今回はコーヒー豆の保存についてです。
コーヒーの美味しく飲める期間ってどのくらい?
コーヒー屋さんによって、言ってることが違うんだけど 笑
コーヒー豆の保存方法は密閉容器で常温保存
コーヒー豆の保存方法は、基本的に密閉された容器(缶が望ましい)で常温保存が良い
ただし、①コーヒーは豆のままなのか、粉に挽いた状態なのか?
によって保存期間が変わります。
さらに、②2、3週間以内に飲み終わるか、終わらないか?
によって保存方法が変わります。
パターン別 コーヒー豆の保存方法と保存期間
①豆のままの状態で、焙煎後3週間以内に飲みきる場合
常温保存です。
このパターンが一番美味しい。おすすめです。
②豆のままの状態で、焙煎後3週間以上保存する場合
冷凍保存しましょう。
最初の2週間は常温でもいいです。
③粉に挽いた状態で、焙煎後2週間以内に飲みきる場合
常温保存ですね。
2週間後は酸味が出てきてしまいます。
④粉に挽いた状態で、焙煎後2週間以上保存する場合
冷凍保存一択です。
あまりおすすめできません。
※諸説あります。
※どの場合でも、密閉された容器で保存しましょう。
※冷凍保存の場合、6ヶ月程度は最低限の風味が保たれます。
なぜコーヒーの保存方法と保存期間が変わるの?
①豆劣化の4要素
②風味のピーク
③豆の熟成
これらから解説します。
①コーヒー豆劣化の4要素
コーヒー豆を劣化させる要素は次の4点と言われています。
①酸素
②水分
③温度
④光
※影響が大きい順です。
これらをカットする為に、密閉され光を遮断する容器が必要となります。お茶缶、実は最高です。中蓋もあって①空気も④光もシャットアウトしてくれます。
冷凍庫は、
②水分対策(ドライな環境)
③温度も一定
④光も入らない
ので、保存に適していると考えられます。
②香りと味のピークは?
コーヒー豆の香りのピークは焙煎後3〜5日目。
※ガスクロマトグラフィーという気体の検査装置で測定した人がいます 笑
味のピークは3週間ほど、と言われてます。
基本的には、3週間以内に飲みきりたいです。
③豆の熟成とは
焙煎後、豆は常温(16〜23℃)に置いておくと熟成が進み、味に良い影響があると言われてます。
(3週間以上だと酸化の影響が大きく、風味はゆっくりと劣化していきます)
味のピークは焙煎後10日〜20日の間くらいです。味の変化を楽しみましょう。
まとめ コーヒー豆の保存方法と保存期間
コーヒー豆の保存方法と保存期間をまとめます。
①密閉された容器(缶)
空気と光を遮断できる容器なら○。
②常温保存
豆の熟成を進めたいので、16℃〜23℃程度の温度の変化の少ない冷暗所で。
③そして2週間程度で飲みきる
豆のままなら3週間以内。
粉なら2週間以内で。
保存容器の補足
お茶缶など空気も光も遮断できる容器が最高です。
無ければ、ジップロックでも構いません。豆の袋をそのままジップロックに入れて保存して下さい。
その変化を楽しみつつ、そしてどこかのタイミングで訪れる最高の1杯との出会いを是非味わってみて下さい。
今回は以上です。
ありがとうございました。