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そろそろ「わたし」でいきていく(城ノ石ゆかり・著) 書評・感想

そろそろわたしでいきていく(城ノ石ゆかり・著) 書評・感想

この本はこんな方におすすめです。

  • 思い描いていた自分と違う
  • 自分と他人を比べて苦しくなる
  • 他人の期待に応えようとして消耗する
  • 頑張っても報われないことが多い
  • 自分のやりたいことが分からない
  • 自分のことがあまり好きじゃない

 

著者紹介

城ノ石ゆかり
株式会社ngoro-ngoro代表取締役社長。「4ness コーピング」主宰。
大学のときに引きこもりを経験。中退して世界を放浪、マザーテレサと出会う。帰国後はエステの世界へ。やがて独立し、(株)ugorougoroを創業。2万人を超えるカウンセリングの経験から「4nessコーピング」を開発。「号泣するセミナー」として話題を呼び、個人セッションの予約は現在1年半待ち。

著書
『怒りが消えれば、やせられる コーピング・ダイエット』
『未処理の感情に気付けば、問題の8割は解決する』
『マンガでわかる仕事もプライベートもうまくいく感情のしくみ』

動画でも紹介してます。

そろそろわたしでいきていく あらすじ

そろそろわたしでいきていく あらすじ
序章にはこの本における著者の主張が詰まっており、1章以降はケーススタディになります。

この本の構成

はじめに
第1章 自意識の中に潜む「未処理の感情」
第2章 人間関係に潜む「未処理の感情」
第3章 生活、お金、美と健康の中に潜む「未処理の感情」
第4章 恋愛の中に潜む「未処理の感情」
おわりに 〜人生を変える魔法はある〜

その為、「はじめに」・「序章」・「おわりに」を先に読み、1章〜4章はパラパラとめくって、自分に当てはまりそうなポイントを読む、という読み方が良いかと思いました。

序章の要約

世間では「どうなりたいか」が
問われることが多いが、
重要なのは「どう在りたいか」

そして私たちの使命があるとすれば、
「この自分で生まれてきたことを最大限に発揮すること。」

自分自身を発揮するためには、
どう在るか、を選択できる
「情緒的な成熟度」
を高める必要がある。

「どう在りたいか」を選ぶ力が弱いと、
「どうなりたい」と
いまの自分以外に支えを見いだし、
「こうなりたい」誰かを演じ続け、
いつしか
「こんなはずではなかった」
という感覚をもつことになる。

「どうなりたいか」は成功のベースで
「どう在りたいか」は成熟のベース。

「どう在りたいか」
で生きられるようになると
成長力が飛躍的に上がる。
だから、
「どうなりたいか」よりも優先させる。

ただし、私たちは
「どう在りたいか」を選ぶ力が弱い。

私たちは選択しているつもりが、
実は反応しているだけだったりする。

相手が意地悪だったから、
私も意地悪を仕返す、など
感情的な反応で行動している。

こんな反応的な選択では、
あまりいい結果が生まれない。

そこで、
「こんな私が好き」を判断の軸に持つ。

反応の反対は、「選択」。
「こんな自分が好き」
という軸をもとにした選択ができるように
力をつけ、そちらにシフトする。

「こんな私が好き」という
シンプルな判断軸で選択し、
その結果に責任を取る。

そうすることによって、
情緒的に成熟し、
自分で生まれてきたことを
最大限に発揮できるようになる。

「こんな私が好き」
という価値観で選択することは、
実は自然な当たり前なこと。

でも、やってみると
いかに自分が自分のための選択を
してこなかったか、気付かされる。

「こんな自分が好き」
という瞬間が増えるほど、
人生は確実に豊かになっていく。

1章以降の内容

1章以降の内容
1章以降は、ケーススタディのような内容になっています。

例えば、第1章のsection21は
「やりたいことがわからない」人へ。

本当にやるべきことに対する
意欲が湧かないことを、
「やりたいことがわからない」
にすり替えて回避している可能性も。

だとすれば、
いままず手をつけなければいけないことは?

