だいぶアップが遅くなりましたが、北陸のコーヒーショップをご紹介します!
mie coffee(石川県 片津山温泉)
有名な温泉街の、総湯というメジャーな温泉施設の目の前にロースターがありました。
鹿児島の指宿温泉でも、まったくおなじシチュエーションがあった記憶がw
お店の特徴
店内席は席の間隔が広くとられ、店内の装飾も最小限。
ミニマリズムを感じる、いかにもサードウェーブ系というお店です。
コーヒーの豆売りもやっており、焼き菓子も数種類ありました。
コーヒーの特徴
浅煎りから深煎りまで、バランスの良いラインナップでした。
ルワンダやイルガチェフェなど、スペシャルティの一番いいところを抑えたような感じです。
アイスコーヒーをルワンダの浅煎りで淹れてもらいましたが、美味しかったです。
商売上気になった点
温泉街にロースター、というのは昔からの定番ですが、その新しいお店バージョンです。
平日は売上がかなり少ないと思うので、どのように凌いでいるのか気になるところです。
営業時間の長さが気になりました。
朝6時から夜22時まで。
朝早い時間帯と、夜遅い時間帯、ニーズがあるということなんでしょうか?
ショップデータ
mie coffee
営業時間:6時〜22時
不定休
»お店公式HP
ミステリーカフェ 謎屋珈琲店 金沢本店(石川県 金沢市)
日本初のミステリーカフェ、だそうです。
謎解きに挑戦できる変わったカフェであり焙煎所という、謎なお店でしたw
お店の特徴
密室脱出ゲームの施設が併設されているカフェ。
カフェの中でも謎解きなどを楽しめるようで、ミステリー好きのオーナーさんなんでしょうね。
カフェメニューは充実しており、モーニングやランチなどもしっかりとやるカフェです。
コーヒーの特徴
ミステリーが売りのカフェですが、焙煎店でもあります。
入ってすぐ右手に焙煎機があり、本格的な豆売りも行っています。
ラインナップは、さすがにスタンダード。
スペシャルティ専門店からは一段落ちますが、その分値段は良心的。
ドリップバッグや水出しパックなどの発売も。
商売上気になった点
ただし、こちらのお店は名前が秀逸かと思いました。
「謎屋珈琲店」
これ以上、こちらのお店を表せる名前は無いのでは?
漢字なところも良いし、分かりやすく、お客様へのフックの強さも申し分ありません。
また、こちらのお店はミステリーをしなくても、しっかり繁盛されていたかと思います。
それだけ、カフェメニューやコーヒーが本格的。
モーニングも、ランチもしっかりやりつつ、自家焙煎までやっているくらいです。
カフェをしっかりやりつつ、その土台の上にミステリーなどやりたいことを載せる。
尖ったコンセプトカフェをやる時の、鉄則かもしれません。
ショップデータ
ヴォアラ珈琲 霧島国分本店
営業時間:7時〜22時(日曜日は19時まで)
定休日:火曜日
»お店公式HP
haiz coffee roastery(富山県 南砺市)
富山の田舎、失礼ながらド田舎と言っていいエリアに、衝撃的なまでにオシャレなロースタリーが。
古い民家を改装し、中庭のような空間があったり、外階段を登って2階に登ったり。
面白いつくりをしていました。
お店の特徴
コーヒースタンド兼、豆売り店。
ブロックを積み重ねた内装・外装がオシャレでした。
20代の若い方が、ここまで尖ったコーヒー専門店をやれるのか、と少し感動しました。
休日ということもあって、とても繁盛されていました。
尖ったお店作りなのに、ここまで人を惹きつけているのは、本当に素晴らしい。
コーヒーの特徴
コロンビアの専門店、とのこと。
ラインナップは全てコロンビアでした。
ゲイシャやピンクブルボン、アナエロビックなどがラインナップ。
コロンビアの最上級のものが、ここに来れば飲めます。
非常に尖ったラインナップですが、とても良いと思いました。
最近のコロンビアは面白いので、目の付け所が良いと思います。
商売上気になった点
確かにオシャレなんですが、そんなことを言ってもこのレベルのオシャレさはたくさん見てきました。
何が衝撃なんだろう?
と考えてみると、「周囲とのギャップ」が原因ですね。
このエリアで、ここまで突き抜けた美意識を持ち、それをお店という形にするのは難しい。
それをやりきれたからこそ、このようなインパクトを持つお店になったんだと思います。
コーヒーショップには美意識の普及・底上げという役割もあるのかもしれません。
ショップデータ
ヴォアラ珈琲 霧島国分本店
営業時間:11時〜18時(土日は20時まで)
定休日:水・木
»お店公式HP
また近いうちに必ず訪問したいと思います!!