冷凍庫とどっちがいいの?
理想的な保存方法を教えて!
コーヒー豆の冷蔵庫での保存はNG!
コーヒー豆の冷蔵庫での保存は、
NGです。
ただし、ある条件の元で
冷凍庫での保存ならOKです。
いくつかのサイトではコーヒー豆の冷蔵庫での保存を推奨していたり、その他のサイトではNGだったり。いったいどちらが正しいのか混乱しますね。
この記事では
- コーヒー豆の劣化する原因
- 理想的なコーヒー豆の保管条件
これらを解説します。
冷蔵庫がなぜNGなのか、
冷凍庫ならどうしてOKなのか、
理想的なコーヒー豆の保存は
どのようなものか、
みていきましょう。
コーヒー豆が劣化する原因
- 酸素
- 水分
- 温度
- 光
影響が大きい順になっています。
逆に言うと、
コーヒー豆の最高の保存環境って
- 空気を遮断して
- ドライな環境で
- 温度を一定に保ち
- 光も遮断する
これをクリアすることなんです。
それには、
どうしたらよいでしょうか?
コーヒー豆の冷蔵保管は最悪?
冷蔵庫内は、
もちろん空気があります。
他の食材があるために、
湿気がかなりあります。
劣化の主要な原因の
①酸素
②水分
がシャットアウトできません。
③温度を一定に保つ
④光を遮断する
この2つには効果ありますが、
影響が小さい2つです。
冷蔵庫のマイナス面は、
- 湿気が多いこと
- 他の食材のニオイが豆に移る
- またコーヒー豆のニオイが他の食材に移る
このように、
メリットが少なく
デメリットが多いです。
なので、
コーヒー豆の保存に冷蔵庫はNGです。
では、冷凍庫でのコーヒー豆の保存は?
結論から言うと、OKです。
ただし、
ベストな保管方法ではありません。
冷凍庫は空気中の水分も凍り
ますのでドライな環境です。
その為、
①酸素 以外の全ての要素
②水分
③温度
④光
をシャットアウトしてくれます。
①酸素も
密閉容器に入れることで
クリアできます。
理想的な保管状況です。
・・・通常であれば。
理想的なコーヒー豆の保管
コーヒー豆は、
焙煎後20日間程度は成分の熟成が進み、
風味に良い変化があります。
そしてこの熟成は
常温(17〜23℃程度)の環境下で
行われます。
冷凍庫に入れてしまうと、
この熟成が上手くすすみません。
その為、
コーヒー豆の理想的な保管は
- 温度変化の少ない常温の冷暗所で
- 空気・湿気・光を遮断できる密閉容器で
- 焙煎後20日程度で飲みきる
という感じです。
お茶缶など缶での保管がベストですが、
なければコーヒー豆の袋ごとジップロック
に入れての保管が良いでしょう。
冷凍庫で保管するのは、
- 20日間で飲みきれない程たくさんのコーヒー豆があるとき
- 焙煎日が分からないとき
こんなときは、
冷凍庫で保管するのが無難ですね。
コーヒー豆の保存容器紹介
コーヒー豆を保存する容器って、
高機能なものが販売されています。
コーヒー劣化の4原因を
シャットアウトしてくれる容器を
ピックアップしてみました。
新潟の珈琲器具ブランドです。
このキャニスターはなんといっても
カタチがかわいい。
中蓋もあり、機能性十分。
そして別売りメジャーカップが
フタの中に収まるというアイデア!
素晴らしいですね。
中を真空状態にしてくれる、
最強のキャニスターです。
光も遮断し、
完璧な保存状態を実現します。
まさに、
「ぼくが考える最強の・・・」
を具現化した商品ですね。
コーヒー豆の冷蔵庫での保存はNG! まとめ
コーヒー豆の冷蔵庫での保存は、
①湿気がある
②ニオイが移る
③豆が熟成しない
このような理由からNGです。
一方で冷凍庫での保存は
①湿気が無い
ことが主な理由で、
長期保存に適しています。
ただし、
豆の熟成がありません。
理想的な保存は、
- 密閉できる容器で
- 常温で
- 20日間以内に飲みきる
これがベストです。
容器は、
- 空気
- 湿気
- 光
これらを遮断するものが良いです。
中蓋のあるお茶缶とか、
最高ですね。
今回の記事はこんな感じです。
ありがとうございました。