けど、どうやればいいのか全然分からない。
不安しかない・・・。
ネット上にはカフェ開業ノウハウがあふれています。
でもイマイチ具体性に欠けていたりします。
そして、薄っぺらいノウハウを学んでも
でも、それで実際儲かるの?
と、不安なまま。
というのも、
どのブログ記事も
どのYouTube動画も、
売上作りという大事な部分は語られてなかったりします。
そこで、できる限り
- 具体的に
- 分かりやすく
- 儲かりやすい
「カフェを作るためのやり方」
について動画にて解説します。
動画は今後も追加していく予定です。
是非、このページをブックマークしておいてください。
ぱる出版さんより私の本が刊行されました。
日本一、ハードルの低いカフェ開業を目指す!
という内容になっています。
直近でカフェ開業を目指してはなく、将来的にはカフェやコーヒーショップをやりたい。
と、漠然と思っている方には、こちらの無料オンラインスクールをどうぞ。
- 未経験
- スキルゼロ
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- 貯金ゼロ
から始めて、3年で必要な準備をして、開業する方法を解説。
カフェの開業に必要な資格
カフェ開業セミナーの1発目の動画は、資格や許認可についてです。
「喫茶店営業許可」が廃止され、カフェ開業は「飲食店営業許可」が必要になりました。
その許可を取得するのに、必要な資格は「食品衛生責任者」です。
基本的には、これだけでOK。
「調理師免許」などは要りません。
ただし、場合によっては必要な許可・届出・資格がいくつかあります。
- アイスクリーム類製造業許可
- 菓子製造業許可
- 深夜酒類提供飲食店営業開始届出書
- コーヒー製造・加工業の届出
- 防火対象物使用開始届出書
また、HACCAP(ハサップ)への対応も、保健所から求められるようになりました。
これらも含めて、解説しています。
カフェ開業に必要な資金
小さなカフェであれば、自己資金は100万円からで大丈夫です。
借入も含めて、開業資金を500万用意すればカフェ開業費用をまかなうことができます。
- 物件取得費用(130万〜)
- 内装費(150万〜)
- 厨房設備(50万〜)
- 家具(30万〜)
- 材料仕入れ(20万〜)
- その他(20万〜)
- 運転資金(100万〜)
開業コストの抑え方も含めて、解説してみました。
カフェ開業でお金をかけるべきところ・かけてはいけないところ
普通にカフェ開業を実行に移すと、初期コストである
- テナント取得費
- 内装費
- 厨房設備費
などが想定よりも積み上がっていくものなので、できる限り節約したいです。
また、開業後の月々のランニングコストで大きな部分を占める、
- 人件費
- 家賃
- 原価(材料費)
これらも、できるだけ抑えたいです。
しかしケチった結果、売上が上がらずにお店が失敗しては、元も子もありません。
そこで、この動画ではお金をかけるべき唯一のポイントについて、解説します。
お金をかけるべきポイントは、ズバリ
「坪単価」
です。
カフェ開業までのやることリストと手順
カフェ開業準備のやることを順番に並べてみました。
必ずしもこの順番じゃなくても大丈夫ですが、効率良く最短で進みたい場合、参考になるのではと思います。
- テナント内見
- テナント申し込み
- レイアウト決め
- 内装屋概算見積依頼
- テナント内定
- 融資申請
- 保健所にレイアウト相談に行く
- 内装正式見積依頼
- 電気・水道・他工事見積依頼
- テナント契約締結
- (3相200V動力工事発注)
- キャッシュレス決済端末発注
- 内装工事発注
- 機材類・家具類の発注・購入
- ライフライン開通申請
- 消防署に工事開始届け
- 必要であれば防火管理者取得
- 原材料(仕入れ)の手配
- プライスカード・POP・チラシの作成
- SNS・HP作成
- 配送業社選定
- 内装工事開始
- 保健所に営業許可証の申請
- 電気・水道・ガス・看板などの工事
