fbpx
全国のコーヒー店

日本のコーヒーショップを巡る旅 〜鹿児島編

日本のコーヒーショップを巡る旅 〜鹿児島編
アフロ
アフロ
はっきり言って、鹿児島エリアの豆売り店は一強でした。
ヴォアラ珈琲です。
こちらの店作りは本当に素晴らしかったです。
この記事を書いた人
この記事を書いた人

ヴォアラ珈琲 霧島国分本店(鹿児島県 霧島市)

ヴォアラ珈琲 霧島国分本店(鹿児島県 霧島市
鹿児島といえば、ヴォアラ珈琲。
椎名林檎も贔屓にしているという噂のあるお店です。
日本にスペシャルティを広めたお店のうちのひとつです。

お店の特徴

お店の特徴
オシャレな開放感のある広い店舗。
しかし店内席はなく、あくまでもコーヒー豆売り専門店。

客席が無い分、物販にも力を入れています。
物販にも力を入れています。
コーヒーマシンや器具類、砂糖などの関連食材など、幅広い品目を取り揃えていました。

まさに、コーヒーのデパート。
ここに来れば、何でも揃う印象があります。

コーヒーの特徴

コーヒーの特徴
確か、アメリカのローリング社のスマートロースターを導入していたと思います。
そのような意味でも、関東の丸山珈琲とよく似ています。
コーヒー豆の品質は折り紙付き。

テイクアウトでならコーヒーが飲むことができ、お店の外のテラス席を利用できます。
テイクアウトでならコーヒーが飲むことができ、お店の外のテラス席を利用できます。
驚くべきはそのお値段。

コーヒー1杯100円でしたw。
豆売り専門店だからこその値段設定。
ドリンクとしてのコーヒーの提供は、サービス品として割り切っているのでしょう。

ドリップバッグもあって、デザインは
こんな感じです。
ドリップバッグもあって、デザインは
シンプルかつおしゃれ。
白地に白系のインク使っているところが、美意識高いですよねw

ギフト類も充実。
分かってますね。
ギフト需要を真剣に取り組むことで、客層が広がって売上があがることを。
ギフト類も充実。
熨斗シールなど、細かい気配りも。
ここまで徹底できるコーヒー店は、なかなかありません。

アフロ
アフロ
豆売り店としての力は、随一でした。
多分、九州地方で一番なのではないでしょうか?

商売上気になった点

商売上気になった点
コーヒー豆売りのディスプレイやプライスカードの表記など、非常に参考になりました。
コーヒー豆売りのディスプレイやプライスカードの表記
ディスプレイは専用?のガラスの容れ物を使い、生豆と粉を展示。
焙煎店だということを強く印象付け、品質の良さを香りで担保でき、さらに全体的に高級感を演出することに成功しています。

アフロ
アフロ
100点満点ですね。
さすがです。
むしろ勉強になりますw

プライスカードの表記も素晴らしいです。
ちゃんと、100gあたりの単価も記載。

4kgまでの価格表示があることにおどろきました。
でも確かに、こうすることで大量買いというか、卸売など業務用向けの販売が伸びそうです。

アフロ
アフロ
都内だとこれだけの広さの確保が難しいですが、地方だといけますよね。
そして、その広さをどうやって使うか、という問題を見事にクリアしたお店でした。
地方で豆売りで成功する、まさにモデルケースのお店。

ショップデータ


ヴォアラ珈琲 霧島国分本店
営業時間:10時〜18時
不定休
»お店公式HP

 

BLUE BEANS ROASTERY(鹿児島県 鹿児島市)

BLUE BEANS ROASTERY(鹿児島県 鹿児島市)
西郷さんを祀った南州神社の近くにあるロースタリーです。
インダストリアルな内装の、ザ・サードウェーブなお店でした。

お店の特徴

お店の特徴
窓が大きくて開放的なお店です。
ディードリッヒ焙煎機が店内奥に鎮座。
ディードリッヒ焙煎機が店内奥に鎮座。

  • 焙煎
  • エスプレッソ
  • 焼き菓子

など、多方面に本気なお店でした。

店内席は8席ほど。

コーヒーの特徴

コーヒーの特徴
優秀なスペシャルティのみを販売。
種類は6種類ほどと少ないですが、浅煎りから苦味のあるものまで、キャラクターが立っているラインナップ。

店内で飲む時は、抽出方法が選べました。

ハンドドリップ
フレンチプレス
エアロプレス
の3種類です。
私は、エアロプレスを選びました。

提供方法が面白くて、こんな感じ。
提供方法が面白くて、こんな感じ。
1.5杯分くらいありました。
お得!

