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全国のコーヒー店

徳島県のコーヒー自家焙煎店を回ってみたら山間部にもすごい店が・・・。

徳島県のコーヒー自家焙煎店を回ってみたら山間部にもすごい店が・・・。

徳島県のコーヒー専門店(自家焙煎店)を回ってみました。

四国エリアの特徴でもありますが、
このエリアの覇者!
のようなチェーン展開しているお店は、徳島にも見当たりません。

しかし、良質な豆売り店を多数発見。

アフロ
アフロ
もしかしたら、四国エリアでは一番レベルが高いかもしれません。

 

とよとみ珈琲(徳島県 徳島市)

とよとみ珈琲(徳島県 徳島市)
徳島には決定版と言えるような豆売り店が見当たらないなあ・・・。
なんて思っていたら、思いっきりありましたw
こちらのお店です。

お店の特徴

お店の特徴
1階が販売所兼工場。
コーヒー豆やコーヒー関連器具などが販売されています。
また、ドリンクやドーナツなどの販売も。

2階が客席とギャラリー。
2階が客席とギャラリー。
コーヒー関連の資料が盛りだくさんでした。

という、比較的大きなロースタリーでした。
場所は郊外です。

コーヒーの器具類やギフト類が充実していました。
ここにくれば、ワンストップでお家コーヒーが楽しめるようになる。
そんなイメージを抱かせるお店です。

コーヒーの特徴

コーヒーの特徴
店内にはプロバットとフジローヤルの2台の大きな焙煎機が。

コーヒー豆の種類は15種類程度でしょうか?
ブレンド数種類と、各国の鉄板の豆がラインナップに。
ブレンド数種類と、各国の鉄板の豆がラインナップに。
中煎り〜深煎りのレンジが中心です。

アイスコーヒーを飲みましたが、しっかり苦味はあるのにクリアで飲みやすい。
ゴクゴク飲める、良質な風味でした。
私の好きな味でした。

お茶請けで食べた自家製ドーナツも、フワフワでめっちゃ美味しかったです。

ドリップバッグは、
ドリップバッグは、
こんな感じ。
使いやすいダンク式でした。

商売上気になった点

商売上気になった点
コーヒー豆の選び方から、それぞれのコーヒー器具の使い方まで、丁寧に解説が掲示されていました。

コーヒー豆を購入後、お家でちゃんと美味しく淹れられるようにと、そこまで責任を持って商売をされている印象です。
ここまでディスプレイや掲示物を作って形にするのは、容易なことではありません。
これはお客様から支持されるな・・・、と思いました。

マスターと少しお話ししましたが、旅をしていると伝えるとドリップバッグを1個サービスしてくれました。
「これどこでも飲めるから、良い景色みながら飲んで」と。

アフロ
アフロ
珈琲愛と人間愛あふれる、とても素敵なお店でした。

ショップデータ


とよとみ珈琲
営業時間:10時〜19時
不定休
»お店公式HP

 

TOKUSHIMA COFFEE WORKS 山城店(徳島県 徳島市)

TOKUSHIMA COFFEE WORKS 山城店(徳島県 徳島市)
徳島市には、目立つコーヒー専門店が少ないな・・・。
と思っていたら!
こんな大型店がありました。

お店の特徴

お店の特徴
濃い茶色を基調としたお店のカラーリング。
広い店内。
落ち着いた照明。

お店の入り口付近には、コーヒー豆売りやドリップバッグ、雑貨類の展示販売。
お店の奥にはテーブル席が多数。
カウンター席もあり、コーヒーの抽出も見ることができる。
フードも充実していて、ランチやこだわりのケーキなど。

思えば鳥取で成功されているコーヒー店も、こんな感じでした。
地方都市で大型のコーヒー店をやる最適解なんでしょうか?

