COFFEE LIFE

コーヒー生豆の保存期間・保管方法を焙煎士が完全解説

コーヒー生豆の保存期間・保管方法を焙煎士が完全解説
男性
男性
コーヒーの生豆ってどのくらい保存できるの?
どうやって保管すればいいの?
アフロ焙煎長
アフロ焙煎長
こんな疑問にお答えします。
自己紹介

コーヒー生豆の保存期間・保管方法

ーヒー生豆の保存期間・保管方法
コーヒーの生豆は、上手にやれば長期保存が可能です。

一般的に、短期間の保存は風味に良い影響があるとされ、味がまろやかになったり焙煎に良い影響があると言われています。

長期的な保存では、徐々に風味が抜けていき個性が無くなります。しかし、人によっては数年〜数十年保管して、エイジングを楽しむ方もいます。

通常であれば1〜2年程度は風味が保たれます。この場合、1〜2年というのは収穫からの期間を指します。生豆を買ったときから1〜2年ではありません

コーヒー生豆とは?

なままめ、と読みます。
コーヒーの実の種を乾燥させたものです。一般的に脱穀された状態で、植えても芽は出てきません。焙煎して熱を加えることによって茶色く変化し、おなじみのコーヒーの状態になります。

コーヒー生豆の保管方法について

コーヒー生豆の保管方法について
コーヒー商社は、輸入された生豆を定温倉庫にて保管します。温度は年間を通して15℃に固定されます。家庭でもこれに近い状態を作ることが望ましいです。

コーヒー生豆の保存方法

家のなかで、温度が比較的安定した冷暗所にて保存します。
冷蔵は避けた方が無難です。冷蔵庫内の温度変化や、他の食材のニオイなど悪影響が考えられます。生豆の保存で一番大切なのは、「安定させて刺激を与えないこと」です。

コーヒー生豆保存容器について

以前は麻袋に入れての保存が一般的でしたが、近年はグレインプロと呼ばれるビニールに入れることが推奨されています。コーヒー豆に含まれる水分を保ち乾燥させない、また、外気の湿度変化の影響を遮断する効果もあります。

このことから、コーヒー生豆の保存は密閉できる容器(できれば光も遮断するもの)が望ましいです。缶や厚めのビニール袋(ジップロックなど)での保存が良いでしょう。

コーヒー生豆、冷凍保存は?

コーヒーは少なくとも1年は常温で風味が保たれますので、あえて冷凍する意味は少ないです。解凍時に豆が劣化することによって、焙煎への悪影響も大きいです。
ただし数年単位の超長期保存をするのであれば、冷凍保存を考えても良いでしょう。

コーヒー生豆の保存期間について

コーヒー生豆の保存期間について<
コーヒーの生豆の保存期間は、明確な基準がありません。安定した状態で保管すれば、1年半程度であれば風味は保たれます。

収穫されてから日本に輸入され市場に流通するまで、約半年かかります。このときが風味のピークですが、少し時間をおいた方が味に良い影響が出る場合もあります。

徐々に風味は抜けていきますが、数年〜数十年の保存も可能です。ただし、カビやムシには注意が必要です。

コーヒー生豆の賞味期限

コーヒー生豆の賞味期限は特にありません。

コーヒーの種類にもよりますが、最初は水分を含有して緑色がかった生豆でも、長期保存によって水分が抜けて黄色っぽく変色していきます。色の変化とともに風味や個性も失われ、風味もワラっぽい枯れた味になっていきます。このあたりが味の賞味期限と言うこともできます。

良い保存状態を保ったとしても、収穫されてから2年程度が風味や個性を保つ限度です。その為、生豆を購入する場合には、できれば日本に入港された時期の確認をしたいところです。

保存期間別コーヒーの生豆の呼び方

保存期間別コーヒーの生豆の呼び方
コーヒー生豆はクロップと呼ばれ、収穫後の経過によって一般的に4つの呼び方があります。

ニュークロップ

今年度に収穫された新しいコーヒー豆。年度の終盤には次年度産のものを指すことになります。

カレントクロップ

今年度に生産されたコーヒー豆。ニュークロップより少し時間が経過したものを指します。
コーヒー豆の収穫時期は長く、また年に2回収穫される地域もある為、ニュークロップ・カレントクロップが使い分けられます。

パストクロップ

前年度に収穫されたコーヒー豆。ここまでは普通に流通しています。

オールドクロップ

前年度以前収穫されたコーヒー豆。まれに普通に売ってくる商社もいるので注意。

各国のコーヒー収穫時期

ざっくりとですが、

  • 北半球の産地は10〜3月
  • (グアテマラ・カリブ海諸国など)

  • 南半球の産地は4〜9月
  • (ブラジルなど)

  • 赤道直下の産地は年2回収穫
  • (コロンビア・インドネシア・タンザニアなど)

こんな感じです。ここから約半年をかけて日本に入港してきます。赤道直下の産地は、正直、一年中入港してくるイメージがあります。笑

コーヒー生豆の保存期間・保管方法について まとめ

コーヒー生豆の保存期間・保管方法について まとめ
コーヒー生豆の保存期間ですが、

収穫から1〜2年以内であれば、風味が保たれ美味しく飲めます。保存期間の目安を考えるうえで、できれば入港された時期もチェックしたいです。(入港した時期の半年前が収穫された時期です)

保管方法ですが、

密閉できる容器で冷暗所で保管を推奨します。温度変化・湿度変化・物理的な衝撃など、刺激を与えないことが重要です。

家庭では難しいかもしれませんが、真空パックでの保存はとても有効です。

今日の記事はこんな感じです。
ありがとうございました!

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