雑記

【店長辞めたい方向け】店長という管理職に本当に必要なスキルとは?

【店長辞めたい方向け】店長という管理職に本当に必要なスキルとは?

店長という管理職は、一般的に嫌厭されがちです。
私の周囲を見ても、多くのスタッフがやりたがらない傾向があります。
年々、その傾向が強まっているようにも感じます。

店長なんてやるより、

女性
女性
いろいろなお店で働いて、いろんな経験が積みたい!

という人が、今は多いです。
現在、店長職にある人も、そんな周囲の状況を見て、迷いが生まれている方も多いのではないでしょうか?

「私は店長しててこんなに苦しいし、自由もないし、給料だって良くない」
「今の自分自身の境遇には、とても満足できない」
「一方で、スタッフたちは少なくとも精神的には楽だ」
「自由に、自分のやりたいことをやっているように見える」
「何より、自分と違って楽しそう」

「店長辞めたいかも・・・」

アフロ
アフロ
・・・そんな人に、この記事を捧げます。

 

店長辞めたいと思っていた私

店長辞めたいと思っていた私
私は現場のスタッフとしては、自分で言うのも何なんですが優秀だと自負してました。

仕事は早く
改善も自ら行うし
「意識高い系」のスタッフだったと思います。

アフロ
アフロ
しかし、こんな人が店長になると、失敗しがちです。

店長になったとたん、下のスタッフへも上の上司へも、不満のオンパレード。
下のスタッフには

アフロ
アフロ
何でこんなこともできない(やらない)の?

上の上司には

アフロ
アフロ
どうして現場の人の気持ちが分からないの?

「意識高い系店長(笑)」だった私は、当然のように、上にも下にも「自分の価値観や基準」を厳しく要求してました。

そのため、下のスタッフからは

女性
女性
店長怖い
男性
男性
店長って何考えているか分からない

と、距離を置かれる仕末。

上の上司にからは、
「扱いづらい」
「かわいげがない」
「頼み事をしづらい」

などと思われがち。

しかも、上司からは常にプレッシャーが。
「目標売上を達成しろ」
「人件費はできるだけ削れ」
「社長の思いの代弁者となれ」
「スタッフへの教育は徹底しろ」
それでいて、
「部下のスタッフには優しくしろ」

アフロ
アフロ
いや、普通に無理ゲーだろ・・。

そんなこんなで、「店長という職」が楽しいとはとても思えませんでした。

そして、これは私だけではありませんでした。
周囲の店長を見ても、みんな顔色が良いとは思えない。

私とは違って、人間関係をそつなく上手くやれている店長もいましたが、そんな人のお店は
「スタッフの教育がされていない」
「お店が上手く回っていない」
「ガバナンスが効いていない」

などの問題を抱えがちでした。

 

店長のありがちな姿と本来のあるべき姿とは?

店長のありがちな姿と本来のあるべき姿とは?
店長は、その会社の幹部候補。

「経営者側の思考を理解し、それを現場に落とし込むこと」が重要な仕事です。
一方で、「現場スタッフの代弁者となること」も求められます。

アフロ
アフロ
つまり、経営者と現場スタッフとの間で板挟みになる構図となります。
これがストレスとなり、店長をやっている人が病む一番の原因かと思います。

最初は、経営者側かスタッフ側か、どちらか一方に偏った思考回路の店長になる人が多いです。

「経営者寄りで仕事を行い、現場スタッフに厳しい店長」
になるか、もしくは、
「現場スタッフ寄りで仕事を行い、経営陣の不評を買う店長」
になる。

このどちらかになりがちです。
最初からバランスを取れる人なんて、いません。

アフロ
アフロ
ちなみに私はの場合は最悪で、経営側とも、下のスタッフ側とも距離を置いて(置かれて?)いました。
私なりにバランスを取ろうとした結果なんですがw

そんなこんなで、

男性
男性
上や下との衝突回避のため、本来の自分の思いを押し隠し、組織が求めることをやっていこう。それが社会人としての成長なんだ・・!