コーヒーの特徴

コーヒーの特徴
ゲイシャをはじめ、分かりやすく各国のトップオブトップの豆が揃ってました。
例えば、コロンビアはピンクブルボン。
グアテマラはエルインヘルト農園。

銘柄名や農園、品種名にこだわらず、分かりやすく引きの強いコーヒーのラインナップ。
それらに見合った強気の価格設定。
品質の高さと商売っ気の、高い次元での融合でした。

レジカウンターのとなりには、コーヒー豆売りのディスプレイが。
ユニークですが、インパクト強い。
素晴らしいアイデアです。

ドリップバッグのデザインはこんな感じ。
dドリップバッグのデザインはこんな感じ。
デザイン性は低いですが、中身が分かりやすいように工夫されていますね。

商売上気になった点

商売上気になった点
私が行ったのは平日の昼間、しかも雨天の日でした。
それにも関わらず、大繁盛されていてびっくりしました。

お店のつくりやレイアウト。
商品やメニュー構成。
価格帯。
どれもこれも、地方の大型店で成功するためのノウハウが、ギュッと詰まったようなお店でした。

アフロ
アフロ
地方都市でこの規模のお店があると、他のお店に行けなくなります。
その商圏のお客さんを根こそぎ囲うことができそうですね。

ギフトのパッケージも、素晴らしかったです。
ギフトのパッケージも、素晴らしかったです。
ギフトのパッケージも、素晴らしかったです。
和テイストのコーヒーギフトをやりたい人には、参考になるお店なのではないでしょうか?

ショップデータ


TOKUSHIMA COFFEE WORKS 山城店
営業時間:8時30分〜20時30分
定休日:火曜日
»お店公式HP

 

カモ谷製作舎(徳島県 阿南市)

カモ谷製作舎(徳島県 阿南市)
名前からは想像しにくいですが、豆売り専門店です。

山間の、これぞ田舎!
というのどかな風景のなかにあるロースタリーで、お店を発見したときにちょっとした感動がありますw

お店の特徴

お店の特徴
ドリンクの提供はやっておらず、試飲のみ。
豆売りが中心で、他にはオリジナルの服やコーヒーの器具の販売もありました。

ご夫婦で運営されていて、副業的に週末のみの営業だそうです。
しかし、今は2店舗目を準備しているとのことでした。

元々、焙煎機メーカーのフジローヤルの方だったとのこと。
焙煎のコンサルもできるとのことで、これ以上なく信頼できるロースターでしたw

私もフジローヤルを買おうと思っているので、色々お話しできて良かったです。

コーヒーの特徴

コーヒーの特徴
まず、コーヒー豆販売のディスプレイが素晴らしいかったです。
まず、コーヒー豆販売のディスプレイが素晴らしいかったです。
こんな地方なのに、試飲を徹底して一切手を抜かないスタイル。
これは売れそうだな・・・。
という雰囲気があります。

コーヒーは名前がユニーク。
「グアテマラ オヘンロ」
「エチオピア ミヤノマエ」
など。
遍路道が通っていることもあって、地域に根ざしたネーミングです。

ブレンド名も、
「ほろほろ」(深煎り)
「ほろほろ」(深煎り)
「ごくごく」(中煎り
「ごくごく」(中煎り
「ないない」(デカフェ)
など、かわいい。
味のイメージが伝わってくるし、良いセンスです。
マネしたい・・・w

ラベルシールの形が不均一で、そのような細かい部分までこだわっているのが、私的にはとても好きでした。
細部までデザインする努力はすごく大切で、お店全体の雰囲気や魅力に大きく影響するんですよね。

商売上気になった点

商売上気になった点
カモ谷とは地名で、製作舎というのはロースタリーであり、服など色々なものを手掛けたいということで付けた名前だそうです。

ここまで都会から離れた場所に、元フジローヤルの方がロースタリーを開設する。
しかも、納屋をそのまま使ったような雰囲気満点のお店。

遠くからでもワザワザ行きたくなるような、魅力的なお店でした。

アフロ
アフロ
2店舗目ができたら、また訪問してみようと思います。

ショップデータ


カモ谷製作舎
営業時間:11時〜17時
当面は金・土営業のみ
»お店公式HP

 

1エフコーヒー(徳島県 阿南市)