コーヒー豆の説明書きもついています。
本当に仕事が丁寧。
優秀ですねw

ちなみに、ドリップバッグのデザインは
ちなみに、ドリップバッグのデザインは
こんな感じでした。

商売上気になった点

商売上気になった点
・豆選び
・焙煎
・抽出
・スイーツ
・内装
と全てにおいてレベルの高いお店でした。
上の画像の、焙煎豆の保存容器とか面白いです。

ただこっち系の内装だと、店の外から見た感じ、ちょっと寄り付きづらい感じがあるかもですね。
特に年配の方にとっては。

アフロ
アフロ
全てが優秀なんですが、しかし、記憶に残るお店かというと疑問でした。
似たようなお店は、現在たくさんあるからです。
そして、これからも増えるでしょう。
・・・商売って、難しいですねw

ショップデータ


BLUE BEANS ROASTERY
営業時間:10時〜19時
不定休
»お店公式Instagram

 

MATENO COFFEE(鹿児島県 鹿児島市)

MATENO COFFEE(鹿児島県 鹿児島市
朝7時からオープンしている珍しいカフェ。
モーニングで利用してみました。

お店の特徴

お店の特徴
オーガニックかつヴィンテージな雰囲気のお店。
古民家の柱を利用したり、中古の古い家具を使ったり。
中古の古い家具を使ったり。
↑めっちゃいい味出てます。

窓が多く店内には開放感があり、客席のスペースもゆったりとしていて、とても居心地の良いお店でした。
こんな感じの窓
こんな感じの縦びらきの窓、最近のカフェにありがちですが、とても良いです。

コーヒーの特徴

コーヒーの特徴
焙煎機も店内にあり、豆のグレードもスペシャルティ。
種類は少ないですが、コーヒーにも本気のお店でした。

ブレンドは見当たらず、シングルオリジンのみかもです。
種類は6〜7種類ほど。

エチオピアとかケニア・グアテマラとか、人気どころを取り揃えている感じでした。

ドリップバッグのデザイン
ドリップバッグのデザインは、かわいい感じ。
ビニールではなくクラフトの素材だったら、もっと良かったのになあ。

商売上気になった点

商売上気になった点
営業時間が7時〜17時、というのが気になりました。
モーニングに力を入れたお店で、モーニングプレートの価格は650円でドリンク付き。

朝からしっかり働いて、夕方からは自由な時間を謳歌する。
この店のスタッフは、そんな生活スタイルが送れますね。

アフロ
アフロ
この営業時間、ありですね・・・。
健康的な人生が送れそうw

なにはともあれ、鹿児島市内で落ち着けるコーヒーショップNO.1はこのお店でした。
おすすめします。

ショップデータ


MATENO COFFEE
営業時間:7時〜17時
定休日:火・水
»お店公式HP

 

珈琲倶楽部 船倉(鹿児島県 薩摩川内市)

