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高松で美味しいコーヒー豆を買うならココ!焙煎士が教える自家焙煎店ランキングTOP9

日本のコーヒー専門店を巡る旅 〜香川県編
アフロ
アフロ
いつもの、独断と偏見による勝手にランキング。
今回は、香川県高松市内のコーヒーショップ、コーヒー専門店です。

本記事は、コーヒー豆売り店を優先したランキングとなっています。

  • 自家焙煎であること
  • コーヒー豆のラインナップの多さ
  • マニア層ではなく一般客も利用しやすいこと

これらを、高評価ポイントとしています。

 

第1位 豆丸珈琲 鍛冶屋町焙煎所(香川県高松市)

第1位 豆丸珈琲 鍛冶屋町焙煎所(香川県高松市)
高松でコーヒー豆を購入するならこちら。
と断言できる、豆売りでは突き抜けたお店です。

お店の特徴

高松の商店街から、一本入ったところと、ロケーションの良い立地。
店内は狭いけど、コーヒー豆が40種類と多い。
そして、100g単位で注文できて、個別焙煎に対応してくれる。

店内席もあり、その場でコーヒーを飲むこともできる。
ちなみに、コーヒー豆を購入するとサービスでコーヒーが1杯飲める。

焙煎時間は10分くらいで、その間に店内で美味しいサービス珈琲が楽しめます。

コーヒーの特徴

コーヒーの特徴
間違いなく、県内トップクラスの品揃え。
ブレンドは価格が抑えめで、このような専門店にしては良心的なお値段。

一方でCOE受賞コーヒーなど、本格的な高品質コーヒーの取り扱いも豊富。
カフェインレスだけで4種類あり、圧巻の品揃えでした。

焙煎機はNOVO。
焙煎機はNOVO。
高速自動焙煎機ですが、独自のプログラムを組んでいるとのこと。

ラインナップ数、
品質、
価格、
サービス、
どこをとっても、高レベル。
こちらのお店でコーヒー豆を買っておけば間違いないと思う。

 

商売上気になった点

商売上気になった点
コーヒー専門店として、周辺を生活圏としている人をターゲットとして、愚直に商売をされている印象。
もちろん土地柄、観光客も多いとは思うが、地元の人がコーヒー豆を買うときに選ばれるお店かと思います。

ドリップバッグなど、ギフトの商品も充実。
ちょっとしたプレゼントが欲しいときにも、重宝しそうです。

店長さんも穏やかそうな人柄で、接しやすいです。

 

ショップデータ


豆丸珈琲 鍛冶屋町焙煎所
〒760-0028 香川県高松市鍛冶屋町4−1 フェスタ2ビル 1階
営業時間:11〜18時
定休日:不定休
»お店公式HP

 

第2位 プシプシーナ珈琲(香川県高松市)

プシプシーナ珈琲(香川県 高松市)
有名店で、都内のお店でもコーヒーを買うことができたりします。
なんといっても、独特の美的センスが素敵なお店。

お店の特徴


実は、かなり歴史の長いお店のようです。
でも、昔ながらの自家焙煎店という雰囲気は無く、しかも最近のサードウェーブ系のオシャレな雰囲気でも無く・・・。

一軒家を改装したお店で一家で切り盛りされている様子。
若干のイートイン席があって、アットホームで柔らかい感じが。
独特で唯一無二な雰囲気がある、なんとも魅力的なお店でした。

コーヒーの特徴

コーヒーの特徴
コーヒーは100gあたり600円くらいから。
20〜25種類くらいのラインナップで、種類が豊富でした。
その全てを、店内で飲むこともできます。

ラインナップは、良質なスペシャルティコーヒー中心。
これだけの質でこの値段は良心的だな、と思わせてくれるものでした。

ただし、この店をこれだけ有名にしているのは、デザインの力だと思います。
デザインの力

イラストのセンスが突き抜けています。

商売上気になった点

商売上気になった点
高松市郊外の、工業地帯にポツンとある、不思議な立地でした。
こんなところに人が来るの!?
って思いましたが、繁盛されている様子。

店内は、カウンター内が工場のようになっていて、製造作業がメインで、店内喫茶はオマケのような位置付けかと思います。
つまり、こちらのお店は通販や卸売のお店なのだと思います。