と、こんな風に変に調教されてしまう人が多いです。

そうやって、自分の感情や思いにフタをしてしまいます。
ですが、そうすると人はエネルギー不足に陥ります。
感情にフタをするのにエネルギーが使われるからです。

そして不足したエネルギーは、補おうとするのが人間。

  • 食欲・性欲・睡眠欲の3大欲求のどれかが暴走する人
  • 不機嫌を撒き散らし、他人からエネルギーを奪おうとする人
  • 鬱や病気になる人

反応は人によって様々ですが、このように病む人は多いです。

しかし、店長の本来あるべき姿はこんなもんじゃありません。

経営者の代理として、お店の理念を現場で体現する、その組織の象徴が店長です。
同時に、現場スタッフの代表であり、リーダーでもあります。

アフロ
アフロ
私のメンターに言われた言葉ですが、「部下に憧れられるところまでが、上司の仕事」。

良くも悪くも、お店の雰囲気は店長で決まります。
店長の影響力ってすごいんです。

店長があるべき良い状態でいると、その良い影響は計り知れません。

  • 経営側・現場側の両方を理解し、両者の接着剤となれます。
  • 自分の思いと会社の求める方向性が一致し、よりパワフルに。
  • お店の雰囲気がよくなり、それはお客様にも伝わります。
  • 自分が充実しているので、周囲の人にもパワーを与えることができます。

このように、店長があるべき姿でいることにはとても意義があり、価値のある職種です。

 

理想的な店長になるには?

理想的な店長になるには?
アフロ
アフロ
それでは、理想的な店長になるための、必要な能力はどのようなものでしょうか?

主なものをピックアップすると、

  • コミュニケーション能力
  • 店を円滑に回す能力
  • 売上をつくる能力

こんなところでしょうか?

ただし、
「部下に憧れられるところまでが、上司の仕事」
だとすると、これら3つだけでは足りない気がします。

周囲とうまく調和しつつ、結果をだしながら、自分自身をしっかりと発揮する必要があります。
自分自身を発揮して、自分が輝かなければいけません。

とすると、
「自分自身を適切に取り扱う能力」
実は、これが一番大切な店長として必要な能力なのではないか、と思います。

 

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力
店長には、多くの人が苦手と感じる、コミュニケーション能力が求められます。
逆に言えば、店長になると、コミュニケーション能力が強制的に鍛えられます。

自分が伝えやすい伝え方を押し通すのではなく、スタッフが10人いれば、10通りの伝え方が必要です。

アフロ
アフロ
ここでブレイクスルーを果たすと、自分本位なコミュニケーションから脱却し、相手の目線に合わせたコミュニケーションができるようになります。

 

店を回す能力

店を回す能力
当然ながら、そのお店を運営する能力が必要です。

男性
男性
私は仕事が遅いし、マルチタスクが苦手だし・・・

そのように思い、自信が無い人もいるかもしれません。
しかし、厳密に言うとお店を実際に回すのはスタッフがやること。

店長に求められる店を回す能力とは、

  • みんなが向かう方向を示すこと
  • 必要な指示を出せること
  • スタッフに必要な教育を行うこと
  • 環境を改善すること
  • 問題を解決すること

こんな感じです。
これらに真摯に取り組むことができれば、OKです。

自分自身の作業の速さは、必要不可欠ではありません。

 

売上をつくる能力

売上をつくる能力
店長は当然、売上に対する責任を負います。

売上をつくる能力を具体的に言うと、「集客し、販売して、リピーターを獲得する力」。
商売においては、コアなスキルです。

新規客を獲得できないと、商売は先細りです。
お客様が減るスピードよりも、新規客を獲得してそれをリピーター化させるスピードが上回れば、商売は成功します。
そこまでの、お店のクオリティを高めて保つことも店長の仕事です。

 

自分自身を適切に取り扱う力

自分自身を適切に取り扱う力
上と下から挟まれる立場で仕事することって、非常に難しいタスクなのかもしれません。
多くの人が失敗を重ねながら、痛い目を見ながら少しずつ成長します。

痛い目に合うと、自分の心を守るために、防御反応が出てしまうのが普通です。
その防御反応が出た結果、自分自身の立場を

  1. 被害者(相手が悪い)
  2. 加害者(自分が悪い)
  3. 傍観者(自分は関係ない)

のどれかに置いてしまいがちです。
すると、問題は解説せずにドツボに陥ります。

そこで必要なのが、「自分自身を適切に取り扱う能力」。

これは簡単に言うと、
防御反応などの「反応」で感じて行動するのではなく、「望む結果」から逆算して行動する、ということ。

「反応」から引き起こされる「感情」に振り回されず、かといって感情を抑え込むワケでもありません。

感情に良いも悪いもありません。
沸き起こった感情は、「自分にはこんなクセがあるんだな」と自分自身を改善するヒントとして使う。
それを繰り返すうちに、「自分自身を適切に取り扱う能力」が鍛えられます。

すると、「望む結果」への効果的な行動を取れるようになれます。

アフロ
アフロ
今まで立ちはだかっていた、問題や課題をクリアできるようになります。

 

