から挽けるミル付き全自動コーヒーメーカーおすすめランキング まとめ
当ブログが選ぶ、
豆から挽けるミル付き
全自動コーヒーメーカーの
おすすめランキングは以上です。
正直、
上位の2機種が突き抜けていました。
2位の無印の製品のメーカーは、
実は1位と同じツインバードです。
無印のマシンの方が
先に発売されているので、
1位の製品は実質的な
後継機にあたります。
そこを、
ただの後継機にするのではなく、
「コーヒーの神様」バッハ田口氏
の監修のもと、
美味しさのレベルを
次元上昇させました。
このツインバードの
全自動コーヒーメーカーに
対抗できるものは、
しばらくは出てこれないのでは
ないでしょうか。
最近、
バルミューダがコーヒーメーカーを
発売しました。
彼らは強烈にツインバードを意識
していると思います。
ミルが付いてなかったので、
こちらのランキングからは
除外しています。
そちらのレビュー記事も書いています。
よかったら読んでみてください。
»バルミューダのコーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」の評判は本当?ハンドドリップの上位互換!?
今回はこんな感じです。
お読みいただき、ありがとうございました!