「やるべきこと」を乗り越えた先に、
「やりたいこと」が見つかる。
(本より抜粋)

どうでしょうか?
やりたいことがわからない人にとって、
少し痛みを伴う刺さり方をしませんか?
私は痛かったですw

こんな感じで、
50以上の具体例を交えて
「そろそろ自分でいきていく」ことの
ヒントをふんだんに学ぶことができます。

一見、自分には関係の無いテーマだな、
と思うことも、読んでみると
心の深い部分に響くことが多かったりします。

そろそろわたしでいきていくためのポイント

そろそろわたしでいきていくためのポイント
「そろそろわたしでいきていく」
ためには、
「いまの自分を認めてあげること」
がセットになっているようです。

それには、
自分で自分にNG出していたことに、
OKを出さなくてはいけません。

例えば、
ダイエットする為に好きなチョコレートを
食べることにNGな人がいたら、

一番良い方法は、チョコレートが好きな自分を「認める」こと。言い方を変えれば、チョコレートを好きな自分を「諦める」こと。チョコレートが好きな自分を「ゆるす」とも表現できます。
怖いでしょう?
ダイエットが台無しになりそうですよね。
(本より抜粋)

この本に書いてあるように、
今の自分を

  1. ゆるし
  2. あきらめ
  3. 認めること

これをやろうとしたときに、私は
自分のことを本当に残念に思いました。

自分のダメなところばかりが
思い浮かばれ、
それを受け入れてしまうと
私自身が、とてもつまらない
人間になってしまうのでは、
という恐れも感じました。

その為、
なかなか受け入れがたいものがあります。

しかし、私はもう40代。
そろそろ、ゆるし、諦めて、
自分自身でとっとと
人生を再出発した方がよさそうですw

キーワードは「暖かいゆるし」です。
これが人生を変える魔法。
この魔法は、いまの自分を
「ゆるす」ことから始まります。
(本より抜粋)

しかし、この魔法を使うには、
恐れを乗り越える必要があります。

その恐れに打ち勝つ勇気を得るために、
少しトレーニングが必要かもしれません。

はじめは小さなことから
・ゆるし
・諦め
・認めること
をスタートすると良いと思います。

著者おすすめの読み方

著者おすすめの読み方
先日、著者主催の読書会に参加したときに、著者自身がおすすめする「この本の読み方」を教わりました。

それによると、

  1. はじめに・序章・おわりに、を読む
  2. ページをランダムに開いて、そこに書いてあることを自分の課題だと捉えて読む

これが一番とのことです。

1章以降はケーススタディのようになっていますが、これは自分の課題じゃないな、と思うと読んでも刺さらないし、残りません。そして、私たちの頭は・意識は、巧妙に自分の課題から避けるようにできています。自分で自分の課題に気づくことは困難だったりします。

私自身も1章以降を読むときに、自然とこれは自分に当てはまる、これは当てはまらない、と取捨選択しながら読んでましたw

確かにこんな読み方だと、この本から受け取れるものが限定的になってしまうかも、と思いました。

まるでタロットカードをひくように、
この本のページをランダムに開いて読む。

是非、お試しください。

そろそろわたしでいきていく 私の書評・感想

そろそろわたしでいきていく 私の書評・感想
この本に対する私の感想を書きます。

私は自分のことが嫌いで信じていないタイプの人間で、だからこそ重く深く、この本の言葉が刺さりました。

そのような方の多くに、この本が届いて欲しいと思います。

この本の序章には、変な感想ですが、
私は圧倒されました。

重要な文章には太字になったりして
装飾が施された本なのですが、
太字以外の文章も
エッセンスがギュっと詰まった、
知恵の結晶のように思え
全ての文章が太字で良い
思えたんです。

無駄な言葉が一切無く、
伝えることに絞られ削ぎ落とされた文。
1ページ1ページの密度が濃すぎて、
読んでいて息苦しさを感じるような、
そんな濃密な読書体験でした。

私もマインド系の記事を何本か書いてますが、果てしない差を感じて圧倒された次第ですw

読むと少なからず、自分に変化をもたらしてくれる本です。「こんな自分が好き」と思える自分になりたい方は、是非お読みください。

今日の記事はこんな感じです。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

最後に宣伝です。
4nessコーピングという講座は、心理学者アルバート・エリス博士の「ABC理論」をベースとしています。

自分自身の未処理の感情を取り扱うことによって、

  • 本来の自分で生きる
  • 問題を繰り返さなくなる
  • 自分自信を信じられるように

このような良いきっかけを得られるかもしれません。

体験会という、4nessコーピングのエッセンスがギュっと詰まった90分の講座を開催しています。私も定期的に開催しています。興味本意でも歓迎しますので、お気軽にご参加ください。
>>4nessコーピング体験会

 

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