1エフコーヒー(徳島県 阿南市)
幹線道路沿いにあるお店。

入ってすぐ焙煎室があり、そこを通って店内に入るという、不思議なつくり。
入ってすぐ焙煎室があり、

外から見ると小さなお店なのかな?
と思いますが、中にはいると広い。
客席が多く、フードメニューも充実した、しっかりとしたカフェでした。

お店の特徴

お店の特徴
豆売り店なのかな?
と思っていたら、思いっきりカフェでした。

フードメニューが超充実。
パスタやオムライスなど、定番メニューは揃っている感じでした。

スイーツも充実しているので、それ目当てに近隣のおばちゃんも来店されている様子でした。

コーヒーの特徴

コーヒーの特徴
豆売りには力が入ってました。
ただしレジカウンターのショーケース内でディスプレイしている為、目立っておりませんでした。
非常にもったいないと思います。

豆はすごく良い豆をセレクトされていました。
ブレンドの種類も多く、マスターのコーヒー愛が伝わってきます。

それだけに、見ていてもどかしい思いがしました。

商売上気になった点

商売上気になった点
入り口に焙煎機があったり、入ってすぐに豆売りのディスプレイがあったり、豆売りを伸ばしたいという姿勢が見えるお店でした。
ただ、残念ながらそれがあまり機能していなそうだな、とも思いました。
お客さんからみた印象がカフェだからです。

フードメニューを広げ過ぎているため、また店内の客席が多いため、お店の手が豆売りまで回ってない印象でした。
マスターのワンオペでしたが、完全にキャパオーバーな印象。

アフロ
アフロ
豆売りは売上構築に時間がかかるので、どうしてもフードとか頑張らざるを得ない。
すると、結果としてフードで忙しくて豆売りが疎かになり、時間貧乏になるカフェが多いと思います。
人を雇うか、思い切ってフードを止めるか、どちらかの決断が必要ですね。
良いお店だけに、頑張って欲しいです。

ショップデータ


1エフコーヒー
営業時間:10時半〜20時半
定休日:水曜日
»お店公式HP

 

にちにち珈琲店(徳島県 三好市)

にちにち珈琲店(徳島県 三好市)
山間の町にある焙煎店。

地方の、そのまた地方になると、流石に焙煎店がなかなか見当たらなくなります。
そんななか、貴重なおしゃれなロースタリーカフェがありました。

お店の特徴

お店の特徴
名前からしても、かわいい系のお店となっています。
お店の入り口とか、良い雰囲気でした。

コーヒー豆売り専門店ぽいつくりですが、客席もあって店内で飲むことができます。
スイーツにも力をいれている様子でした。

焙煎機は別室にあって、大きい窓お店で外から見えるようになっていました。
ひとつの工夫ですね。
焙煎店であることをアピールできてます。

コーヒーの特徴

コーヒーの特徴
品質の良い豆のみ取り扱う、真面目にコーヒーを追求している印象でした。
価格も100gあたり700円くらいからと、コーヒー専門店としてはスタンダードなプライシングです。

ギフトの包装がかわいかったです。
ギフトの包装がかわいかったです。
包装資材屋さんが提供するものをそのままにせず、飾り紐などで一工夫する。
こんな努力が、私は好きです。

ドリップバッグは、
ドリップバッグは、
こんな感じ。

商売上気になった点

商売上気になった点
焙煎店でしたが、豆売りのディスプレイが小さく、そこが少しもったいないかなと思いました。
店内のレイアウトも少しスペースを持て余している印象です。

スペースはちゃんとデザインされたスペースと、広さを持て余すスペースと、2つのパターンがあります。
このお店は後者で、それがお店の魅力をやや軽減していると思います。

開店直後のお店にありがちな現象なので、今後改善されていくのかもしれませんね。

アフロ
アフロ
少々厳しいことを言ってしまいましたが、魅力的なものを持っていて、今後伸びしろの大きいお店かと思いました。

ショップデータ


にちにち珈琲店
営業時間:8時〜18時
定休日:木曜日
»お店公式HP

 
徳島エリアは、以上です。

コーヒー愛と人間愛が融合したとよとみ珈琲。
山間部に突然ハイレベルな豆売り店を展開しているカモ谷製作舎さん。

アフロ
アフロ
非常に印象深いお店があり、魅力的なエリアでした。

日本全国のコーヒーショップを巡って、その様子をInstagramにてアップしています。


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