【ハンドドリップとは?】初心者向けに簡単にやり方を解説
超簡単に分かりやすく教えて!
コーヒーを抽出する方法のひとつ。ドリッパーと呼ばれる器具を使います。コーヒーの粉を入れたペーパーをセットし、お湯を注いでペーパーで濾して抽出します。
もっとも手軽にできるコーヒーの抽出方法として、多くのご家庭や喫茶店で取り入れられています。
ハンドドリップは、ペーパードリップ・メタルフィルターのドリップ・ネルドリップと大きく3つに分かれますが、今回は一番ポピュラーなペーパードリップを解説します。
ハンドドリップ(ペーパードリップ)のやり方【超基本】
これが正解!なんてやり方はありませんので、まずは難しく考えず楽しみましょう!
用意する道具
・・・コーヒーの粉をセットする器具
・・・円すいか台形のコーヒーを濾す紙
最初はこの2点だけ買ってください。
最低限、この2つだけあれば大丈夫。100均で買えますので、手軽にはじめられます。
もうちょっとこだわりたいって方は、さらに
・・・ドリッパーの下にセットする容れ物
・・・コーヒー1杯分を量る計量スプーン
・・・豆を粉に挽く器具
・・・お湯が細く注げるドリップ用ポット
このあたりがあるといいです。ただ、必須ではありません。
ハンドドリップやり方の基本
①ペーパーを折る
②粉を入れてならす
③蒸らす
④お湯をそそぐ
⑤終了
台形のペーパーの場合、たがいちがい(?)に折ってください。このようになります。
以上、カンタンですね。とは言ってもイメージしづらいと思うので、動画を用意しました。
【動画】はじめてのハンドドリップ
ハンドドリップのレシピ
心地好い濃度は人それぞれなので、自分なりに調節してみてください。
【コーヒーカップ(150ml)使用の方】
粉量10g〜12g(大さじ2〜3)、湯量170〜190ml
粉量18g〜22g(大さじ4〜6) 湯量340〜380ml
【マグカップ(約180ml)使用の方】
粉量12g〜14g(大さじ3〜4)、湯量約200ml〜220ml
粉量22g〜26g(大さじ6〜7)、湯量約400ml〜440ml
※お湯は粉に30mlくらい吸収され、目減りします。
※人数が増えた分、単純に粉量を倍増するのではなく、気持ち少なめにしていくと良いです。
ハンドドリップのコツ
これらは、あまり気にしないでも大丈夫。
深煎りは湯温を低く、浅煎りは高く。
早い→さわやかさとクリアさが強調される
遅い→苦味とコクが強調される
ドリッパー内の水位を低くたもつと抽出スピードは遅く、高いところまでお湯を注ぐと早く抽出されます。
ハンドドリップで淹れるメリット・デメリット
ハンドドリップのメリット
・使う器具が少なくて済む
・洗うのが楽
・微粉をカットするので、味がクリア
デメリット
・オイル分が抽出されにくい
・ペーパー使うところがエコではない
・味が安定しない
ペーパードリップは、オイル分や微粉がカットされるので、味がとてもクリーンになり飲み易いのが特徴です。また器具が少ないし構造が単純なので、洗うのが楽!!色々な器具を試してみても、なんだかんだでペーパーに戻る人、多いと思います。
ハンドドリップ初心者向けのおすすめドリッパー
ハリオ V60 ドリッパー
世界的な評価も高い、ハリオの円すい型ドリッパー。理にかなった形状してます。比較的クリアな味になり、飲み易い。円すい型ペーパーは100均で買えるようになったので、お手軽です。
プラスチック製の安いものから、陶器製の高級品まで、ラインナップ豊富です。
カリタ ウェーブドリッパー
抽出が安定しやすくおすすめ。ウェーブ状の専用ペーパーが必要で、専門店じゃないと手に入りにくいのが難点。カラーバリエーションが豊富で、見た目もかわいい。
しっかりとしたボディを表現しやすいドリッパー。
珈琲考具 ドリッパー
円すい形・台形両方のペーパーが使用可能なスグレモノ。新潟の金物屋さんの職人技。見た目に反して抽出は比較的スピードが遅く、こってりめな味に。
まとめ 【ハンドドリップとは?】初心者向けやり方
初心者の方向けに、ハンドドリップとは?からの基礎的なことを解説しました。
ハンドドリップはもっとも手軽なコーヒー抽出方法。カンタンで、味がクリアに抽出することができ、飲みやすい味に仕上がります。単純ですが、追求すれば奥が深く、面白い抽出方法です。
これからコーヒーをはじめる方は、まずはここからやってみてはいかがでしょうか?
どうしても美味しくできない・・・。という方は、こちらの記事もどうぞ。
今回はこんな感じです。
ありがとうございました!