- 内装工事終了
- 設備・機材の搬入、接続
- 各機材の試運転
- 保健所の検査
- 商品の試作
- 営業許可証取得
- プレオープン
- オープン
カフェ開業のテナント選び
【動画は製作中です。】
テナント選びは、飲食ビジネスのセンターピン。
一番重要です。
そしてテナント選びのコツは、
「坪単価は高めだけど、家賃の総額は抑える」
です。
つまり、
「良い立地にあるけど、狭い物件」
こんなテナントだと、
- 集客に有利
- 毎月のランニングコストが安い
ので、経営に有利です。
そのうえで、失敗しないテナント選びのコツは。
- 1階路面店
- 間口が広い
- 面積は狭い方が良い
- 建物に共同トイレがある
このような物件で、
「テイクアウトや物販を売上の中心とし、店内飲食の売上以外でも経営できるお店を目指すこと」
これが最も安全に個人でカフェ開業を成功させる方法と、私は考えています。
しかし、お客様がくつろげるような、オーソドックスなカフェをやりたい場合となると、話は異なります。
ある程度のテナントの広さが必要となり、1階路面店だと家賃が高過ぎてしまうからです。
その為、通常のカフェスタイルの場合は、
- 人通りはなるべく多い通り沿い
- 2階か地下1階のテナント
- 専用階段があること
- 通りに看板を出せること
このようなことが条件となってきます。
2階や地下のテナントにして家賃を抑えつつ、しかし通りへの露出はしっかりとできる、そんな店舗を狙いましょう。
- 図面にサイズを記入する
- ライフラインの確認(特に電力の容量)
- 前テナント残置物チェック
- 建物共有部分活用できるかチェック(特にトイレ)
小さなカフェの間取り・レイアウトのコツ
小さなカフェは、店内喫茶での売上の上限が低い。
そのため、
- テイクアウト
- 食品販売や物販
この2点で売上を作る。
小さなカフェに有利なテナント
- 1階路面店
- 間口が広い
- 広さは5〜7坪(10坪程度まではOK)
- 建物に共同トイレがある
食品販売や物販を伸ばすため、そのディスプレイを中心にレイアウトを考える。
カフェ開業の内装のやり方
内装工事は内装業者さんに依頼せず、自分が現場監督になるつもりでやりましょう。
費用が驚くほど安く済みます。
用意するものは3点。
- お店の外観イメージ図
- 店内レイアウト図
- 厨房設備など機材の一覧表
これをもって、各業者さんを手配します。
- 電気工事業者
- 水回り工事業者
- ガス工事業者
- 看板工事業者
- オーニングテント業者
- 内装・外装施工業者
内装・外装施工業者さんは、リフォーム業者さんでOK。
内装費をさらに圧縮する方法は、「前テナントの残置物を活かす」です。
- エアコン
- トイレ
- 壁
- 床
- 入り口ドア
- オーニングテント
など
前テナントが退去して、原状回復が入る前に交渉し、残せるものは残してもらいましょう。
カフェ開業で必要なもの一覧
カフェ開業に必要な設備やモノの一覧を公開、解説します。
- 冷蔵庫
- 冷凍庫
- 製氷機
- 給湯器
- 浄水器
- コーヒードリップマシン
- コーヒーグラインダー
- アイスディスペンサー
- 電子レンジ
- コンロ
- エアコン
- ※エスプレッソマシン
- ※コーヒー焙煎機
- レジ
- キャッシュレス決済端末
- 掃除機
- ハカリ
- パソコン
- プリンター
- ラミネーター
- 電話
- Wi-Fi
- ショップシーラー
- レジロール予備
- 釣り銭(5〜6万円分)
- 両替準備金
- プリンタインキ
- コピー用紙
- ショップ住所印
- 手書き用領収書
- ショップカード
- ポイントカード
- カウンター内手洗い器の設置
- 食器洗いシンクの設置(消毒液も)
- 外から見える温度計付き冷蔵庫
- 食器収納用の扉つき収納棚の設置
- お客様も利用できるトイレの設置
- トイレ用の手洗い器の設置
- カウンター内で調理などすること
カフェ開業に使える仕入れ先
カフェ開業における仕入れ先の確保はどのようにすれば良いか?
