最近、急速に広まったコールドブリューコーヒー。
家でも手軽に作れるレシピを公開します。
先日のツイート
『100均アイテムでできる水出しアイスコーヒー』
用意するもの
・お茶パック
・1L容器
・深煎りのコーヒー豆50gやや細挽き作り方
①お茶パックに粉を詰める
②お湯で蒸らす
③水を満タンに
④冷蔵庫で8時間
⑤完成超簡単ですが味は保証します
専用の器具を使うより美味しくできる#お家カフェ pic.twitter.com/OJDLff0nfL— いっちー@コーヒー焙煎屋× ブロガー (@icchicoffee) May 11, 2020
専用の器具を使わなくても大丈夫。
100均で買えるアイテムで、専門店以上の味を出せます。
この記事を読むと、
安く
簡単に
本格的なコールドブリューコーヒーが作れるレシピが分かります。
コールドブリューコーヒーレシピ
それでは、コールドブリューコーヒーのレシピを公開します。
用意するもの
- 100均一のお茶パック2〜4枚
- 1リットルの容器
- コーヒーの粉50g
(Lサイズが望ましい)
(深煎り・やや細挽き)
これだけです。
お茶パックも、1L容器も、100均一で買えます。
コールドブリューコーヒー 入れ方
コールドブリューコーヒーの入れ方は簡単です。
パックに詰めて、水を入れるだけ。
+ひと手間加えると、グッと美味しくなります。
①お茶パックに粉を入れる
1枚には入りきらないので、何枚かに分けます。
②封をします。
指をいれて・・
クルッとひっくり返します。
③お湯で蒸らします
粉全体が浸る程度のお湯で蒸らします。
味のバランスを整える為です。
※この工程はカットしてもOKです。
④水を入れて8時間放置。
水は満タンに入れてください。
⑤パックをとったら、完成。
粉が漏れていたら、茶こしを使って取り除きましょう。
濃かったら、氷や水で調整してください。
通常、コールドブリューは水だけで抽出する為に苦味があまり出ません。
そこで、お湯で蒸らしを行うことで味のバランスを整えることができます。
ちなみに、コールドブリューコーヒーとは
コールドブリュー(COLD BREW)とは、水出しのコーヒーのこと。
通常、コーヒーはお湯で抽出されますが、それに対して水で抽出されたコーヒーのことを指します。
水を使用した超低温での抽出は、苦味成分など、抽出されにくい成分があります。その為、苦味が少なく、味もクリアで、甘みを強く感じる風味になります。
極一部のこだわったお店では、水出しで抽出したコーヒーを温めてホットコーヒーとして提供するところもあります。
自然な甘みを感じますので、牛乳との相性もよくカフェオレにするのもおすすめです。
コールドブリュー抽出の仕組み
水にコーヒーの粉を浸けると、自然とコーヒーの成分が溶け出します。一定の水の量に対して、成分の溶け出す分量には一定の限界があり、それ以上は濃く抽出されません。
つまり、どれだけ多くコーヒーの粉を使用しても、ある一定の濃度以上にはならない、ということです。
この性質を利用してますので、味が安定します。
レシピのポイントとしては、
- コーヒーの豆は細挽きにして、成分が抽出されやすくします。
- 限界まで濃いアイスコーヒーが作れる分量のコーヒーの粉を使用します。
この2点です。
通常のアイスコーヒーは
通常のアイスコーヒーは、お湯で抽出し、その後冷やします。
その為、強い苦味成分まで抽出されます。
コールドブリューよりも、コクと苦味が強いです。
コールドブリューコーヒーに合うコーヒー豆
深煎りのコーヒー豆なら何でもOKです。
焙煎レベルは、フレンチロースト〜イタリアンローストのものが良いです。ブレンドでもストレートでも両方いけます。
正直コールドブリューで、しかもアイスで飲むとなると、豆の個性はあまり出ないです。(爆)
なので、コーヒー豆にはこだわらなくて大丈夫。焙煎レベルにだけ注意してください。フルシティロースト以下だと少し酸味が出てきます。
コールドブリュー用 コーヒー豆の挽き目
やや細挽きが良いです。
水出しだと苦味成分が抽出されにくいです。
細挽きにして苦味成分の抽出を助けることによって、味のバランスをとり、コクを出します。
ただし、あまり細挽きにし過ぎると微粉も抽出されてしまい、口当たりが悪くなります。
コールドブリューコーヒーのおすすめ器具4選
100均一で購入できるお茶パックを使用すれば、美味しいコールドブリューコーヒーは作れます。
でも、専用の器具にも興味ある!
という人向けに、人気のコールドブリュー抽出の器具をご紹介します。
HARIO フィルターイン コーヒーボトル
価格も手ごろで、一番売れています。
ストレーナーというコーヒーの粉を入れる網状の容器が付属。コーヒーの粉が40g入ります。
HARIO スロードリップ ブリュワー 雫
滴下式という、超スローな抽出形式。一滴一滴、垂れてくる抽出を見ていると、時間を忘れ癒やされます。
iwaki ウォータードリッパー
おしゃれなコーヒー器具をつくるiwakiからも、滴下式が出ています。
Kalita ウォータードリップ ムービング
昔ながらのダッチコーヒーを家庭でも。ポタポタと1滴ずつ抽出されます。
まとめ コールドブリューコーヒー(水出し)のレシピ
簡単にコールドブリューコーヒーのレシピをまとめます。
- お茶パックに粉50gを入れる。
- 1L容器に入れ、お湯で蒸らす。
- 水を満タンに。
- 冷蔵庫で8時間。
- パックをとって完成。
②のお湯での蒸らしは省略しても大丈夫。
コーヒー豆は深煎りのものを利用してください。
簡単でお金がかからないやり方ですが、これでも本格的な味に仕上がります。専用の器具で作るより、コーヒー専門店の味よりも美味しくできます。
なぜお店より美味しい?
理由は2点あって、
ひとつめは、限界まで高めた濃度。
たっぷりの粉を使って、お茶パックで時間をかけて抽出することにより、限界まで濃度を高めることができます。フルボディのコクの強い風味になります。お店では専用の器具を使用して時短で抽出しますが、ここまでの濃度は出せません。
ふたつめは、深煎りの豆を使うこと。
専門店では、余った売れ残りの豆を有効活用する為に、中煎り以下の豆を使用する場合があります。「さっぱりと紅茶のように飲めますよ」とか言われますが、そんな店には注意。渋味があって多くの人が好む味だとは思えません。
先日、このコールドブリューのレシピをインスタにもアップしました。
インスタ始めたばかりなんですが、よかったらフォローお願いします。w
今回のコールドブリューコーヒーレシピだと、少し濃いめの味付けになります。氷や水で濃度を調整してみてください。
是非ためしてみてください。
今回はこんな感じです。
ありがとうございました!