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コーヒードリッパーの選び方【初心者向け】種類や特徴を解説

コーヒードリッパーの選び方【初心者向け】種類や特徴を解説
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初心者向けコーヒードリッパーの選び方

初心者向けコーヒードリッパーの選び方
初心者の方のコーヒードリッパーの
選び方ですが、まずは
ペーパードリップから始めると良いです。

なぜなら、

  • クリアで飲み易い味
  • 取り扱いや手入れが簡単で楽
  • リーズナブル

だからです。

ペーパードリップから始め、
他を色々と試すも、結局
ペーパードリップに戻ってくる。

そのような方は非常に多いです。
私もそのひとり。

そんなペーパードリップ。
コーヒードリッパーの選び方ですが、
形状による味への影響は微差で、
飲み比べないと分からない程度です。

お湯の注ぎ方で調節が可能ですので、
ドリッパーの形状に必要以上に
とらわれることはありません

その為、初心者はデザインや値段で
決めてしまって良いです。

ただし、微差ではありますが、
それぞれのドリッパーの特徴は
確かに味に影響します。

初心者の方は、

こってりした味が好みなら、
抽出スピードが遅い
メリタかコーノ式を。

それ以外の方はハリオ・カリタで。

これだけ覚えれば十分です。

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コーヒードリッパーどんな違いがある?

コーヒードリッパーの形

コーヒードリッパーの形
円すい形と台形があります。

ハリオ・コーノ式などは円すい形。
メリタ・カリタは台形です。

この2つの形の違いによる
味への影響は、ほぼ無いと
考えています。

最近発売されるドリッパーは
円すい形が多いですが、
これはデザイン的な理由によるもの
と思われます。

コーヒードリッパーの穴の数

コーヒードリッパーの穴の数
ひとつ穴と3つ穴があります。

台形でもメリタは1つ穴、
カリタは3つ穴です。

ハリオ・コーノなど円すい形は
基本的にひとつ穴です。

穴の数というよりは、
穴の総面積によって抽出スピードが
変わってきます

しかし、そうは言っても各ドリッパーともに
ほとんど同じような抽出スピードです。

メリタとコーノ式が少しゆっくりめな程度です。

違いといっても、
1杯分の抽出あたり5〜10秒程度
の違いで、微差です。

お湯の注ぎ方で、
十分調整できるレベルの差ですね。

コーヒードリッパーのリブの形

コーヒードリッパーのリブの形
リブという、ドリッパーの内側に
ついている突起状の線があります。

この存在の為に、
ドリッパーとペーパーとの間に
スキマが生まれ、
空気や液体の通り道になります。

ハリオとコーノ式の最大の違いは、
リブが全面にあるか(ハリオ)、
下半分にしかないか(コーノ式)、です。

コーノ式の方が、
抽出スピードが少し抑えめに
なる傾向があります。

コーヒードリッパーの材質

コーヒードリッパーの材質
  • 樹脂製
  • ガラス製
  • 陶器製
  • 金属製

があります。

金属製は熱伝導効率が高く、
コーヒーの湯温の変化を抑えて
抽出が安定します。

ただし他のドリッパーを使用しても、
最初にお湯を通して
少し温めておくことで対策は可能です。

価格は、樹脂製が圧倒的に安いです。

人気コーヒードリッパーの特徴

ハリオのドリッパー

ハリオのドリッパー
現在人気No.1です。
少し大きめのひとつ穴で、
リブも全面にあります。

抽出スピードはやや早め。
クリアな風味が得意です。

材質も樹脂・陶器・ガラス・金属と
全て揃って充実しています。

メリタのドリッパー

メリタのドリッパー
最初にドリッパーを作ったのは
メリタと言われています。
ドイツの企業です。

台形で、小さめのひとつ穴です。
しかも、穴が底から少し高く
位置しています。

この為、抽出スピードがゆっくりめです。
こってりした風味が得意。

カリタのドリッパー

カリタのドリッパー
台形で、小さめの三つ穴です。

私の想像ですが、
輸入されたメリタのドリッパーを
マネして作られ、
完全にマネるとアレなので、
3つ穴にしたのではないか、
と思ってます。

抽出スピードはハリオと同じくらい。
やや早めです。

樹脂・陶器・ガラス・金属、
全て揃ってます。
カラーも充実。

カリタウェーブ

カリタウェーブ
少し前にカリタが出した
新しい形状のドリッパー。

マニアの間では人気が高いです。
専用ペーパーを使用します。

このペーパーがウェーブ状の
形状になっており、
リブの代わりとなります。

底が平らな為に、
コーヒーの粉がお湯になじみやすく、
抽出が安定すると言われています。

見た目がかわいく、
「映える」ことが人気の秘密かも
しれません。

専用ペーパーを売っているお店が
少ないことが難点。

コーノ式ドリッパー

コーノ式ドリッパー
円すい形で、小さめのひとつ穴です。
リブも下半分についているだけで、
比較的ゆっくりめな抽出となります。

昔からコーヒーマニアの間では
鉄板とされてきたドリッパーです。

作りが樹脂製でチープな割には
価格が高いのがマイナスポイント。

その他、マイナーだけど個性の光るドリッパーたち

マイナーなメーカーですが、
様々なこだわりのドリッパーが
発売されています。

それを簡単にご紹介します。

キントーのドリッパー

キントーのドリッパー
かわいいいコーヒー器具を発売しているメーカーです。
サーバーなどおしゃれなので、
こちらのメーカーで一式揃えるのも
ありですね。

ケメックスのドリッパー

ケメックスのドリッパー
おしゃれなコーヒードリッパーの代名詞。

珈琲考具のドリッパー

珈琲考具のドリッパー
円すい、台形、
両方のペーパーが使用できます。
抽出スピードは遅め。

コーヒードリッパーの選び方 初心者向けまとめ

コーヒードリッパーの選び方 初心者向けまとめ
コーヒードリッパーの選び方は、
デザインや値段で決めて良いです。

結局は、ドリッパーの種類によって
風味が変わるといっても、
しょせんは微差だからです。

あまり深く考えず、
気に入ったデザインや色や材質で
選べば良いのではないでしょうか?

最初は樹脂製の安いものを購入して、
色々試してみるのも面白いと思います。

それでも、
ちょっとした違いにこだわりたい!
という方は、

こってりした味が好みなら、
抽出スピードが遅い
メリタかコーノ式を。

それ以外の方はハリオ・カリタで。

このようにざっくりと分かれるかと。
参考にしてみて下さい。

今回の記事はこんな感じです。
ありがとうございました!

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