おすすめの業者さん、教えて!
カフェ・コーヒー専門店など業態によって、多少仕入れ先が変わったりします。
カフェ開業の仕入れ先を選び
カフェ開業において、仕入れ先業者は多岐に渡ります。
- コーヒー豆
- 食材
- スイーツ
- 袋などパッケージ
- 器具などのグッズ類
品質の良いものを追求したい。
できる限り安いところを。
このような思いで頑張るほど仕入れ先が増え、その分発注や支払いの手間がかかります。
でも、せっかくカフェをやるならこだわりたいところです。そこで、小さいカフェでもお世話になれる、各分野の業者さんをご紹介します。
カフェ開業 コーヒー豆の仕入れ先
コーヒー豆の仕入れ先は、店の業態によって3つのパターンに分かれます。
自家焙煎をしない通常のカフェの仕入れ先
→各地のロースターから、焙煎されたコーヒー豆を仕入れることになります。
お近くの自家焙煎コーヒー店に問い合わせてみましょう。交渉すれば、卸売り価格で対応してくれるお店はたくさんあります。なかには、オリジナルブレンドの作成に強力してくれるお店もあります。好みの味を伝えて、ロースターさんと一緒にブレンドを作り上げる作業は楽しいですよ。
また、UCCやキーコーヒーのような大手もあります。コーヒー豆といっしょに、関連の食材や器具も卸してくれますので、便利です。
自家焙煎コーヒー専門店の仕入れ先
→コーヒー豆売商社から生豆を買う
商社からコーヒーを購入する場合は麻袋(またい)で購入します。国によって異なる場合がありますが、だいたい60kgです。この単位で買えるようであれば、商社から直接買ってしまいましょう。
兼松
ユーエスフーズ(石光商事)
UCC
セラード珈琲
アタカ通商
日本珈琲貿易
ワタル
キャラバンコーヒー
海の向こうコーヒー
オリジンコーヒートレーダーズ
自家焙煎カフェの仕入れ先
→小分けの卸売り業者から生豆を買う
60kg単位の麻袋だと、置き場所もとりますし、売り切るのも時間がかかります。そこで、1kg単位で小分け販売してくれる、卸売り業者さんを頼ることになります。
他にもたくさんの小分け業者さんがあります。ネットでググってみましょう。
カフェ開業 食材の仕入れ先
業務用スーパーで十分かもしれませんが、卸売り業者さんとの付き合いがあると便利です。ほぼ毎日配達に対応してくれたり、マイナーな食材も仕入れてくれたりします。
フードの仕入れ
フードに力を入れるカフェは、食材の仕入れ先を確保することになります。
総合食材卸売り業者なら、野菜や肉、乳製品、調味料に至るまで、基本的に何でも発注できます。
- 高瀬物産
- 西原商会
- コーヒー豆(コーヒー関連器具)
- フード
- パッケージ類
このような会社です。
前日に発注すれば、翌日にお店まで配送してくれて、便利です。ただ、特に安く購入できるワケではありません。高瀬物産はある程度の金額の取り扱いが見込めないと、断られる場合があります。
各地に地元密着の食材卸売り業者さんもあります。ネットでググればすぐに見つかります。
焼き菓子などスイーツの仕入れ先
こだわりのお菓子を仕入れたい!ということであれば、スイーツのお店に直接電話してみましょう。仕入れる量次第では、割引きで販売してくれるお店もあります。
また、キーコーヒーやUCCなど大手の卸売り業者なら、簡単な焼き菓子や冷凍ケーキなど抱えています。ちなみに、タカナシも乳製品だけでなくケーキなどの取り扱いもあります。
パッケージの仕入れ先
手提げ袋やテイクアウト用カップ、コーヒー豆販売の袋など、パッケージにはこだわりたいところです。
ネットでググると、そのような通販サイトはたくさん出てきます。最初はそれを利用すると楽です。通常、サンプルの郵送の対応もしてくれます。
カフェやコーヒーショップ向けの資材を販売している業者さんもたくさんあります。
ほとんどのものは、こちらの業者さんで揃います。
コーヒー関連器具の仕入れ先
ドリッパーやペーパー、コーヒーミルなど、コーヒー関連の器具の仕入れ先です。
通常、コーヒー生豆の小分け卸売り業者さんが取り扱っています。生豆と一緒に卸してもらって下さい。基本的に、定価の6〜7割の値段で仕入れることができます。カリタ・ハリオなど大手の取り扱いはやってくれます。
キントーなど少しマイナーな器具メーカーになると、直接メーカーに問い合わせることになります。メーカーから直接仕入れることが多いですが、卸売り業者さんを紹介される場合もあります。
コーヒーリキッド、コーヒースイーツの仕入れ先
コーヒーリキッド、コーヒーベース、ラテベース。
そのまま飲むもの、お湯や水で割るもの、牛乳で割ってラテにするもの・・・。
コーヒーショップでは、色々なタイプのリキッドが売られています。
長期保存できるタイプで、特にギフト需要に対応するために必要な商材です。
また、夏場は豆が売れませんので、その時期の貴重な売上をもたらしてくれます。
ただし、多くのコーヒーリキッドは、長期保存できることと引き換えに、「味」が犠牲になっています。
高温殺菌やビタミンCなどの添加物の影響です。
値段はそこそこ高いのに、不味いリキッドばかりが蔓延しています。
私もそこが悩みだったのですが、それを解決する製品を開発したメーカーがいます。
コーヒーローストビバーチェさんです。
抽出したてのクリアな風味をそのままで、飲んだ時にとてもびっくりしました。
しかも、発注は12本単位という小ロットで受け付けてくれます。
下記の記事より問い合わせができます。
気になる方は見てみてください。
カフェ開業の仕入れ先 まとめ
カフェ開業における仕入れ先は、大きく分けて3つ。
なるべく仕入れ先は少ない方が、発注や支払いの手間が楽でいいです。しかし、こだわればこだわるほど、仕入れ先は増えていきます。どこかでバランスをとる必要は出てきます。
しかし、最初は手当たり次第サンプルを請求したり、一度利用したりしてみることはとても有効です。きっと、自分のお店との相性の良い仕入れ先がみつかります。
今回の記事は以上です。
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