こんにちは、アフロです。
今回は、京都のコーヒー専門店(自家焙煎店)を紹介します。
特に、京都らしさを感じられるお店を回りました。
観光客の立場からすると、
「せっかく京都に来たし、この土地ならではのユニークなコーヒー屋に行きたい」
と思うのではないでしょうか?
そんなニーズに応えられるお店を優先的にピックアップしました。
京都珈琲焙煎所 旅の音(京都市 左京区)
素敵な名前に惹かれて訪問しました。
住宅街の中にある、小さな集合商業施設に入った焙煎店です。
お店の特徴
豆売りと店内喫茶と、バランスよくレイアウトされた店内。
スイーツなども本格的でした。
ディスプレイや内装の雰囲気がとても素敵でした。
関連グッズも充実していて、
コーヒー濃縮リキッドとか、コーヒー水羊羹とか、
どれもおしゃれです。
自然派雑貨のセレクトショップのような雰囲気のお店でした。
コーヒーの特徴
コーヒーの種類はやや少なめですが、どれも最高峰の品質かと思います。
注目すべきはパッケージですね。
150g単位で、箱入りとなっています。
それぞれの豆のオリジナルデザインとなっていました。
かっこいいです。
普段使いには合わないですが、京都という土地柄、観光客ターゲットとしては素晴らしいアイデア。
商売上気になった点
豆売りのディスプレイが良かったです。
お店入って正面に、大きく場所がとられていました。
そして、アロマグラスを使用。
取手を持って、グラスの中に溜まっている香りを嗅ぐことができます。
なかなか一般に馴染みがないので、分からない人がほとんどだと思いますが、なので使い方のPOPも設置済みでした。
ショップデータ
京都珈琲焙煎所旅の音
営業時間:12時〜18時
定休日:月曜日
»お店公式HP
blend kyoto -ブレンド京都-(中京区 京都市)
名前通り、ブレンドすることが特徴のコーヒー店。
その場でお客さんの好みを聞きつつ、配合してくれます。
お店の特徴
数種類のスペシャルティコーヒーが用意されており、その豆を自由に組み合わせることができます。
豆の香りを嗅いでみて自分で選ぶも良し。
好みを伝えて、スタッフさんに配合してもらうも良し、です。
外装・内装もオシャレで、とても意識の高いお店でした。
コーヒーの特徴
アナエロビックなどもあり、特徴や個性が特に強い豆を取り揃えている印象でした。
ルワンダとコロンビアのアナエロビックをブレンドし、アイスコーヒーにしてもらいました。
おしゃれなトレーと、キンキンに冷凍されたグラスが運ばれてきて、その場で注いでくれました。
嗅覚・味覚、そして視覚でも楽しませてくれました。
とにかく美意識が高いお店で、パッケージも素敵。
このドリップバッグのパッケージは、今まで見た中で一番かっこいいと思いました。
商売上気になった点
村上開新堂の近くなので焼き菓子のお土産を買うついでに寄って一服するのに丁度良いです。
内装も飛び抜けてオシャレなのですが、開放的な雰囲気なので不思議と居心地が良かったです。
スタッフさんの人柄というか、お客さんとの距離感の近さも影響しているのかもしれません。
という需要に応えてくれる、ユニークなお店でした。
ショップデータ
blend kyoto -ブレンド京都-
営業時間:10時〜18時
不定休
»お店公式HP
Coffee Base NASHINOKI(上京区 京都市)
京都御所の脇、梨木神社の参道にあるコーヒー専門店。
OMOTESANDO COFFEEを彷彿とさせる佇まいのお店でした。
「京都らしさを感じるコーヒー店」としては、 NO.1かもしれません。
お店の特徴
店内にはスタンディング席しかないが、お店の外の縁側でコーヒーを楽しめる。
人もここまで来ると少なく、観光地の喧騒から離れて一息つくことができます。
コーヒーの特徴
お店の内容的には、いわゆる、ありがちなサードウェーブ系コーヒーショップ。
スペシャルティコーヒー数種類。
ハンドドリップもエスプレッソもあり。
違うところは、雰囲気。
京都らしさを感じることができて、満足度が高いです。
商売上気になった点
ロケーションと外装・内装の雰囲気が全てですね。
観光客が期待する、「京都らしいコーヒー店」を素直にやるとこのようなお店になるのかもです。
ショップデータ
Coffee Base NASHINOKI
営業時間:10時〜17時
不定休
»お店公式HP
KAFE工船(上京区 京都市)
サードウェーブの波が押し寄せたころ、マニアの間で有名だったお店。
オオヤミノルという焙煎士のコーヒーを飲むことのできるお店。
私も昔きたことがあって、超深煎りのテカテカに油ぎったコーヒー豆が印象に残っています。
お店の特徴
市街地から外れた車通りの多い通り沿いにあるお店。
何かの小さな学校のような建物の2階テナントなので目立たない。
サブカルの雰囲気がする、私には落ち着けるお店ですw
コーヒーの特徴
店内入ってすぐに古い焙煎機があり、コーヒーの豆売りもやっています。
コーヒーは濃度を選ぶことができるようで、こってりしたコーヒーが好きな方には相性が良さそう。
抽出はネルドリップです。
私は暑かったのでコーヒーソーダを頼みましたが、いくつかのフルーツとミントが入っており、とても美味しかったです。
