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コーヒー豆は銘柄で選ぶと失敗します!【危険度ランキング】

コーヒー豆は銘柄で選ぶと失敗します!【危険度ランキング】

コーヒー豆選びを失敗したくない人。
コーヒー初心者の方で、だれかにコーヒーのプレゼントを考えている人。
こんな方に向けての記事です。

なまけもの
なまけもの
コーヒーの有名な銘柄ってどんなのがあるの?
人にプレゼントしたいけど人気のある銘柄は?
誰かカンタンに教えて!
アフロ焙煎長
アフロ焙煎長
ちょっと待ってください。
コーヒー豆を銘柄で選ぶと品質悪いコーヒーをつかみますよ!
危険です。

コーヒー選びで銘柄を重視する人は多いですが、危険です。
理由をあげます。

・銘柄=高品質ではありません。
・なぜなら、有名な銘柄なら名前で売れます。
・だから、原価の安い豆でもいいや、となりがち。
・結果、低品質の豆を買わされる可能性が高いです。
・むしろマイナーな銘柄の豆のほうがおすすめ。
・マイナーな豆は、本当に高品質じゃないと売れないから。

このようなわけで、有名な銘柄には地雷のようなコーヒー豆が多いです。
たとえ高品質でも、価格が高くてコスパが悪かったりします。

そこで、危険な銘柄をランキング形式でお伝えします。
この記事を読んでコーヒー屋の手の平の上で踊るのは、もうやめにしましょう。

自己紹介
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コーヒー豆は銘柄で選ぶと失敗します!【危険度ランキング】

コーヒー豆は銘柄で選ぶと失敗します!【危険度ランキング】Photo by Rodrigo Flores on Unsplash

第1位 モカ

危険度NO.1に輝くのは、「モカ」です!
誰でも知ってますよね。

「モカ」という名前は、エチオピアとイエメンで生産された「アラビカ種のコーヒー豆」のことです。
つまり、この2カ国のコーヒーは、ほぼどんな豆でも「モカ」を名乗れます。
ブランドでもなんでもありません。
とんでもないことですね。

さらに、エチオピアでは豆の等級ををG1〜G4といった風にグレードで表しますが、これは「欠点豆の多さ」を表すだけで、「品質やおいしさ」とは何の関係もありません。

モカのなかでもイルガチェフェが特に有名ですが、
「モカ イルガチェフェ G1」
こんな感じの名前だったら、なんだかすごく高品質でおいしそうじゃないですか。
気をつけましょう。欠点豆が少ないだけです。

G1でもマズい豆はマズいです。
G2でも、おいしい豆はおいしい。

モカイルガチェフェの風味は、一般的には「柑橘系」が多いです。
しかし、最高においしいイルガチェフェは「ベリー系の風味」です。

逆に、エチオピア産なのに「モカ」を名乗ってないコーヒー、狙い目です。
「モカ」を使わないのは自信と野心のあらわれです。
みかけたら、ぜひ試してみてください。

第2位 マンデリン

これも声を大にして言いたい。
「マンデリンは地雷だらけだーーー!」

マンデリンは日本で知名度が高く人気です。
その為、数多くの「マンデリン」を名乗る豆が輸入されています。

私は、手に入るあらゆるマンデリンを試しました。
その数、数十種類。
結果、深煎りにしても質の良い香りが保たれるマンデリンは本当にごくわずかということが分かりました。

生産量も限りがある為、大手コーヒーチェーンではまず販売されないです。
その為、「アーシーな」「枯れ草のような」という味の表現で、地雷のようなマンデリンが売られています。
どう考えても、おいしそうな表現ではないですよね。

本当においしいマンデリンは、柑橘系を思わせるやわらかい苦味があります。
豊かなコーヒー感がありますが、風味には透明感があります。

土臭いヤツには「マンデリン」と名乗って欲しく無い・・・!

第3位 ブルーマウンテンNo.1

不名誉な3位は、ブルマンです。
こちらの豆は、確かに品質は良いです。
最高の気象条件、国を挙げてプライドをもって品質にも取り組んでます。
味も、クリアでクセがなく、飲みやすいです。

ただ、
高くないですか?
個性が無くないですか?

この値段でこの味は、単純にコスパが悪いと思うのです。
最高級のブランドイメージがあるから、売れているだけです。

そのブランドイメージも、実は怪しいものです。
昔、輸入された当初に「英国王室御用達」のキャッチコピーが使われたのが、ブランドイメージが高い原因だそうです。
しかし、これは本当にそうだったかというと、そうでもないという。笑
「ジャマイカはイギリス領だから、英国の王室の方も飲んだことあるに違いない!」
・・・というのが真相のようです。
なんて安易な。笑
戦前の平和な社会のひとコマです。
ネット社会の今なら炎上ものですね。

欧米では、そんないい加減な伝説が流布していないので、ブルマンの知名度も人気も低いそうです。

そして実は、ブルーマウンテンNo.1の価格が高い一番の要因は、生産コストです。
ジャマイカは物価がとても高く、人件費が高いんです。
ハワイコナが高い理由と一緒ですね。

なので、味の良さとは関係ありません。
ただ、ブランド力はまだまだ健在なので、プレゼントとしては喜ばれますね。

その他、ランク外を簡単に列挙します

キリマンジャロ・・・単純に品質悪い豆が多い
ゲイシャ・・・パナマ以外の国のゲイシャは地雷が多い
ブラジル サントスNo.2・・・サントスno.2をブランドと勘違いしている人がいる。お年寄りに多い。「サントスno.2」は「最低限の品質が保証されている」くらいに思っておこう。

コーヒー豆の銘柄を盲信するのは危険です

コーヒー豆の銘柄を盲信するのは危険ですPhoto by Tereza Nekvasilova on Unsplash

いかがでしょうか?
コーヒーと言えばコレ!っていうような有名な銘柄ばかりでしたね。

実は、コーヒーショップはコーヒーの名前を勝手に付けられます。
もちろん、ある程度のルールはあってウソはつきませんが、印象の良い名前でアピールしています。

「モカイルガチェフェ G1」のような、
有名な名前で、しかもなんだか最高級なグレードに思える・・・
って豆でも、飲んでみるとおいしくないのは日常茶飯事。

本当においしいコーヒーを探すのに、銘柄はアテになりません。
「コーヒー豆の風味の表現の内容」を見て、ある程度の判断できるようになるといいですね。

あとはコチラ↓の記事には、各国での最高の豆を案内しています。
>>生産国ひとつにつき1種!コーヒー豆おすすめピックアップ
なかなか売っていない豆もありますが、興味あれば読んでみて下さい。

今日はこんな感じです。
ありがとうございました。