かなり商品に魅力がないと成り立たない方法ですが、

  1. 独特の世界観であること
  2. 長年営業されていること
  3. お店の方の人柄の良さ

これらのことが影響しているのかもしれない、と思いました。

ちなみに、おはぎがめっちゃ美味しかったです。
おはぎがめっちゃ美味しかったです。
ほかほかでした。
店内でしか食べれないとのことですが、お店行けた方は是非。

 

ショップデータ


プシプシーナ珈琲
〒760-0065 香川県高松市朝日町2丁目19−16
営業時間:11〜18時
定休日:火、水、木
»お店公式HP

 

第3位 ripple coffee(香川県高松市)

第3位 ripple coffee(香川県高松市)
中心市街からは少し外れているけど、歩いていける。
そんな場所にひっそりと、名店がありました。

お店の特徴

お店の特徴
ネルドリップに力を入れたお店でした。
メニューを見ればわかる通り、ネルドリップによるデミタスコーヒーの提供も。

デミタスなんて、若い人は知らない人が多いのではないだろうか?
戦後の日本のコーヒー界が行き着いた、「究極のコーヒー」。

エスプレッソの波に攫われてしまった現在の日本のコーヒー業界。
その中でも伝統と技術を継承しているお店はあります。

こちらのお店も、そんな中の一つでした。

コーヒーの特徴

コーヒーの特徴
コーヒー豆のラインナップ数は少ないですが、こだわりの手回し焙煎による少数精鋭、という感じです。
お値段はとても良心的。

特に、深煎りの美味しいブレンドを探されている人にはおすすめしたいお店です。

 

商売上の気になった点

商売上の気になった点
手回しロースターとネルドリップによるデミタス。
そう、表参道の大坊珈琲を彷彿させるスタイルです。
ネルの形状にもこだわる本格派でした。

先人達が築いたものを継承し、発展させていくことは、私もやってみたいことの一つ。
非常に、刺激を受けたお店でした。

まだオープンしたてとのことでしたが、頑張って欲しいです。

 

ショップデータ


ripple coffee
〒760-0062 香川県高松市塩上町1丁目7−5
営業日時:8〜18時
定休日:月曜日
»お店公式HP

 

第4位 Arsenal Coffee Roasters (香川県高松市)

第5位 Arsenal Coffee Roasters (香川県高松市)
運よく、お店のプレオープンに出逢うことができました。
高松の駅から商店街の中心までの動線上にある、とても立地の良いお店です。

お店の特徴

お店の特徴
今どきのオシャレロースターで、イケメンバリスタが輝いているようなお店。
ですが、そのイケメン店長さんの人柄が素晴らしかったです。
これはファンがたくさん付きそうな感じがしました。

お店には大きなカウンターと、3席くらいのボックス席。
外にも席があり、大きな窓があって、開放的なお店でした。

コーヒーの特徴

コーヒーの特徴
ロースターとのことでしたが、訪問時はプレオープンということもあって、コーヒー豆の販売が見当たりませんでした。
グランドオープン後には、販売開始するのではないでしょうか?

朝早くから営業し、夜にはお酒入りのメニューもある様子です。
生活のいろいろな局面において、そのとき必要なドリンクメニューを提供してくれそうです。

 

商売上の気になった点

なんといっても素晴らしいのは、大きな窓とそれを取り巻く客席のつくりです。

窓を開くと、外のベンチ席と、店内のカウンター席が一体となり、6名席代わりにも使えそうな感じ。
スタッフとの距離も近く、お客様とスタッフ、お客様とお客様、などコミュニケーションが促進されそうなつくりでした。

ここまで大きな窓だと、通りとお店の境目も曖昧になります。
コーヒースタンドとして、理想的な窓だと思いました。

 

ショップデータ


Arsenal Coffee Roasters
〒760-0024 香川県高松市兵庫町2−1
営業日時:
不定休

 

第5位 VITAMIN COFFEE(香川県高松市)

第6位 VITAMIN COFFEE(香川県高松市)
以前、LIMACOFFEEというお店だったかと思いますが、そちらの運営会社が撤退するときにスタッフさんが引き継いで一新させたようです。
以前のお店とはかなり様子が異なり、以前もオシャレだったのですが、100倍オシャレになりました。
全国でもトップクラスの内装の洗練度合いかと思います。

お店の特徴

お店の特徴
外観の素朴さと、内装の豪華さのギャップが、まず良かったです。

曲線が特徴の家具。
お店に入ったすぐの、天井から垂れ下がった謎のオブジェに、ラウンド型のテーブルが目を引きます。
奥のベンチぼ背もたれの、曲線もおしゃれ。
高松は全体的に美意識の高いお店が多いですが、その中でもトップクラスのおしゃれさです。

ソウルにありそうなお店でした。
「アジア人が考えるスタイリッシュさ」
というものを具現化すると、こんなお店になるよなあと思います。

無機質な感じがメインで、その中に少しだけ木の温もり。
ミニマリズムを体現し、物は少なく、色味も少なく。
言葉にすると、こんな感じでしょうか?