- 食材
- 包装資材
- 器具類
それぞれ解説します。
- UCC
- キーコーヒー
- キャラバンコーヒー
- 西原商会
- タカナシ
- 食材卸のネット通販
など
- ニコノス
- ヤマニパッケージ
- カフェグッズ
- ストアエキスプレス
- シモジマ
- パッケージ通販
など
- ユーエスフーズ
- UCC
- 兼松
- セラードコーヒー(マドゥーラ)
- ワタル
- ユニマットキャラバン
- 海の向こうコーヒー
- ワイルド珈琲
- 松屋珈琲
など
- ラッキーコーヒーマシン(UCC)
- ユーエスフーズ
- キーコーヒー
- キャラバンコーヒー
など
カフェ開業を失敗しないために
カフェ開業で失敗する人の、ありがちなカン違いをランキング形式にしてみました。
1位 美味しいものを提供すれば、売れる
2位 内装や外観はおしゃれでなければいけない
3位 テナント家賃は安い方が良い
4位 メニューを充実させなければいけない
5位 性能の良い業務用のマシンを使うべき
6位 お店のコンセプトはしっかりと持つ
ちなみに、「お店の売上に影響する要素」は以下のツイートの通り。
「次のうち、店の売上に一番影響する要素は?」
①テナント・立地
②外観・雰囲気
③店内レイアウト・ディスプレイ
④品揃え・メニュー
⑤品質と価格のバランス私の答えとしては、影響の大きい順に①→⑤。
これらは、「味」や「接客」よりも実は影響が大きいのでは、と思っています。
— いっちー@焙煎屋 (@icchicoffee) May 5, 2022
これらをまとめてひと言で言うと、
「飲食店としてのマーケティング力」
これが重要になるかと思います。
小さなカフェのコンセプトは「一点集中」
小さなカフェのコンセプト作り、メニューや商品作りの、本質について解説します。
一番のポイントは、
「一点集中突破すること」
これには、2つの理由があります。
- ランチェスター戦略にもとづき、「弱者の戦略」を採ること。
- 2秒で判断できる、「分かりやすさ」を提供すること。
ひとつの商品カテゴリーに集中することは、他の可能性を切り捨てることになります。
もったいないし、とても怖いことだと思います。
しかし、成功の確率は高まります。
「分かりやすさの提供」は非常に重要ですが、多くのお店ができていないポイントです。
商品カテゴリーを1点に絞ることによって、
- お店の外観
- お店の看板
- お店の内装
- お店のディスプレイ
- お店のパッケージ
- お店の掲示物
- お店のメニュー
- お店の名前
ときには、
まで、統一感あるお店作りができ、そこまで徹底することによって
「2秒で伝わる分かりやすさ」
を実現できます。
具体例を交えて、解説しました。
小さなカフェの最強の武器は「コーヒーの豆売り」
ポジショントークになります。
小さいカフェは、食品販売や物販に力を入れた方が儲かりやすいです。
なかでもコーヒーの豆売りは色々な相乗効果が期待できます。
自家焙煎というと、ハードルを高く感じがちですが、実際はそうでもありません。
これからカフェ開業を目指す方は、オプションのひとつとして「豆売り」に注目することをオススメします。
通わないカフェ開業セミナーまとめ
カフェ開業をしたい人は、情報を求めてYouTubeを見たり、このようなブログを読んだりして、勉強をすると思います。
また行動力のある方は、カフェスクールに通ったり、若い人であればカフェでバイトしたり。
つまり、「勉強」や「修行」をするワケです。
ですが、私のおすすめする「カフェ開業への第一歩」は、「挑戦」です。
- 自分で商品を作り
- 自分で集客して
- 自分で販売する
このようなことを通して、小さな成功体験を積むことが最も有効と考えてます。
マーケティング筋を鍛え、リアルで開業に向かう自信やマインドが手に入るからです。
やり方は、このブログ内にて解説しています。
よかったら読んでみてください。
また、今回の記事は今後も動画を増やし、セミナーの内容を充実させていきます。
是非このページをブックマークしておいてください。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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