店長とオーナーの違い

店長とオーナーの違い
当然ですが、店長とオーナーは役割が違います。

オーナーは、いわば「投資家」
資金を出し、リスクをとってビジネスを立ち上げる人です。

店長は、オーナーや社長の代理として現場をあずかる人です。
オーナーが雇う側で、店長は雇われる側です。

ただし、オーナーと店長を兼ねている人もいます。
そんな人は、レストランではオーナーシェフと言われてたりします。

しかし、店長にはもうひとつの側面が。
「店長はオーナーの予備軍」でもあります。

将来、自分でお店を持ちたい!と思っている人にとっては、店長職はとても効果的なステップ。
「成功したかったら、成功している人の近くにいろ」
という金言がありますが、これは本当にその通り。

しかしそうは言っても、普通は成功者とのツテなんて無いです。
なので、就職して店長になることが、現実的でとても合理的。

成功しているお店の店長になり、そこのオーナーの近くで仕事をすること。
そして成功している人の考え方や行動、言葉や振る舞いを吸収すること。

これが、自分自身が成功するオーナーになる為の近道です。

アフロ
アフロ
実は、店長という職業の最大の魅力はここにあります。
未来のオーナー予備軍となり、自分のビジネスを持つために必要なマインドや経験を培うことができるのです。

 

店長という管理職に本当に必要なスキル

店長という管理職に本当に必要なスキル
「良いプレーヤー」だった人は、「良いリーダー」になれるとは限りません。
「プレーヤー」と「リーダー」では、必要とされる能力や考え方が異なるからです。

お店で優秀なスタッフだった人ほど、その成功体験を引きずってしまいます。
「自分にできたこと」が、「他人にはできない」と、それがフラストレーションになりがちです。
なので、良い店長になれずに失敗する人が多いです。

  • 優秀なスタッフとしての考え方や行動を、いったん脇に置いておくこと。
  • 良いリーダーとしての、必要な考え方や行動を新たにインストールすること。
  • 自分の立場に応じた新しい考え方や振る舞いを素直に受け入れ、都度、調整しながら柔軟に変化すること。

これが、店長という管理職で失敗しない為の、必要なスキルであり、コツです。
このような、言わば「柔軟さ」が重要です。

アフロ
アフロ
やっかいなのは、今までの自分の成功体験が活かせず、逆に足枷になる可能性があること。

成功体験が、柔軟さを奪ってしまう場合があります。

対処法としては、「良い・悪い」「正しい・正しくない」という判断をいったん手放すことです。
すると、「反応」や「感情」に振り回されずに、結果を出せる有効な行動や言動が取れるようになります。

結果から逆算して、「自分の行動や思考、感情までも調節していける、自己学習機能」を持つこと。

アフロ
アフロ
これが実は、成功している人がナチュラルにやっている思考や行動です。

こんな感じで、店長職は経営者としての思考回路や行動パターンをインストールすることができるチャンスです。

  • 今まで培ってきた現場スタッフとしての立場
  • 新しくインストールできる経営者としての立場

これら両方を活かして周囲と自分を調和させるような、自己学習・修正機能。
つまり、「自分自身を適切に取り扱う力」。
これが、店長という管理職に本当に必要なスキルです。

 

最初は店長辞めたいと思うかもしれないけど・・

最初は店長辞めたいと思うかもしれないけど・・
いちスタッフとしての優秀さと、店長としての優秀さは、全くの別物です。

マネジメントは、知識として知っていることでも、実践するとなると別物。
最初から上手くやれる人なんて、ほとんどいません。

みんな、最初は失敗します。
もしかしたら、「私はうまくやれている」と思う人もいるかもしれませんが、後々に振り返ってみると勘違いしてたってパターンも多いです。

多くの人は、

男性
男性
店長なんて無理ゲーだ。
女性
女性
店長辞めたい

と一度は思うことでしょう。

しかし、店長という職に本気で向き合うと、「自分自身を適切に取り扱える能力」が成長します。
これは、一見可視化しにくい、分かりにくい能力です。
地味で、目立たない能力。
言わば、人間力のようなもの。

うわべだけのノウハウではない、普遍的に効力を発揮する力です。

  • 自分のお店を持ちたい
  • 自分を発揮して充実して生きたい
  • 物心ともに豊かになりたい

そんな人には、必須の能力ではないでしょうか?
店長という職は、そのためのチュートリアル的な期間となります。

アフロ
アフロ
だから、店長になることを避けて生きていく、なんて、もったいない。

最初は失敗する人が多いかもですが、それでいいんです。
最初は、60%の出来でOK。

若いうちから、積極的にチャレンジしてもらいたいと思います。

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