 

コーヒーの特徴

コーヒーの特徴
壁の棚にコーヒー豆もディスプレイされていて、豆売りもやってました。
また、お店の奥には大きめの焙煎機が。

ただし、店内飲食が中心のお店かと思います。
若い客層で、観光客もかなり入っている様子でした。

ドリンクと、簡単なスイーツを販売していました。

 

商売上の気になった点

商売上の気になった点
ブルーボトルに代表されるサードウェーブ系のお店は、ミニマリズムとインダストリアルを融合させたようなお店が多いです。
すると、お店の作り上、売上は店内喫茶がメインとなりがちです。

そうなると、ある程度の客席がないと大きな売上が作れません。
そして多くの客席が埋まるエリア、つまり繁華街に出店する必要があり、家賃がかさみます。
さらにハンドドリップもやるとなると、人件費もかさみます。
それらを成立させるためには、資金力とブランド力(発信力)が必要になります。

こちらのお店は繁盛されているので大丈夫かと思いますが、一般的に商売未経験の人がこのようなタイプのお店を目指すと、かなりリスキーかなと思います。

 

ショップデータ


VITAMIN COFFEE
〒760-0052 香川県高松市瓦町2丁目12−6
営業日時:10〜22時
不定休
»お店公式Instagram

 

第6位 マタタビ珈琲豆店(香川県高松市)

マタタビ珈琲豆店(香川県高松市)
幹線道路沿いにあって、偶然発見したお店です。
すごく綺麗なお店ですが、もう6年くらい営業されているようです。

お店の特徴

お店の特徴
イートインスペースが確保されており、落ち着いて飲食できる雰囲気です。
トーストや確かワッフルなどスイーツ類がメニューにありました。
家族連れでも安心して入れそうです。
ランチなどのフードはありません。

コーヒーの特徴

コーヒーの特徴
スペシャルティコーヒー専門店です。
種類は15種類ほどとそれなり。
かなり良い豆を使用している印象でした。

200gで1,300円くらいから。

 

商売上の気になった点

商売上の良い点・悪い点
幹線道路沿いで看板が目立ち、駐車場も広く入りやすい。
地方の車移動客狙いの基本をしっかりと抑えられていました。
外観もコーヒー豆売り店と分かりやすく、珈琲好きなら思わずブレーキかけてフラフラと入ってしまう吸引力があります。

商売上で微妙な点としては、猫モチーフを全面に押し出していることでしょうか?
店名も、パッケージのデザインも、オリジナルグッズも猫・猫・猫です。

もちろん悪いことでは無いのですが、これではコーヒー豆売り店として、印象がぼやけると思います。
真剣にコーヒーを追求していても、
「猫好きな人の為の店」
の印象寄りとなってしまうからです。

アフロ
アフロ
コーヒー豆のお客様のニーズとズレがあるんですね。

それでも長年営業されているのはすごいですが、この印象のコントロールがコーヒーに一本化すると、すばらしい繁盛店になるのではないでしょうか?

 

ショップデータ


マタタビ珈琲豆店
〒769-0102 香川県高松市国分寺町国分563−3
営業日時:10〜18時 水・木定休
»お店公式HP

 

第7位 LABOREMUS(ラボレームス)(香川県 高松市)

LABOREMUS(ラボレームス)(香川県 高松市)
市内で、評判の良いカフェとのことで、行ってみました。
バーのような落ち着いた雰囲気のお店で、近所の若い客層に人気があると思われる良店でした。

