なんであんなに美味しいんですかね?
焙煎士であり、
かつ
最高到達地点が標高5,200mという私が、
山の上で飲む
コーヒー豆選びについて書きます。
実用性重視のグッズもご紹介します。
山の上で飲むコーヒーは深煎りが良い?
結論はタイトルの通りです。
山の上で飲むコーヒーは、
「深煎りの豆が良い」
です。
なぜかタイトルには「?」が
付いてますが、
これは後ほど説明します。
あとひとつ条件を付け加えるなら、
「焙煎後、新鮮な状態で」
ということでしょうか。
深煎りの豆は劣化が早いので。
焙煎後、3〜5日目が
一番香り高くて、良いです。
なぜ深煎りがいいの?
単純な話ですが、
標高が関係してきます。
ご存じの通り、
標高の高い場所は
沸点が下がります。
なので、
お湯の温度が低い方が美味しく
抽出できるコーヒーの方がいい。
それって、
深煎りのコーヒーなんです。
深煎りのコーヒーの
オススメ抽出温度は
80℃くらいです。
結構低いです。
高い温度で抽出すると、
強い苦味や雑味成分まで
多く抽出されてしまうんですね。
だたし、これは極端な話
ただし、これは極端な話です。
標高と沸点をみてみると、
1,000m・・・約97℃
2,000m・・・約94℃
3,000m・・・約90℃
3,776m・・・約88℃
こんな感じです。
浅煎りの豆に適した抽出温度は
90℃くらいです。
と、いうことは、
日本の山ならどこでも
浅煎り〜深煎りまで全部OK
ということになります。
ちなみに
深煎りに適した抽出温度は
80℃ってお伝えしましたが、
そこが沸点の標高って
約6,000mなんです。
なので、
そのような山を狙っているツワモノは、
この記事を読む意味があります。
それ以外の方はブラウザバックで。
ありがとうございました。
なんか、すみません。
それでも、深煎りをゴリ押しする
それでも、日本の山でも、
山の上で飲むコーヒーは
深煎りがおすすめなんです。
なぜか?
なんか、
癒やされる気がするから
です。笑
浅煎りのコーヒーって
気合いを入れたいとき。
深煎りのコーヒーって
癒やされたいとき。
に、適していると思いませんか?
ん?
そうか。
山の上で、下山のために
「気合いを入れたい」
って人もいるのか。
・・・。
このパートを読んだ記憶、
消して下さい。笑
結論 どんなコーヒー豆でもOK
色々と高度な(笑)考察をしてきましたが、
日本国内の山では
「どのようなコーヒー豆でもOK」
これが結論です。
中身の無い記事を
読む時間をとらせてしまい、
すみませんでした。(土下座)
山の上で使いやすいコーヒー器具【実用性重視】
おわびに、山の上で使える
おすすめのドリッパーとミルを
ご紹介します。
普段使いもできる、
実用性重視のセレクトです。
家の中とアウトドアとで
器具を使い分ける必要って
無いと思うんですよねえ。
家でも山でも使えるおすすめドリッパー
ユニフレーム コーヒーバネット cute
我が家でも愛用のドリッパーです。
ぺったんこになるのでコンパクト。
軽い。
洗うのが楽。
乾かさなくて良いくらい。
ドリッパーとしても優秀。
唯一無二です。
と、思ったら
Amazonで類似品がたくさん
出てますね。笑
お湯の注ぎ方のポイントは、
ペーパーにかからないように
500円玉くらいの大きさの
円を描くように注ぐ、ってこと。
このドリッパーは、通常のドリッパーの様に
壁となるものが無いので、
お湯が抜けやすいんですね。
家でも山でも使えるおすすめミル
ハリオ コーヒーミル・スマートG
正直、これ一択ではないかと思います。
小さくて、
ボディがプラスチックで軽くて、
持ち運びが最高に楽。
メモリが付いていて、
メジャースプーンが不要。
セラミックの刃で、
耐久性もあるし
水洗いもできる。
色も透明とブラックがあって
見た目もカッコイイ。
プラスチックなので、
少しだけ安っぽさを感じるのが
マイナスポイント。
でもその分、
持ち運びできるミルのなかで
コスパは最高です。
山の上で飲むコーヒーは深煎りにこだわれ まとめ
では、まとめます。
(無理矢理)断言します。
山の上で飲むコーヒーは、
深煎りのコーヒーが良いです。
ドリッパーは
ユニフレームのcute
ミルは
ハリオのスマートG
この記事でお伝えしたいことは、以上です。
本当は、
どんなコーヒーでもいいし、
何の器具を使ってもいいし、
ぶっちゃけ、
ドリップバッグで十分だよなあ、
とか、
思ってません。
多分。
ちなみに、私の最高到達点が
標高5,200mというのは本当で、
チベットからネパールに向かう途中、
ヒマラヤ山脈の峠道(?)
での出来事でした。
この道中は悪路過ぎて、
何度も死を覚悟しました・・・。(遠い目)
今回の記事は以上です。
ありがとうございました。