珈琲倶楽部 船倉(鹿児島県 薩摩川内市)
知り合いから教えてもらった、鹿児島の老舗コーヒー専門店。
まさに名店と呼ぶにふさわしい、とれもレベルの高いお店でした。

お店の特徴

お店の特徴
純喫茶風の、コーヒー豆売り店です。

東京でいうと、
カフェバッハ
堀口珈琲
のような、ひと昔前のコーヒー界のメインストリームのお店風です。

コーヒーはもちろんですが、
・内装
・スイーツ
・接客
などなど、すべてのレベルが高い。

細かいところまで気が行き届いている、そんな昭和の意識高い系喫茶店の良いところが生きている、貴重なお店でした。

コーヒーの特徴

コーヒーの特徴
コーヒーの種類は多くなく、ブレンドが数種類とキリマンやグアテマラなどメインどころ数点の構成。
豆選びについては、正直、時代遅れを感じます。

100gあたり700円くらいからですが、豆の銘柄によっては特売も。
ギフト商品も充実していました。
パッケージのデザインは、時代の古さを感じさせません。

焙煎は、プロバットで行っているそうです。
お店が1988年ですから35年。
そのくらい昔からプロバット使っていたとしたら、相当すごいことかもですね。

ドリップバッグのデザインですが、
ドリップバッグのデザインですが、
ユニークですね。
これは古さを感じさせません。

商売上気になった点

商売上気になった点
提供するカップは陶器製。
テーブルの上には花も活けてありました。
スイーツのレベルも高く、ケーキ専門店のレベルです。
古いお店ですが、店内はすごく清潔。
ギフトセットも豪華で種類も豊富。
接客も素晴らしい。

アフロ
アフロ
完璧です。
コーヒー専門店、日本代表に認定。

都内にあったら、マスコミに取り上げられて、名店としての名声を得ていたであろうお店です。
このようなお店と出会えるのも、旅ならではの楽しみですね。

ショップデータ


珈琲倶楽部 船倉
営業時間:10時〜19時
定休日:水・木
»お店公式HP

 

IBU CAFE(鹿児島県 指宿市)

IBU CAFE(鹿児島県 指宿市)
砂風呂で有名な「砂むし会館砂楽」すぐそば。
目の前が海の最高のロケーション。

私が訪問したときは、まだオープンしたてとのことでした。

お店の特徴

お店の特徴
ロースタリーですが、ナポリタンやオリジナルハンバーガーなど、フードも充実。
ランチを食べるのにも良いお店でした。
ということで、私はナポリタンを食べましたが、めっちゃ美味しかったです。

チーズケーキなど、スイーツメニューもありました。

コーヒーの特徴

コーヒーの特徴
コーヒーは6種類ほど。
お店の奥にフジローヤルの焙煎機がありました。

100gあたり、袋なしだと490円〜という良心的な価格設定。
焙煎は、毎週お店がお休みの日にやっているとのことです。

テイクアウトもできて、1杯300円〜。

商売上気になった点

商売上気になった点
まだできたてのお店特有の、スッキリ感がありました。
これから段々と個性が発揮されるのではないでしょうか?
どのようなお店に変化していくのか、楽しみです。

アフロ
アフロ
砂風呂であったまった後に、こちらのカフェでひと休みという流れが最高です。

ショップデータ


IBU CAFE
営業時間:11時〜18時(土日は10時〜)
定休日:水・木
»指宿観光HP

アフロ
アフロ
とりあえず以上です。
しかし、鹿児島編は実はまだ終わっていません。
沖縄からフェリーで帰ってくる予定だからです。
今後、数店舗、付け足される可能性があります。

日本全国のコーヒーショップを巡って、その様子をInstagramにてアップしています。


是非フォローをw

2024年コーヒー豆通販おすすめランキング【全国の名店から厳選!!】
2024年コーヒー豆通販おすすめランキング【全国の名店から厳選!!】全国のコーヒー専門店、500店舗以上を実際に回りました。その中から厳選し、美味しさとコスパを両立させたコーヒー豆のネット通販をご紹介します。 プロ焙煎士がガチなコーヒー豆通販ランキングを作ってみました。 できるだけ客観的なランキングとなるように、審査基準も公開しています。...
コーヒー豆専門店【東京エリア】プロが選ぶおすすめランキング
コーヒー豆専門店【東京エリア】焙煎士が選ぶおすすめランキングコーヒー豆専門店の東京エリアおすすめランキングです。プロの焙煎士がワリとガチで評価しました。 メディアで取り上げられるショップとは一味違う、本気でおすすめなコーヒーショップたちです。...
【新宿エリア】コーヒー豆専門店(自家焙煎店)おすすめランキング
【新宿エリア】コーヒー豆専門店(自家焙煎店)おすすめランキングここ数年で、新宿のコーヒー店の質と数が急速にレベルアップしました。有名じゃないけど、新進気鋭のロースターもいくつか出てきました。そこで新宿のコーヒー豆を買える、本気でおすすめできるお店を、ご紹介します。...