お店の特徴


コーヒーに本気のカフェ、というお店の印象です。
豆売りもやっていますが、イートイン席が広くて店内喫茶中心のお店でした。

トーストやスイーツ類も充実していました。
こちらはウクライナ産のハチミツを使ったというトースト。

コーヒーの特徴

コーヒーの特徴
コーヒーのラインナップは少ないですが、オシャレなパッケージにこだわりのセレクションでした。
150gあたり1,000円くらいから。

頼むと、ドリップバッグも作ってくれました。
頼むと、ドリップバッグも作ってくれました。
ラベルがかっこいいです。

商売上気になった点

商売上気になった点
「苦いだけがコーヒーじゃない」
とHPにありましたが、水出しコーヒーがとてもフルーティで美味しかったです。

豆はブルンジで、チャート付きの説明書きがついてきました。
このように情報付きでドリンクが提供されると、3割増しで美味しく感じますね。

フルーティなアイスコーヒーと、チャート付き説明書き。
とてもインパクトが強く、とても良いやり方だと思います。

多くのお店のお手本になるやり方ではないでしょうか。

 

ショップデータ


LABOREMUS
営業時間:11〜18時(土曜日は12時〜)
定休日:日曜日
»お店公式Instagram

 

第8位 スコップビーン田町焙煎所 (香川県 高松市)

第8位 スコップビーン田町焙煎所 (香川県 高松市)
香川では老舗と言っても良い、豆売り店です。
現在、2店舗あるようです。

お店の特徴

生粋の豆売り専門店。
大きな窓から見えるように、焙煎機が鎮座。
テイクアウトのコーヒーには対応していますが、豆売りで売上を作っているお店かと思います。
アイスコーヒーを飲みましたが、お美味しかったです。
 

コーヒーの特徴

コーヒーの特徴
コーヒー豆のラインナップ数は多めで、価格も良心的でした。
都内で商売をしている身からすると、地方の豆売り店の価格の安さには、いつも驚かされます。

店内には大きな豆を保存するボックスがずらっと並んでおり、「街の豆売り屋さん」というイメージを持ちました。

 

商売上の気になった点

商売上の気になった点
ハードにコーヒーが好きな層向けのお店のように見えました。
ライトにコーヒーが好きな人にとっては、もしかしたら入店するハードルが高いかもしれません。
私も、入るのに少し勇気が入りました。
ただし、品質は本物。
そのハードルを飛び越えた先には、美味しいコーヒーが待っていることでしょうw

 

ショップデータ


スコップビーン田町焙煎所
〒760-0053 香川県高松市田町3−10
営業日時:12〜18時
定休日:水曜日
»お店公式HP

 

第9位 珈琲と本と音楽 半空(香川県 高松市)

珈琲と本と音楽 半空(香川県 高松市)
なかぞら、と読むそうです。
旅の途中、高松の方と出会って教えてもらったお店。
その方によると、高松でコーヒー屋はこの店とのことでした。

お店の特徴


喫茶店とバーが一体になったようなお店です。
カウンター席主体で、店内は薄暗く、たくさん本がディスプレイされています。
オーナーマスターの個性がそのままお店になったような、そんなお店でした。

お店の方とお客さんの距離が近く、会話が自然と交わされていました。

コーヒーの特徴

コーヒーの特徴
上質な喫茶店のコーヒー、という印象です。
コーヒーはもちろん、いろいろなドリンク類に本気のお店なんだろうな、と思いました。

軽いスイーツがありまして、私はベーグルを頼みました。
ほかほかのあったかいベーグルで、とても美味しかったです。

商売上気になった点

商売上気になった点
路地裏の、さらに2階のテナントで、集客に苦労しただろうなあ、と思いました。
しかし、繁盛している様子で、2店舗目もあるとか。
私のコンサル先のスタッフに聞いてみたところ、みんな知っている有名店でした。

独特の美意識の高さがウケているのだと思います。
プシプシーナといい、この店といい、高松は美意識高いお店が多く、またそれが人々に指示されているようでした。

 

ショップデータ


珈琲と本と音楽 半空
営業時間:13〜翌3時
不定休
»お店公式HP

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アフロの焙煎屋
焙煎士歴15年のアフロ(市川ヒロトモ)です。 株式会社INDIGO COFFEE WORKS代表として、17店舗のカフェ・コーヒー専門店の立ち上げに関わり、2024年11月には東京・小岩に「御豆屋」をオープン。 「ダブルワークからはじめる カフェ・コーヒーショップのつくり方」など2冊の著書でカフェ開業のハードルを下げることをミッションとし、開業コンサルやオンラインセミナーで「自分には無理」と思う方を支援中。