商売上気になった点
10年以上前に来た時がありますが、変わらず営業されていて嬉しかったです。
ある程度の知名度があること
濃いファンがいること
あと、多分家賃があまり高くないこと
このような要因があって、長く続けられるのかもしれません。
ショップデータ
KAFE工船
営業時間:12時〜21時
不定休
»お店公式HP
Kurasu Ebisugawa(中京区 京都市)
京都中心の商店街から少し外れたところにあるお店。
コーヒー雑貨メインのコーヒーショップ、というユニークなお店でした。
お店の特徴
見た目も中身も、雑貨店。
中川政七商店のような雰囲気、というと伝わりやすいかもしれない。
コーヒー器具や雑貨が大きくディスプレイされている。
もちろん、中心となる商材はコーヒー豆売り。
ドリンクや焼き菓子の提供もしている。
お店の奥にはソファーが配置されていて、その場でコーヒーも飲むことがでkる。
コーヒーの特徴
ブレンドやスペシャルティコーヒーがラインナップされていて、パッケージもシンプルでオシャレ。
ブレンドでも100gあたり1,000円以上するので、価格帯は高め。
パートナーロースターとして、日本中の有名なロースターの豆の取り扱いもやっているみたいです。
目線は国内よりも海外を向いており、インバウンド需要を狙っているお店のようです。
店内真ん中にあるコーヒーのディスプレイが、目を引ききました。
商売上気になった点
HPを見ると、
「京都から世界へ、コーヒーカルチャーの発信を」
とあります。
この姿勢には、めちゃくちゃ共感できます。
日本には日本のコーヒー文化があり、それは世界に誇れるものでもあると私は思っています。
東京からも、こんなお店が出てきて欲しい。
やります!
ショップデータ
Kurasu Ebisugawa
営業時間:10時〜18時
不定休
»お店公式HP
粉屋珈琲(北区 京都市)
京都市の住宅街にある、古民家を改装した純喫茶店風のお店。
モーニングで利用させてもらいました。
お店の特徴
店内は奥に広く、長いカウンター席とテーブル席とがあります。
照明も抑えめで、落ち着ける店内です。
フードはオムライスなど純喫茶店メニューが充実。
ワッフルやケーキなど、スイーツも豊富でした。
あと、大事なポイントですが喫煙可でした。
タバコ吸う人にとっては、本当に貴重なお店かと思います。
コーヒーの特徴
お店入ってすぐ右手に焙煎機。
コーヒーの豆売りもやっていますが、種類はブレンドのみ。
定期便やギフト類、ドリップバッグの発売も行なっています。
アイスコーヒーを飲みましたが、シェーカーで冷やしているのが面白かったです。
商売上気になった点
純喫茶店のように古臭くもなく、かといってオシャレ過ぎず。
ちょうど良いバランス感で、居心地の良いお店でした。
近所の年配の方々の憩いの場になっている様子でした。
ショップデータ
粉屋珈琲
営業時間:9時〜18時
定kっ優美:月曜日
»お店公式HP
珈琲焙煎処 桃栗 豆x本 みん図書 momokuri(京都市 左京区)
開業以前より、メールをいただいていてやりとりしていたお店です。
京都の住宅地にある、個性的なお店でした。
お店の特徴
自家焙煎店と「みん図書」という貸本サービスの融合した、とてもユニークなお店です。
「みん図書」とは、個人の蔵書を無料で借りることができる仕組み。
その為の棚をレンタルスペースとして、ひと区画2,000円/月で利用できます。
貸す側が負担となるのですがメリットもあり、こちらのお店を2時間使うことができます。
そこでセミナーをやるもよし。
ライブをやるもよし。
ただ単に人と雑談をするもよし。
定期的に人を集めて何かやりたい人には、とてもありがたいサービスかと思います。
コーヒーの特徴
コーヒーは、カフェプロで自動焙煎。
アイスコーヒーを飲ませてもらいましたが、とてもおいしかったです。
豆のラインナップはそこそこ多く、全てドリップバッグにもなっていました。
パッケージも色とりどりでかわいいです。
商売上気になった点
昨年の11月に開業したばかり。
まだまだこれからのお店です。
お客様は順調に増え続けているとのことで、ひと安心しました。
複合的な業態のお店なので、お客様は最初は少し入りづらいかもしれません。
分かりやすくて、馴染みのあるような雰囲気じゃないと、人は嫌煙してしまうからです。
しかし、「みん図書」の旗艦店として頑張って欲しいです。
ショップデータ
珈琲焙煎処 桃栗 豆x本 みん図書 momokuri
営業時間:10時〜18時
不定休
»お店公式HP
他にも、サーカスコーヒーとか行きたいお店はいくつかあったんですが、タイミングが合いませんでした。
しかも夏場だったので、暑くて日中に動けずw
京都は今後も行く機会あると思いますので、ちょこちょこ追記していきます。
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日本全国のコーヒーショップを巡って、その様子をInstagramにてアップしています。
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